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帰巣本能は五日で確立する

人も動物だから帰巣本能が備わっていますよ。

そして、私も人なので(ここ疑う余地なしで)帰巣本能は持ち合わせておりますw

そんな私の去年。

家を失いましたから、滞在先を転々としました。

その転々とした数、なんと五回。

ただね、春までは普通の奥様でしたから、一年の1/3を過ぎたころから「滞在場所転々生活」がスタートしたのです。

「もう家に帰りたいな〜。」
夕方帰りたくなるものでしょう?
ね。

これ帰巣本能ですよ。

みんな家に帰ってゆっくりしたいの。
ホッとしたいし。
安心したいの。

で、その帰巣本能なのですけど、五日もあればその場所に帰りたいな...と、人は思うみたいです。

ある日の夜、それに気がつきました。

五日あれば、その「場所」は帰る場所になるってことですね。

逆に、五日経っていないと、帰りたくないものです。

というか、帰ったところでゆっくりもできなければ、ホッともしないし、安心を覚えません。

けど、五日も同じ場所に滞在すると、そこは「帰る場所」になる。


一か月や二か月ほどの滞在で、場所を転々としていると、精神的にも体力的にも弱ります。

もちろん、心と身体は、人ひとりの身体の中で混在しているものなのだから、影響しあって当然。


ノマドライフって、何やら聞こえはステキだったりしますが、気苦労も多いはず。

「はず」というのは、きっと通常のノマドライフされている方がたって、私のようにある日、住む場所と夫(妻)を失うという形でスタートしていないはずでしょうから。

だから、もっと軽々とこなしているのだと思うのですけど、どうなのでしょう?

私は、私の経験しか話せませんが「ある日、予期せず全てを失った」ところからスタートするノマドライフは「地獄」です。(地獄行ったことないけど)

可能であれば、経験しないほうがいいです。絶対におすすめしません。

ま、なかなか経験できるものでもないでしょうが...。

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