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知ってほしい。カンバスのこと、字幕のこと。

はじめまして。株式会社カンバスです!
このたび、noteを始めることになりました!これまでなかなか発信できなかったことを、楽しく、分かりやすく、丁寧に伝えていきたいと思います。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


まずはカンバスが何をしている会社なのか皆さんに知ってもらいたいので、簡単に会社紹介をさせていただきます。

◾️株式会社カンバスは、何をしている会社なの?

私たちの事業内容は、大きく分けると4つです。
① 字幕に関するトータルコンサルティング
映画、テレビ、配信、DVD、Blu-rayなど、あらゆる映像に字幕を付けるためのトータルコンサルティングを行っています。字幕のことなら何でもご相談ください。
② 字幕制作ソフトウェア開発・販売
字幕制作ソフト「SSTG1シリーズ」、吹替台本制作支援ソフト「SSTG1Dub」、音声ガイド台本ソフト「ディスクラ」などの開発・販売を行っています。
③ 映像のバリアフリー制作(字幕/音声ガイド)とコンサルティング
映像コンテンツに字幕や音声ガイドを付ける「バリアフリー化」の制作を行っています。映像のバリアフリー化に関するコンサルティングも行っています。
④ フォント代理販売
視認性を高めた読みやすい字幕用フォントを、メーカーの協力を得て販売しています。

SSTGシリーズ(左から、SSTG1Pro・NetSSTG1・SSTG1Lite2・SSTG1Dub)

ここまで読んでくださった皆さんは、①から④に共通して登場する単語にお気づきかも知れません。
それは「字幕(じまく)」。そう!カンバスは、創業以来25年以上に渡り字幕に関する事業を手掛けてきた、日本における字幕制作ソフトのトップシェア企業なんです!

◾️noteでご紹介していきたいこと

実は、カンバスが手がける字幕や音声ガイドは、皆さんの日常生活に既に溶け込んでいるものです。身近で活用されながらも、プロフェッショナルならではの伝達技術や表現が凝縮されている興味深いツールなんですよ!

このnoteでは今後、以下のような内容について様々な角度から取り上げ、字幕と音声ガイドをはじめとしたカンバスの取り組みについて多くの皆さんに興味を持っていただけるような発信を続けていきたいと思っています。

・字幕について
・音声ガイドについて
・バリアフリーについて
・字幕制作ソフトの使い方について

などなど・・・

きっと、思わず「へえ!知らなかった」と呟きたくなる面白さを発見していただけると思います!

◾️字幕って、なに?

皆さんは、字幕と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
『洋画の画面に出てくる、アレのことかな?』
『耳に障がいがある人のために表示される、アレだよね?』
『YouTubeで字幕の設定をオンにすると出てくる、アレのことでしょ?』

これ、どれも正解なんです。一口に字幕と言っても、実は様々な種類があります。
代表的な活用法として挙げられるのが、映画・ドラマに表示される翻訳字幕です。
映画館で、もしくはDVDやBlu-rayで、または動画配信サービスなどで日本語ではない言語による作品を楽しむとき、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

これを読んでくださっているあなたが大好きなあの作品の翻訳字幕、実はカンバスのSSTG1で作られたかも知れません!一般には知られていませんが、SSTG1は多くの字幕翻訳家のみなさんが持っているプロ用の字幕ソフトなのです。

SSTG1による翻訳字幕制作画面

聴覚障がい者向けバリアフリー字幕は、音声が聞こえなくても内容が理解できるように、セリフや音の情報を全て文字で説明する字幕です。
身近な例として、ご自宅のテレビのリモコンに「字幕」と書かれたボタンはあるでしょうか?もしあったら、ぜひ一度ボタンを押して字幕を表示させてみてください。
翻訳字幕とは異なるつくりの字幕を見ることができますよ!

聴覚障がい者向けバリアフリー字幕の例

このほか、行政の広報動画の字幕や企業PR動画の字幕など、映像を活用するシーンが増えるにつれ字幕の需要と重要性も年々高まっています。
さらに近年、YouTubeなどのオンライン動画共有プラットフォームなどではAIによる自動文字起こしや自動翻訳字幕が表示される場合も増えてきています。とても便利な一方で、現在のAIの技術ではまだ単語や漢字がたびたび間違っていたり、日本語として不自然だったりして字幕としては不完全な場合が多いです。
カンバスは、字幕による情報伝達のプロフェッショナルとして、字幕に関するあらゆるご相談にお答えします。

◾️驚きの字幕活用術・・・「推し活」にも字幕!?

さて、これらの字幕は、外国語作品の視聴時や障がいによる不便を解消する時だけに活用されるものでしょうか?
実は最近、様々な用途で字幕を活用する方が増えているんです。
例えば、寝ている赤ちゃんを起こさないように、音声を消してテレビを見たい場合があります。そんな時は字幕を表示させれば、耳ではなく目から情報をキャッチすることができるのです。
また、外国語を勉強中で完全なヒアリングが難しい方などにとっては翻訳字幕は非常に役立ちますし、「推し活」に励む方のなかには大好きなスターの言葉を一言一句しっかり把握するため、あえてバリアフリー字幕を表示して視聴する方もいるそうです。(この活用方法には、私たちもびっくりしました!)

いかがでしたか?少しでも「へえ!知らなかった」と呟きたくなる情報はあったでしょうか?

カンバスの社名には「無限の可能性をもつ白いCANVAS(画材)に技術で描く新たなる創造」という意味が込められています。
noteという真っ白のCANVASに、これから皆さんとともにカラフルで楽しい絵を描いていけるよう、発信を続けていきたいと思います!

次回もお楽しみに!

<カンバスにご興味を持っていただけた方は、フォローをよろしくお願いします!>