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テーマ別、1年総括!

あっという間に12月30日!皆様はいかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、私は個人コーチングでも、組織向けでも、「リフレクション」や「終了セッション」をとても大事にしています。
体験したことは、そのままでも十分価値はあるけれど、振り返ることで、体験したことをそのままにせず、意味を見出し、次につなげることができるからです。
今日は、そこまでの高尚なものではないけれど、今年大きく自分に影響した5つのテーマについて、ゆるゆる振り返ってみたいと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
5つのテーマ
1.リトリート
2.マネジメント(仕事、リーダーシップ)
3.システムコーチング
4.音楽(趣味)
5.不妊治療→妊娠

1.リトリート
私の2021年は、2020年の最後に参加した3泊4日のリトリートからすべてが始まりました。リトリートとは、大きく言うと「数日間日常を離れ、自然の中等で心身をリフレッシュすること」です。2.のテーマにもつながりますが、2020年の終わり頃、私は望んでマネージャーになったにも関わらず、自分の至らない部分しか見ることができず、自分の何が役に立つのかもわからなくて、とにかく絶望していました。
そんなタイミングで、尊敬するファシリテーターの方が「目的はない」「自然の中で自分と向き合い、時にそこにいる人と対話をする」リトリートを主催するということで、頭を真っ白にして何かを見つけたかった私は、気が付いたら参加を決めていたのでした。
そこでの詳しい感情のことは他のnoteにまとめているので割愛しますが、ここでの経験を通して、「頭で考える」以外のチャネルから得られるもの、「感じる」ことの素晴らしさ、自然が与えてくれる力、初めて会う利害関係のない人達と、気が付いたら薪ストーブを囲んで自分の弱さをさらけ出す体験をし、「ああ、人との関係って本来こういうものだよな」と感じることができ、自分への信頼、そして周りの人たちへの信頼が勝手に満たされていきました。


この体験に感動し、「提供する側を、やりたい!」ということで、夏に自分でリトリートの企画/実施もしました。冬に体験したインパクトを実現できたか、はきっとあまり気にしなくてよくて、自然の中で自分と向き合い、少し涼しくなった縁側で参加してくれたメンバーとぽつぽつと語り合う空間を作り出すことを有言実行できたこと、は今年立てた目標を達成できた、という意味でよかったなと感じてます。
今後も同様の形でバリバリやっていくかはおいておいて、ただ人間として誰かと話す機会づくり、自然の中で自分をチューニングすること、は続けていきたいと思っています。

2.マネジメント
昨年、初めて管理職(マネージャー)というものになりました。これは、望んでなったものでした。なぜ望んでいたかというと、自分の中で「組織(集団)と人」というテーマは一生追求していくだろう、という中で、リーダーやマネジメントをする立場の人たちの存在や影響力の大きさを常に感じていたからです。
「だから自分が理想のリーダーになってやるぜ!」という意味ではなく、「組織と人に関わっていく人間として、リーダーとなる人たちが、どんな壁にぶち当たり、どんなことに悩み、どんなやりがいを得て、どう影響するのか、というのを身をもって体験したい、その上でリーダーの人たちや組織に関わっていける人になりたい」
これが理由でした。
で、実際についてみると。
自分の発言の影響力の変化、見られ方の変化、役割の変化、そこにスキルとして足りていないもの。足りていないものがチームに及ぼしてしまう影響。
いろんなものが一気に覆いかぶさってきて、「なんでこんな向いていない人間が、ポジションについてしまったんだろう」と自己嫌悪しかありませんでした。ベテランマネージャーの動きや視点との差と比べ続け、「早く降りて、ふさわしい人についてもらわないと…」なんてことも考えました。
でも、1.の体験も経て、ほとんどのことは、自分の心の問題だ、と気が付きました。向いてるか向いてないかじゃなく、やるかやらないか。
レベル1の勇者は、いきなりレベル99の勇者にはなれない。HPもMPも違うけど、色んな冒険を経て少しずつレベルアップしていく。
そう気づいてから、気持ちはとても楽になり、自分なりにレベルアップすることに集中できるようになりました。自チームの中での役割はもちろん、「会社全体の中のマネジメント職」として組織のために何ができるか?ということも含め、多くのことを体験し、自分なりに動いた年でもありました。
レベルや経験としてまだまだ足りないし、落ち込むことはあるけれど、ただ悲観したり、比べたりすることはもうしないと決めてます。苦しんだことも、手ごたえを得たことも、全部肥やしにして、今後私が組織と人に関わる上で全部還元するつもりです。

3.システムコーチング
システムコーチングとは、確か1年半前?位に出会いました。これまで、人事(労務・採用・制度設計中心)、キャリアカウンセリング、ワークショップデザイン、個人コーチング、と自分が出したいと思うインパクトに対して必要だと思う学びは自分でとってきたつもりでしたが、どうしても欠けていると感じていたピースがありました。
それが、「集団となったとき、ソフト(感情や関係性など)な部分がどうしても無視されがちである」というところでした。
何か問題があったときに、制度や仕組みにすることはできるかもしれない。ワークショップ等で一時的に士気をあげる場づくりや、ビジョン策定等もできるかもしれない。
でも、私が求めていたのは、集団になったときにいつの間にか無視されがちな、でも本当はすべての根源であり、すべての事象に影響している、「関係性や感情に関わっていくこと」でした。
そんな時、入社して数カ月の同僚が、システムコーチングのことを教えてくれました。
システムコーチングは、平たく言うとシステム(共通の目的をもつ集合体)そのものにコーチングをしていく手法です。
ピンときた私は、聞いてすぐ基礎コースに申しこみ、気が付いたら応用コースを終え、9月からは100時間の実践コースに進んでいます。
仕事を全力でやりながら、仕事以外でシステムコーチングの実践をやる(ちなみに、集団に関わることもあり、システムコーチングでは事前準備は必須です。事前のアンケートやインタビュー、見立て、コーチングプラン作成、日程調整、提案、ペアのコーチとの打ち合わせetc...私は提供するコーチング時間の倍くらい時間かけてます…きちんとやっただけ手ごたえもあるので…)のは、時間的にはかなり死にそうですが、とにかく充実感がすごくて。実際に関わったシステムが生き物ののように自ら動いていく瞬間に立ち会えた時の感覚は、本当にたまりません。
人と組織に関わる中で、「欠けている」と感じていたピースにぴたっとあてはまったように感じていて、今はここにのめりこんでます。
これだけをやっていきたい!というよりは、これまで培ってきたスキルと連動させ、新しい武器を得ている感覚です。しっかりやりきって、これから関わる場に、組織に、どんどん還元していきたいと思ってます。
※引き続きクライアントさんも募集してます!!!

4.音楽
とにかく1~3に必死&コロナもあって、元々今年は「ライブ一本やれたら幸せだな」と考えていたのですが、とても大好きなプレイヤーの方から「あなたのバンドで出てみない?」とイベントのお誘いをいただいて、今年もライブを一本やることができました!(本当に感謝!)
周りの凄腕プレイヤーを見ていると、この人たちは本当に音楽を愛しているのだなあ、と感じます。なんだろう、手が空いたら楽器触っちゃう、みたいな。
が、おそらく、私は音楽も好きだけど、どちらかというと、音楽という手段を通したチームプレイ(ここのポジションに、この表現を実現してくれる大好きなプレイヤーがいてくれて、こんな風に活躍してくれて、こんな世界観を一緒に表現できたら…)が好きみたいです。「メンバーの歌やここの演奏がかっこよかった!」「バンドとしてかっこいい!」とか言われると最高です。自分が褒められるのもうれしいけど、バンドやメンバーが褒められるのが100万倍うれしい。
私は、ライブをやる、そこに向けて曲や世界観を一緒に作っていくということ(及びライブ当日にお客さんと作る空間)が好きなんだなーと改めて感じました。これからも、1年に1~2本でいいから、細くてもいいから長くこの趣味を続けていきたいな、と改めて思います。
一緒に出てくれたメンバー、企画を立ててくれた方々、対バンの方々にあらためて感謝です

5.不妊治療→妊娠
今年欠かせないテーマの一つとしては、妊娠があります。実は、うちの夫婦は不妊治療を経ています。夫と年の差婚(私の方が上)なので、何かあれば私だろう、と思い込んでいたのですが、二人でクリニックに行ったところ、男性不妊が見つかりました。
手術すれば改善が見込める、ということで手術を選択。が、コロナで実施は数カ月先に…私の年齢はさらに進む…等もやもやもしましたが、夫が最初に検査にいくところから手術まで全部積極的(当たり前のこととして取り組んでくれた)こともあり、3月に手術をし、奇跡的に5月に妊娠が発覚しました。今は32週です。
多少気持ち悪くなったり、マイナートラブルはありましたが、元々虚弱体質で普段から人生の2/3位は気持ち悪い&調子が悪い状態で生きていることもあってか、意外と大きく体調を崩すことなくここまでこれました。
何より、職場の皆さんと夫が本当ーーーーーにずっとずっと素晴らしい対応をしてくれたので、大きなストレスを抱えることなくこれたのが大きかったと思います。
まだ安心はできないし、無事に生まれたとしてもそこから先が大変だとは思いますが、準備はしつつ、あまり妄想はしすぎず、その時とその時起きたことや目の前にあるものに感謝をして過ごしていければと思っています。
(夫は育休を1年取得予定なので、無事出産できたらその辺の話も書けるといいな…)

と、超長文になりましたが、読んでくださった方、ありがとうございました!
振り返ると、改めて、たくさんの人との関わりの中で生かされている命だなと感じています。色んな形で関わってくださった皆様、改めて今年もお世話になりました。

今年の振り返りを踏まえ、また来年取り組みたいことをまとめていきたいと思います!

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