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252 今、じわじわ人気アップ!蒲郡・竹島水族館

有給を取った晴れの一日。愛知県蒲郡市の竹島を歩いています。

竹島に渡り文学館を見学したあと、近くにある小さな水族館を訪ねました。

その名も竹島水族館。1962年開館の全国で4番目に古く、サッカー場の半分の大きさしかない小さな水族館です。2011年にリニューアルされる前は古さがゆえに入るのが不安になるほどで実際に閉鎖も検討されていました。ところがリニューアルされて以後、カピバラの飼育やアシカのショー、そして何とも言えない独特な魚の説明などが口コミで広がり、2005年に12万まで落ち込んだ来場客数は40万人を突破。蒲郡を代表する観光スポットにまでのし上がっています。

水族館といえば入場料の高さが難点なんですが、ここはなんと大人500円。気軽に遊びに来れるのも魅力です。なお、今でも市のHPには「外観は古く、ちょっと入るのをためらうかもしれませんが、中は充実しています!」と紹介されています。

それでは早速中に入ってみましょう。ちょうどアシカのショーをやっているところでした。八景島とか名古屋港水族館とかのそれと比べたら規模の小ささがわかると思います。逆にそれがローカル感を感じさせてくれるんですよね。水槽も小さいので客席も小さいんですが、平日にもかかわらずお客さんで満員でした。

アシカ、飛ぶ!

そして、立つ Σ(・□・;)! 中の人いませんよ。ラブちゃんなかなかの芸達者です。

ショーのあとは館内の水槽を廻ります。

この水族館の大きな特徴がちょっと残念な感じを出した生物たちの説明書き。面白おかしく魚たちを紹介することで来場客の興味をひくことにつながっています。

紹介されたマスカラバルブはこちら。

プロの職員を真似てドランクドラゴンの鈴木拓が書いたスズキの説明がこちら。クオリティが・・・・・・・・・

竹島水族館の紹介の際に必ず出てくるのがこちらのブロックでできた魚のマンション。各部屋に入居者の名前が書かれているんですが、

4階はイケメンぞろいのようです。6階は日々ツイートしまくりです。

この入居者、随時書き換えられています。逃げ恥が流行ったころは「みくり」と「ひらまさ」が隣同士でした。今は晴れて同じ部屋ですね。

大きな水槽はないですが、各水槽ごとに特徴のある魚たちが泳ぐ姿をゆっくりと眺めることができます。

この水族館イチオシの展示生物タカアシガニがいました。でも残念ながらアンガールズ・田中を思い出してしまうのはわたしだけ…?

こんなカニもいて、触ることができます。
意外に痛くありませんよ。

小さいながらもみどころたっぷりの竹島水族館。生き物もじわじわくるポップな説明書きも魅力の観光スポットです。

竹島水族館は復活してきているのですが、水族館の入るこの長屋建物はごらんのように寂しい状態。蒲郡は東側に遊園地やショッピングが楽しめる総合リゾートラグーナテンボスができてそちらに多くのお客さんが流れてしまっています。

形原のあじさい園と向こうに広がる三河湾

遊園地もいいですが、西浦や三谷(みや)など昔から温泉地としてもにぎわった蒲郡。これからは形原のアジサイも美しく咲く時期です。ぜひ竹島水族館と絡めて一度足を運んでみてください。


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