見上げた空がよどんでいても、今日もどこかは晴れている
なかなか筆が進まずにいたので、過去の下書きに加筆修正を加えて投稿しようと思う(継続して書かれている方は本当に尊敬)
遅ればせながら、NHKの18祭を見た。
全国の18歳と、アーティストさんで、一緒にパフォーマンスを作り上げる番組。
すごく、すごく、良かったな。
今年の曲は、BUMP OF CHICKENさんの「窓の中から」。
この曲がとにかくすごく素敵で。
静かに淡々と始まって、サビでぐっと盛り上がって、
私にはなんだかそれが心の叫びのように聞こえた。
抑圧された日々の中で押し込んできた気持ちとか、
言えないでいるうちに忘れちゃった気持ちとか、
そういうのを思い出させてくれて、全部丸裸にしてくれて。
特にコロナ禍って、感じちゃいけない、感じてもしょうがないことってたくさんあったなと思って。
奪われた日常への悔しさとか、
あがいても状況が好転しないことへの無力感とか、
全部コロナのせいにしちゃう自分への不快感とか。
少なくとも私はそう。
でも、そういう「感じちゃったこと」「しんどく思っちゃったこと」を丸々受け止めて、そういうの全部歌にのせちゃおうぜ!って背中を押してくれてる感じがした。
だから、18祭で歌ってる子達が良い表情していて、なんだか泣きそうになって。
自分の思いを、心からの叫びを、歌にのせてるのが伝わってきたし、同じ思いを持つ仲間たちと自然と目が合って、笑い合ったり、泣いちゃったりしてる姿もキラキラしてた。
私はもうキラキラできないかもしれないけど、でも、キラキラしてる人に感化されるくらいの心はまだ残っていて。
じゃあ私も!って動けるほどタフでもないけれどさ、ちょっと体があたたまるくらいには、エネルギー分けてもらった気分がした。