精神的引きこもり
よくわからない夢を見た
けど幸せな夢だった
内容は全く覚えていないけれど、感情だけが残っている
寝ている時だけが色んなものから解放されていて、楽になれる
起きたら夢に戻りたくて気分がどっと下がる
反対に、最悪な夢を見ると、起きた時の安堵は半端ではない
夢は記憶の再編成だが、記憶にない知らない人が出てくることもある
いつかどこかで会った人なのか、誰かと誰かのキメラなのかはわからない
記憶の再編成ということは、今日夢で感じた幸福感もきっといつかの自分の幸福感なのだろう
あんなに幸せを感じることのできた自分が羨ましいし誇らしい
いつの記憶なのだろうか
最近は、誰かと遊んでも喋っても、何も感じないような気がする
友達と遊ぶことが大好きだったのに、人に会うことが億劫で仕方ない
自分に都合のいい小説でも書いて、内側に引きこもりたい気がする
精神的な引きこもりである
肉体は健康のためにウォーキングなんかを始めてみたりしている
イヤホンをしてノイズキャンセリングをして内側に引きこもりながら外を歩くのは悪い時間じゃない
寂しいという感覚も無くなった
身体の気力というものが枯渇しているのが鮮明にわかる
欲しいものもしたいことも行きたい場所も何もない
ただ家で動かずじっとしていたい
嬉しいという感覚も無くなったかもしれない
頭では嬉しいことだとわかるし自分が幸せ者だというのもわかるけれど、心が応答をしてくれないのだ
面白いとか可愛いという感情はある
斉木楠雄のΨ難という漫画原作のアニメを一日中Netflixで流しながらぼーっとしていると唐突な面白いシーンで笑ってしまうし、ゴールデンレトリバーや赤ちゃんサルの動画を見たら可愛いと思う
食べたいものもない
あんなに飲み続けたお酒も今は必要ない
お酒を飲んだ後にくる自己嫌悪が好きじゃない
死にたいとは思わない
そこまで辛いことはないし、死ぬのも面倒だ
どうしたの?とか聞かれると、こっちが教えてほしいと思う
これを書くのだって、自分が自分に自分の状況を説明をしたいのだと思う
書いたって何もわかんなかった
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