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【こまち日記inイギリス】その⑩不妊治療(IVF)胚移植編

一時帰国からイギリスに戻り、2回目の生理がこないまま
3月20日クリニックへ。

久しぶりの診察

お決まりの検査などをして、胚移植に向けた準備をしましょうということに。
ただ、まだ2回目の生理が来てなくて…と話すと

「少しだけ生理が来るのを待って、もしどうしても来ないようなら薬などで来るように調整しましょうか。そうね、イースターのころまで待ってみましょう。」

そんなにイースター文化が浸透しきっていない日本人の私としては、ん?具体的には何日待つってことだ!?と思ってしまいましたが^^;
それもさすがイギリスの文化だなーと。

できれば必要以上に薬は飲みたくないな。。と思っていたら、空気を読んだらしい私の身体、4日後に生理がきました。

また、このタイミングで移植のための料金を支払います。


胚移植準備(薬など)

生理が来てから、胚移植の準備として始まったのが、

・ホルモンパッチ(週2)
・自己注射(1日おき)
・薬(毎日)

の3つ。
採卵前までの1日3回の自己注射よりはずいぶん楽になりました。
が、注射は今度トリガーの時と同様お尻にすることに。
こちらは時間の指定がなく「夜のうちに」ということでその点は楽でしたが…
痛かった。。
射す時も痛いのですが、射した後お尻全体が腫れて痛くなることが多くて。
一度診察の時にナースにコツを聞いてみてから少し改善をしましたが、慣れるまで1日おきが憂鬱に。。

胚移植当日

移植日が4月11日に決まり、詳細の説明を受けますが、私一人で来て大丈夫とのこと。

当日準備室に入ると2組ぐらい準備していたり、終わってから少し休憩したり。
ん??みんなパートナーと来ているではないか!
この日たまたまだったのかもしれないですが、振り返ってみると確かにクリニックでも日本のクリニック以上にパートナーと一緒に来ている人が多かったので、こちらでは2人での治療!という意識がより強いのかもしれません。

ナースに呼ばれて手術室へ。
採卵の所とは違い、たまごたちが冷凍されているラボの隣にある手術室でした。
本人確認などをされ、今回戻す胚の説明を受けます。
冷凍されている4つのうち、2つを戻すとのこと。
事前に多胎児の可能性に対しての同意をしていますが、改めて確認。

ベッドに横たわると、天井にビーチの画像のプリントアウトが貼ってありました(笑)

「これはリラックスさせるためのもの?」
「そうそうww少しでも気を紛らわせるためじゃないかしら?」
なんて傍についていてくれたナースと談笑していると、、
激痛が(涙)

戻すのに必要な処置とはいえ、人によるらしいですがとにかくかなりの激痛でした。。

そりゃ、ビーチの画像必要かも、、いや、あまり効果はなかったですが(笑)


移植後

準備室に戻り着替えを済ませてから、ナースから今後の説明を受けます。

・妊娠検査薬を使って4月22日にチェックをすること
・薬などは引き続き、クリニックがストップするまで続けること
・普通の生活をしてもいいけど、激しい運動は控えること
・ある程度の飲食の制限をすること

そして、今日は帰っても一切家事をしないようにしてゆっくり休むのよ!
ご飯なんかはご主人に頼んじゃうのよ!
とのことでした。

食飲の制限は、妊婦さんと同じようなものです。
引き続き禁酒喫煙に加えてカフェイン系は避けること。
あ、グリーンティはいいわよ!って言ってたけど、それもカフェイン入ってるんだけどなぁ、、と心の中でつっこみます。
ナチュラルチーズ、特にブルーチーズは避ける。生ハムなど生系も避ける。
あ、お寿司もだめね!とのこと。
いや日本人だからってそんなにしょっちゅうお寿司食べないですけどww(特にこっちのsushiは)
…まあ本当は日本のお寿司なら毎日でも食べたいところですが。


番外編

この晩は主人に甘えてお気に入りのペルシャンレストランでテイクアウェイをしてきてもらいました。
しかも、私が好きなラム多めのメニューで。
(※主人はラムはすこーし苦手気味で、いつもはチキン多めです。)

美味しく頂いていたのですが、食事中に急激に体調が悪くなりトイレへ駆け込みます。
今食べたものを盛大にほとんどトイレに流すことになってしまいました。。

ま、まさか移植した当日にすでに着床した!?なんて笑っていましたが、まぁおそらく身体に変化があったところにラムの脂が少し悪さしたのかな。


そんなこんなで無事に移植は終了。
薬などを続け、あとは22日の判定日を待つまでです。

きれいになったはずの子宮に、なんとかしがみついてくれ!

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