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おこがましい自意識と、諦めきれないスーパーマン

じぶんのことだけ悩んでりゃ良かった子ども時代。
じぶんのこと以外の悩みの方が多くなったのは、じぶんのこと以上に大切だと思える人が増えたということ。かと思ったけど、子ども頃だって大切な人はいた。もちろん。


それはきっと、視野が広がったことと想像力が豊かになったことが理由なんだと思う。小さな心配事を見つけては「これがこんな大きな問題になっちゃったらどうしよう」とか「こんな問題まで引き連れてきちゃったらどうしよう」とか、そんなときの想像力は暴走する傾向にあるから困るよね。


最近思うのは、全てをわたしが救えると思うなんておこがましい。ということ。なんとかしてわたしが守らなきゃと構えるなんて、自意識過剰にも程がある。ということ。頼るところを見つけて、信じて、時には託して、見守る。そのバランスを見つけなきゃいけないなぁ。


それでもどこかじぶんに期待していて、つまり大切な人のスーパーマンになれるじぶんを諦めきれずにメソメソ泣いたりして、「泣いてるうちは拗ねてるだけじゃん」って冷ややかな目を向ける自分に縮こまったりしています。

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