✒️【たまには思い出してみようよ】

 いろんなものに気づきを得て、いろんなものに影響されて今がある。
 気づいたことをここへ書き足しつつも、たまには振り返ってみると気づくこともある。
 さあ、少し思い出してみよう。
 今までに拾ってきた大事なものを。


生活から得た気づき

・1人の時間を作って、独り言をぶつぶついう時間は大事。人にもよるが、思考が整理される。

・抽象的な表現しかできないのは、思考を放棄している証拠。
具体的に、自分の思い描く解釈を的確に文字に起こすように心がけて生活すれば、自ずと表現力と説得力が上がる。


作品から得た気づき

「この素晴らしい世界に祝福を!」
 誰も欠けちゃいけない、それが仲間ってものなんだろうね。個性的なキャラクターは唯一無二じゃなきゃね。
 冒険の動機なんて、生活費を稼ぐためで十分じゃないか。
 事件とか冒険は基本、勘違いか、やらかすか、巻き込むか、巻き込まれるかで始まる。

「フリクリ」
 世界がテキトーなら、そんなに複雑に考えることもないのかもしれない。
 思春期なら頭に角だって生える。
 頭からギターやロボットが出てきたっていい。だって世界はテキトーだし、アイデアはいつも頭の中から出てくるんだから。

「メイドインアビス」
 誰もが逆らえずに潜っていく。そういうものが冒険で、そういう人を惹きつけるようなものが魔力ってものなんだと思う。
 動機が違ってもいい、ただ冒険の目的地が一緒だから一緒に行くに至るんだ。

「とびだせどうぶつの森」
 きっと、なんでもない時間だから、すごく愛おしく、懐かしく感じるのだろう。

「無職転生」
 考え、選択し、行動を起こすのは、今の自分だ。そして今を作るのは、過去の自分の選択の結果だ。そんな当たり前のことに意外と気づかない。

「環境測定員さん」
 自分の行動の積み重ねと、その連鎖が、巡り巡って自分に還ってくる。

「めんどくさがり男子が朝起きたら女の子になってた話」
 そのキャラクターの特性があってこそ成り立つ物語には芯を持った面白さがある。キャラクターを際立たせよう。

「葬送のフリーレン」
 自分の持つ視点を他者に共有することが世界観だ。まずは共通認識となるようなわかりやすいものを提示して、一回こっちに来てもらってから自分の視点を語るんだ。そうすると不思議と引き込まれている。
 大事なことは言わないと伝わらない。
 大事なのは知ろうとすること。

「ニコの旅」
 うわちょり。めんこけりゃ何でもいいじゃないか。

「ホリミヤ」
 誰しも他人には見せない一面がある。自分から知ろうとしない限り、他人の本当の姿なんて見えてこない。本当にそんなものだと思う。
 今がずっと続けばいいのにと思う時間。でも、常に変わり続けるからこそ面白い。

「けいおん!」
 日常とはいつも通り。いろんな変化の積み重ねが、やがて馴染んで当たり前になっていく。普段はゆっくりと、たまに変則的に移り変わっていく。

「MITRASPHERE - ミトラスフィア」
 たとえ世界が消えてなくなっても、もう二度と行けなくなったとしても、そこであった出来事も、景色も、音も、人も、思い出も、誰かが覚えてさえいれば、きっとその世界はまだ存在している。確かにその世界は存在していたんだ。皆んなその世界に生きていたんだ。

「海辺のストーブ」
 そうか、ストーブが喋ったっていいのか。

「凪のあすから」
 全ては連鎖している。複雑に絡み合っている。「現状」を作り出している要因は、何一つ欠けてはいけない。たとえ、その一つ一つは小さくとも、全て集まれば大きなうねりとなる。それが物語にとって必要不可欠なのだ。その物語が簡単に解けないように、複雑に絡み合っているのだ。

【その他】
・人は理解できないものを不気味と感じる。
・必要とされるから、必要とするから、そこに価値があるから、それが生きることに意味を付ける。
・ストーリーとは、そのキャラクターそのものだ。
・音楽や匂いには記憶が宿る。
・人は病むと大体同じ言動や思考回路になる。
・何かを変えるには、まず環境を変えることだ。そして、とにかく行動を起こし続けることだ。
・キャラクターは「そいつが絶対にやらないこと」とその理由、「得意なことと苦手なこと」を付け加えるだけでかなり人間っぽくなる。
・キャラクターの「性格」はエピソードに起こせること。「設定」はそのエピソードの一部に関連すること。
・やりたいこととできることは、必ずとも一致するとは限らない。たまには立ち止まって考えることも必要だ。
・日常がいつも通りという長いスパンなら、冒険はひと時。目まぐるしく移り変わっていく。

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