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私について、と今日のこと。

2023年が始まり、意気揚々としていたけれど、日に日に私のバイオリズムは下降傾向になり、今5月下旬に至る。

その間5カ月。
北欧暮らしの道具店でもらったノベルティの手帳に箇条書きに小さな文字でその日の出来事や気分・体調、思い至ったことなど書き連ねていた。

8年間続けたInstagramも閉じた。
noteもこのアカウント以外にもっていたけれど、閉じて今回新たに作った。

映えや丁寧や豊かな暮らしにずっと憧れていたし、切り取れば恐らく私もそんな暮らしができていた。

けれどそうでない私も私であるということを受け入れ、認めているつもりでいたけれど、そのような思考や感情が浮かぶやいなや瞬時になかったことにし、どの方角から見ても私は変わらない笑顔で過ごすことが正しいと無意識に刷り込んでいたんだと思う。

それを誰に見られるでもない手帳に書き込むことすら躊躇していたもんだから、どこまでストイックなんだとウケると自分にツッコミを入れたくなる。

ストイックゆえに、もうその抑えこんでいることすら苦しくもなり、頭の中でずっと「助けて。」と叫んでいた。

理由はたくさん。

それらを私は外に出すことを、それらを認めることが怖かった。

映える丁寧で豊かな暮らしをしているはずの私なんだから。

実際は家にひきこもり、たまにはと人と会うとどっと疲れ寝込む。
化粧っけも無くなり、寝ぐせも直そうとも思わない。
かろうじて毎日服には着替えるけれど、ほぼ同じローテーション。

もうひとかけらも切り取れない。
この先ずっとこのままなんだったら、私は何のために生きてるんだろう。

死んだ魚のような目で、笑いもできず。

そんな時、ある友人の顔が浮かび、話を聞いてほしいと連絡したら二つ返事でいいよと返信があり、昨日の夜話をした。

色んな話をした。
私がどんな風にこの5カ月暮らしてきたのかを。

するとどうしたらいいのかわからなかったのがほどけていったように感じた。

とりあえず、手の届くできるところから始めてみよう。

今日は食パンを焼き、あんこを炊いた。

酒粕の天然酵母で。
そろそろパン焼きはドライイーストに切り替え。


あんこを炊いている間の時間、とてもいい気分だった。
久しぶりに心に余裕を感じた。


このnoteを登録した。
Instagramも再登録した。

ここからまた始めてみよう。
どんな毎日でも私にとってはかけがえのない一日でもあり、なんでもない一日でもある。
どんな日だろうと私は私を諦めないようにここに記していこう。

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