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黒白kokuhaku教会日記2「青と郷愁と歳月と寿司」

どうも姫路のhideです。
主にこんな活動をしています

1.お金に縛られない飲食店
スナックキャンディ姫路店
完全予約制パスタバルkitchen 11 店主
2.悲しいを削減するオンラインシェルター(サロン)「offside flat」オーナー
3.バンド ザ・ヒメジエンズのドラム

毎日noteを書いて、サロン記事を書いて 誰よりも何よりも自分の為に頑張ってる 漫画と音楽とゲーム好きです。 よろしくお願いします🤲

新STYLE第2回。
ダラダラと書くのではなく、文体を意識しながら書くというのも新STYLEの特徴だ。

スタイルよりSTYLEが良い。
理由は言うまでもない
そうだろ?

うどんを食べに行って食べなかったあの日の午後はこんな事があった、、そこにたどり着く前に思い出話から聞いてほしい
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青との遭遇

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皆さんは青い人を知っていますか?
何者かになりたくて、青を纏い、何者にもなれずに、自分という確固たるモノを手に入れた人です。

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開始数行で今日も書くのが面倒くさくなってきましたが頑張ります。
(今気付いたけど、そうか僕はもう書くのも面倒になってきてるんだな)

青い人は文字通り青いです。
肌の色ではありません。
装備の話です。
イメージカラーといえばしっくりくるでしょうか?

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(青い青い青い車のV3〜♬)

彼女が何故、青を纏うようになったかというと、某コミュニティで目立てなかったからです。

何者でもない自分、遠くから安くはないお金を使って参加したコミュニティイベント、そんなことだけでは誰も見向きもされず、一言で言うと結果が出せず、爪痕残せず、もっといえばきっとつまらなかったんだと思います。

彼女の魅力は人間味。
とてもリアルで情けなくて誰もが持ってるモノ。それを曝け出す姿が人を結果的に惹きつけていったのでしょう。

そこで彼女が考えて実行したのがわかりやすいアイコンを作る!というやり方。

それ自体は昔からあるし、ホームレス小谷さんという赤いオッサンが身近でも実戦していたし、当時は黄色い奥さんもいた。

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僕はヴィジュアル系と呼ばれる音楽ジャンルが大好きなんだけれど、あの人たちがまさにヴィジュアルから入るのもそういうことだし、ヒップホップの人がなんとなく同じような雰囲気や格好なのもそういうことだろう。

ヴィジュアル戦略はとても有効かつ難易度は低い。

ただやるかやらないか、、の選択でやる!を選ぶ人は少ない。

そうして青くなった彼女は縁があOWNDAYS(オンデーズ)という眼鏡屋さんに傾倒していく。

そこで働きたい!という事で、勤務先が姫路店になった。

ひょんなことで姫路に来る事になったのだ。

青いブランディングで当時は狭いコミュニティながら有名になっていた彼女が姫路という界隈屈指の古参の癖にずっと盛り上がらない場所に来る。
(あれから3年、変わらず盛り上がってませんw)

僕はシンプルに嬉しかった。

当時は絵描きもいなけりゃバンドも組んでない。頑張りたくない僕が頑張らねば姫路は泡沫の徒花になるであろう状況だったのだ。

青い人がやってくる、、
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青い力

何者かになりたい!
何か面白い事がやりたい!

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そんな青臭いエネルギーに当時のキャンディ姫路は本当に助けられた。

彼女は姫路の皆んなには助けられたとずっと言ってくれるのだが逆だ。

少なくとも僕は彼女に助けられていた。

たしかに彼女は弱かった。
青い武装はハリボテで、中身はなく、心はすぐに折れるし、頑張らない。

そんな彼女を助ける構図ではあったかもしれない。だが、それがあったから姫路キャンディは今がある。

「この田村さんって人、姫路にも呼んでみましょうよー!」

知る人が知りまくる田村さんがまだまだコミュニティでもそこまで有名ではなかったころ、本当にその走りとなっていたタムママ会の初期の初期、、そんな風に提案してくれたのも彼女だ。

そんな彼女は実際、田村さんを目の前にして緊張と恐怖で泣き出すと言う狂った飲み会になったのだが、、

レターポットという西野亮廣エンタメ研究所からの新サービスに惚れ込み、レターポットアンバサダーを決める総選挙みたいなのに巻き込まれたのも遠い昔のことのようだ
(この裏話は僕のシェルター(サロン)でやろう)

できない事が価値になる

今、僕はそんな事を伝えようとしてる。

何者でもない人の頑張りが
頑張れない人の日常が
今日(こんにち)の姫路キャンディを作った土台の一つなのだ。

こんな具体的な例が身近にあったんだ。

彼女がバリバリにやれる人だったら今の姫路キャンディはあっただろうか?
今、僕はここにいただろうか?
ちょっとわからないところがある。

果たしてレターポットアンバサダーとやらを勝ち取った彼女なんだけれど、その後も側から見るとグダグダの極みだった(笑)

そして様々なグダグダを背負い、姫路を離れ、今は九州にいる。

様々なグダグダを一つずつ倒し、、3つ倒したら2つ新しいグダグダが生まれるような奮闘。

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そして彼女は少し強くなった。
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青い人の帰還

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僕はこの日の前半は予定があり、夜に合流した。早い時間もいろんな人が顔を出してくれたみたいだ。

夜もドアを開けると見知った顔と見知らぬ顔があった。なんでも泊まってるゲストハウスのオーナーらしい。

こうやって人を巻き込めるところも彼女らしい。

部屋がいっぱいになってきたので僕は隣の部屋で作業する事にした。
少し人が減ってきてから再び合流。

合流する事になったきっかけはお店に電話がかかってきて呼びにきてくれたからなんだけど、その話も面白い、、サロンネタにしよう。
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みんな笑ってた

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とにかくその光景が僕は嬉しかった
そして暖かかった

笑うって僕は難しいと思ってる。
お笑いを見て笑うのは簡単。
(笑わせるのは難しいけれど)

日常で笑顔で過ごすことの難しさを僕はとてつもなく実感してる。

世界は絶望に包まれ、未来は見えない。
黒い煙に覆われて、、なんて出だしの絵本があるけれどまさにそれ。

そんな世界で生きてるもんだから、意識してないと笑顔は作れやしない。
意識して笑顔を作るなんてバカらしくて、疲れちゃって、かといって自然体でいると笑顔はない。

そのくせ「笑顔」は一生求められる。

求められてできるもんじゃねぇんだ。
と余計に強張る。

笑顔を生み出す方法はある
それは笑顔になれる環境を作ること
笑顔になれる環境に身を置くこと

僕は笑えない
こんなだから僕の周りには不器用なやつも多い。

そしてみんなが笑顔だった

それは笑顔を作りにいったわけでもなく
笑顔にさせられたわけでもなく
ただそこにいて、ただ笑ってた

それが生み出せる場所や人が
何でもない日常と何ものでもない人を輝かせる事ができる。

いや、むしろ輝かないを選べる。
輝いて光を分け与えるとかではなく、
ただそこにいて暖かい。

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人の心の光を僕は見た
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青い物語は皆の物語

青い人は青い人のままだった。
そして少し強くなってた。

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そして僕は、誰もがそうだよなって思った。

姫路駅近くの少し高い回転寿司をご馳走する。

とある場所での話題になる
「頑張ってる人を見るのがツライ」
まさに彼女は昔、そんな事を言う人だった。

今はそんな事は思わないらしい。
「だって私頑張りませんもんw」
だってさ。

人によって頑張る頑張らないの尺度は違う。
ダイエットに成功し、日々ランニングに勤しむ今の彼女を人は頑張ってると見るかもしれない。

ただ、おそらくだけど頑張ってやってはいないのだろう。
何故なら彼女は頑張れないのだから。
頑張らなくてもやれるようになったんだと思う。

ちょっと難しいかもしれないけれど、僕にも彼女の気持ちがよくわかる。
頑張りたくないのだ。
頑張るを正義としたくないのだ。
だから頑張らないのだ。
頑張ってるなんていいたくないのだ。

そんな人の言葉は共感は集めるけれど弱い。
力にはならない。

やっぱり頑張らないとダメだよ!の正論にあっけなく吹き飛ばされる。

でもそれでいい。

何度吹き飛んでもヘラヘラと笑ってられる、、良い意味での無敵の人になれるだろう。

やはり誰もが力強く生きていける
そんな確信を寿司を食い太りながら思った。

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手紙をもらった。
残念ながら泣かなかったけど(笑)

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また会おう!
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