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2年目なのに慣らし保育

娘、保育園に通い始めて2年目に突入したわけですが、表題の通り最近毎朝泣いており、慣らし保育状態になっている。。

4月の初旬の保育園は全体的に地獄絵図で、新入児は皆ワンワンと泣いて家族との一時的な別れを受け止められない様子で(かわいい)、娘もつられてわんわんと泣いていた。1年前もこんな様子だったな~と。
保育園側にとっては春の風物詩のようなもんでしょうが、親としてはやはり葛藤があり、後ろ髪引かれる思いだ。

しかし新年度が始まって3週間が経とうとしている今、泣いているのは我が娘のみになった。
えーっと、何で君が泣いてるんだっけ・・?

いや、確かに泣きたくなる気持ちはわかる。
新年度、という概念もない中である日いきなり大好きだった担任の先生が変わり、教室が変わり、クラスのお友達の半分が知らない人になったとしたら…。それまで仲良く遊んでいたお友達が、ある日いきなり転園して一緒に遊べなくなってしまったとしたら…。
1年かけて築いてきたホームが突然アウェーになったんだもんね。

我が家は毎朝保育園への送りは、在宅勤務比率の高い主人の担当ですが、昨日はついに娘が保育園に行くのを大暴れして嫌がり、お休みすることになった。

仕事を午前で切り上げて自宅に戻り、主人は入れ替わりでお仕事へ。
「行きたくない時もあるよね」。

娘はふつうのテンションでしたが、朝は相当泣いたのでしょう、目が赤く腫れていた。

娘のことを思うと、「ゆっくり慣れていってくれればいい、大人の都合でごめんね」と申し訳ない気持ちが出てくる。
一方で、会社に属する者としては、同僚やお客様に迷惑を、そして翌日の自分に負荷をかけているこの現実も、なかなかに重い。

夜、お風呂に入りながら「明日保育園いけるかなー?」と娘に話しかけてみると、
「〇〇(お友達)ちゃんえんえんしてたら、いいこいいこする」
「せんせいによんぽぽ(※タンポポ)どーぞしたい」
と、明日への意気込みを教えてくれた。
娘も保育園に行きたいと思っているようだ。

そして今朝、職場に頼み込んでリモートワークとさせてもらい、娘の送りを私がいくことにした。月に1回あるかないかのレアケースで、娘は非常に喜んで、手をつないで一緒に外に出た。
自転車で5分、徒歩で10分の道のりを、少し遠回りして30分かけて保育園に向かった。
園が近くなると、「ママ、あかちゃんして(=だっこして)」とのリクエスト。声かけしながら歩き、正門まで来たとき、
「おうち、かえる」
と娘が言った。
内心めちゃくちゃドキッとしたが、「ママと一緒に中に入ってみる?」と問いかけたとき、「うん」と小さく返事があったので、抱っこしたまま玄関から園内に入った。

「ママ、〇〇(娘)ちゃん、じぶんでくつぬげるよ、みてて」
玄関で抱っこを解いて、自分で靴を脱ぐところを見せてくれた。自分で靴を、靴箱にしまった。
すごいな、成長している。がんばってる。

お部屋に入ると、まだ登園時間には早く、半分くらいのお友達しか来ていないようだった。
娘は私の足にコアラみたいにしがみついて、「ママあかちゃんして(=だっこして)」と不安そうにつぶやいた。
抱っこすると、首や肩にギュッとしがみつく手に力が入っていた。
お支度をしたところを見計らって、先生が代わりに抱っこしてくれたが、そのころにはやっぱり泣いてしまって、「ママ、〇〇(娘)ちゃんもおうちかえりたいよー」と言っていた。かなり辛かった(私が)が、あとお願いします~とそそくさと保育園を後にした。

保育園を出てから部屋の窓をチラッと見ると、先生に抱っこされながら何かをおしゃべりする娘がいた。もう泣いていなかった。
そんなもんだ、わかってる。

しかし、私の中の罪悪感がなかなか消えない。
正解がわからない。
わからないけれど、今時点ではやはり保育園に行ってもらう毎日がベストなんだと、そう思っている。

どうか毎日を楽しく過ごしてほしい。
笑っていてほしい。

今日は少し早めにお迎えに行く予定。
娘にとってどんな一日だったか、早く聞いてみたい。



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