結局FPSが上手くなるには○○が必要

なんだかnoteを暫く放置させてしまっていたので久しぶりに。

筆者は自分より少しだけ下の実力のフレンドとプレイし、時折自分のノウハウをレクチャーすることがあるのだが、中々どうして難しい。

最近はプロゲーマーによるコーチング動画等も流行っているので、そういった動画のような細かい指摘をしても中々変化がなく、むしろ頭でっかちになり動きが悪くなる傾向にあるように思う。

何をしてもらえば強くなるのかと自分も情報収集をしていたのだが、このような切り抜き動画を見つけたので一目見て欲しい。要点は最初の40秒位なので広告を見るぐらいの感覚でぜひ。

この配信者はAPEXLEGENDS PS4版の元トップ層であり、PC版でも現役のプロを除けばトップクラスの実力者だ。

この人が言う上達に必要な練習、「死なない事」が今回の話の味噌なのだが

パッと聞き、「逃げ回れ」と言っているようにとれなくもない。

でもそうではない。

これにはこれ以上進んだら死ぬラインを見極めて絶対踏み越えるな。

という意味が含まれている。

そのラインをギリギリまで攻められたりギリギリで踏み留まれたりするのが実力なのである。

このラインを読み取る感覚(センス)を筆者は死への嗅覚や(爆破ゲーだと)タイム感と呼んでいる。

まぁ勿論実際に臭いを嗅いだりリズムを取ったりするわけではなくて。

例えばバトロワで目の前に敵がいて

自部隊のAIMがこれぐらいで、安置の広さや残り部隊がこれぐらいだから漁夫られない可能性が高い!戦おう!

となったり

戦闘を仕掛けたものの長引いてしまい別の敵がそろそろ集まってきそうだ。与えたダメージは勿体ないが下がろう!

となる判断である。

爆破系ゲームだと、移動速度から逆算して敵の発見情報から何秒たったら○○はワンチャン詰めてきてる/見られているorフリーになっている というような考えだ。

情報リソースから盤面を読む力、とも言える。

この感覚はめちゃめちゃ大事で

結局FPSの実力はこの力とAIMのかけ算なのだ。

AIMが人並みにあったとしても、このセンスを備えていないと詰めすぎて先に死んでしまったり、引きすぎて味方を死なせてしまったりする。

このセンスがあれば味方をカバーしたり逆に利用してキャリーしたり、全滅の危機から部隊を救う事だって出来る。

配信者の中でも上手い枠にカテゴライズされる人たちは大体この感覚が良く、単発で別ゲーに移ったりしてもそこそこのプレイが出来たりする。

勿論感覚を養うためには知識の蓄積が必要なので沢山プレイすることも大事なのだが、これを意識出来ない人は意外と沢山いて、チーム系の競技を長年やっていても出来ない人は出来なかったりする。

なので意識してこれは行きすぎたとかもっと行けたなとか、プレイ毎に振り返る事が最重要点だろう。動画を取ったりするのも良い。

ただまぁ、逆にAIMだけで全てねじ伏せてしまう人も居るが(笑)

実際死ぬラインをAIMで追いやる事も当然可能なので、AIMを追い求めるのも正解の一つかもしれない。

ただ筆者の経験則的には嗅覚を養うことでチームメイトがプレイしやすくなり、呼ばれやすくなってコミュニティの輪が広がったりしやすいのでこの感覚も磨く事を強くオススメする。

ギリギリを読みきってする勝利は格別だ。

諸兄らの検討を祈る。



PS:嗅覚が研ぎ澄まされてる時を能力化した漫画があったような...と思っていたら週間ジャンプの「PSYREN」という作品にそんなキャラクターが出てきたのを思い出した。古い。

今やってる漫画だと「僕のヒーローアカデミア」にそんな能力が出てくるので(あれはESP染みているが)、諸兄らにも異脳レベルになるまで鍛練を頑張って欲しい(笑)

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