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「快楽としての動物保護」を読んで

快楽としての動物保護/信岡朝子

読み終わってげっそりしてしまった。山ほど付箋をつけたけれど、もう見返す気力がない。
・シートン動物記のこと
・星野道夫のこと
・和歌山県太地町のイルカ漁を告発した映画「ザ・コーヴ」のこと
この三つの章からなっている。
読んでつくづく思ったのは、提供されるがまま受け入れてきた人生だったなということ。
シートン動物記、もちろん読んだ、好きだった。
星野道夫、写真展行った。写真集持ってる。「旅する木」も読んだ。(内容は覚えてないけど)
鯨の写真展も観たし写真集持ってる。
鯨の歌とサックスのコラボCD持ってる。
「わんぱくフリッパー」好きで観てた。
イルカ漁告発映画のことは、文化の違い?程度の認識。
イルカ、鯨を特別視。あるある。
昔読んだスピリチュアル系の本に「出産の時イルカをイメージすると安産になる」と書かれていて、信じやしないけど少し信じた。(実際の出産の時そんなことは微塵も思い出さなかった)
考え方の一面のみ、物事の表層しか見えてなかったことを思い知らされた。
正しさは立場によって違う。正しそうな主張は疑ってみることも大切だと思った。

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