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推し活の適切なペースについて。

3/2。ギタリストのCANDY MANですよ。

3月。もうそろそろ暖かくなってもいいんじゃないでしょうか。
春物の用意などせず、冬服が安くなってきてそっちに目が行ってしまう。

最近SNSでこんな投稿を見かけた。ポルノグラフィティのファンの方のよう。「私は今回1回しかライブに行けないからファンとしてはまだまだ」というもの。

推し活のペースについて考えてみたい。

今日のテーマは「推し活の適切なペースについて。」です。

「ライブ全通」や「グッズ全部買ってる」というような言葉をよく見かける。本当にスゴいと思うし、バンドをやっていた身としては非常にありがたい。正直な話、YouTubeだけ見ているよりもライブに足を運んでくれたり、グッズを買ってくれる人の方が何倍もアーティストのためになる。
ただ一方で自分のペースで推してほしいとも思う。義務感ではなく、自分の意志で来てくれたり買ってくれていることが何よりも大切。

そもそも推し活は誰かと比べるものではない。自分が行ける、もしくは行きたいと思う気持ちで行かなければ推し活にならない。「◯さんは全国回っているから私も回らなきゃ」というような気持ちで推していたらそれは義務活になっている。

そういう「全通」とか「全部買ってる」という投稿を見たら「凄いな」の一言で済ませればいい。その後に「私も◯さんみたいに頑張ろう」と続けてはダメだ。ただ感想を述べればいい。
でもそうやってお金を使っている人を「暇人」「成金」と揶揄してもいけない。そこには見えない労力がかかってることを忘れてはならない。一方全通している人も、一回しか行けていない人を見下してはいけない。お前一人の全通より他の人達の一回のほうが本人たちにとっては収益になるからな。初めて行こうか悩んでいる人の背中を押すようにしてくれ。

どこまで行っても人は人、自分は自分なのだ。ネットが発達しすぎて、人のことを気にしすぎる我々が更に人のことを気にして生きることを強いられている現代。互いが互いを尊重して、他の界隈から羨ましがられるくらいより良い推し活をしていきたい。

おまけ

今回のツアーはどこの席になるか当日会場に入って分かるタイプ。一曲だけ撮影可でSNS掲載OKということもあり、席がいい人がSNSで目立つ。たしかに前のほうがテンションあがる気持ちも分かる。でも後ろにしか見えない景色がある。こんなに沢山の人が手を挙げているのだな、ということが感じられる。本人たちが見ている景色と(反転しているけど)同じ景色を見れているとも捉えられる。
とはいえファン歴20年なのに先行で一番後ろの席だったときはファンクラブ脱退を考えました。なんで一番うしろ?

以上。

今日の一曲 Kroi「Sesame」

ぶっちぎりでカッコいい。

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