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ショットバーで飲むお酒が格別だ

どうも姫路のhideです。お金に縛られない飲食店をしたり、悲しいを削減するオンラインサロン&シェルターを運営して頑張って生きています。

時が経つのは早いもので、、僕は今8月25日の出来事を書こうとしています。

僕は嗜む程度にお酒が好きなのですが、1.2を争う程に好きな飲み方があります。
ちなみに争ってる飲み方は好きな仲間と飲むお酒です。こいつは最高ですよね!

そして今日書くのは独りで飲むお酒。
しかもショットバーで静かに飲むお酒です。

何カッコつけてんだ!と思われるかもしれませんが、マジでカッコなんて一ミリもつけてなくて、ただただ好きなんです。

ただこれは結構贅沢な趣味でして、今のような活動をしだしてからは滅多にこんな飲み方はしません。

アルコールを独りで飲む。
これだけで5000円ぐらいの出費になるので
それなら他に回そう、、と今の僕はなってしまいます。
頑張ろう!!

今年はこの一回じゃないかな、、独りでBARで飲んだのは。

その時の事を思い出しながら書いてみますね

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ひさしぶりはとりあえずから

なんだか変な書き方になってしまうのだけれど、バリバリに普通の飲食店をしていた時は毎週2.3回は飲みに出ていたように思う。

今日の舞台はそんな頃によく通わせていただいてた郊外のBAR。

駅から少し歩いたところ、繁華街からも離れたところにあり、登りにくい軋む階段をあがり店内へ。

お店にとってはありがたくもなんともないのだけれど"静かに飲めたらいいな"と淡い期待を膨らませドアを開ける。

果たしてお客さんが少ないとホッとする自分がいる。


(はっきり言ってお店側としては、ふざけんな!なワケだけれどショットバーというのは特殊なところでBARのマスターもその気持ちは実は痛いほどわかっていたりする)

お久しぶりです^_^

という挨拶から

とりあえずの生ビールを頼む

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ショットバーってのは特に決まりはない。
自由なんだけれども、各々の「粋」が存在していて、僕の中では久しぶりの空間を楽しむのにいきなりマスターにゴリゴリの仕事をさせるのも野暮だなぁなんて思ってしまい、注ぐだけの生ビールを注文する。

ちなみに生ビールの注ぎ方なんてのも当然キチンとあって"注ぐだけ"なんて意識でやってると殴られてもおかしくない。

だけどバーテンダーってのは他店舗でそんな野暮は言わない。他人に求めず自分に厳しい。そんなストイックで粋な生き様がバーテンダーだ。
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ゆるやかに流れる緊張感のある時間

お互いひさびさに会うのに積もる話を矢継ぎ早に畳み掛ける事はしない。

話題はいくらでもあるだろうに2.3言葉を交わせばほどよく無言の時間がゆっくりと流れる。

生ビールをもう一杯頼んだかそうでないかは忘れてしまったけどビールの次は「ジンリッキー」というカクテルを頼んだ。

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僕がBARにいくと必ず頼むカクテル。

なんて事はないジンのソーダ割だ。
ハイボールがウイスキーのソーダ割なんだけどそれのジン版。それにライムを絞る。

友達のお店のジンリッキーがライムを半玉使ってそれはそれは格別なのだけれど、BAR毎に違うスタンダードカクテルを楽しむのも面白い。

カクテルってのは毎日新しいものが誕生している。納豆と苺をブレンドしてコーラで割ったとしてもそれもカクテルだ。
誰かやってみないか?←

スタンダードカクテルというのはそうした創作カクテルではなく、ある程度バーテンダーの一般知識として認められてる有名なものをさす。

カシオレとか(カシスオレンジ)もそう。
ドラマとかででてくるようなマティーニとかもそう。

ショットバーにはメニューがないことも多く、スタンダードカクテルならメニューを見なくてもオーダーすればまず作ってもらえるはずだ。

メニューがない
何をしていいかわからない

この不親切さもBARの魅力。
程よい緊張感が気持ちを引き締めて空間を楽しませてくれる。
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居心地のN字曲線

はっきり言ってBARは慣れてないと落ち着かない。

だけど、ハマってしまえばこれほどまでに気持ちがリラックスできる空間は他にない。
適度な緊張感からの程よい酔いが手伝ってのリラックスは本当に至福の時間と言える。

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僕はジンリッキーの後には決まって少しパンチの効いたお酒を飲む。
それはウイスキーのロックの時もあればカクテルの時もある。
この時はカミカゼというカクテルを頼んだ。
カクテルなのにアルコール度数が20%を越えるお酒。

ウォッカとコアントローとライム果汁をシェイクして作る。

ジンとウォッカとラムとテキーラが4大スピリッツと言われ、、以下略。

失礼、、

文章でも酔いがまわってきたらしい、、
BAR好きはとかくウンチクを語りたがるが、💩クが好きな人はいない。
僕も嫌いだ←

強いお酒をほりこんだ辺りで酔いがまわってくる。

記憶を呼び起こすと、このあたりで店内が混み出したと記憶している。

飲食店のような使い方をするカップルや団体できてワイワイやるグループなどを見るとBARの楽しみ方ってのはな、、なんて事が頭によぎってしまうのだけれどそのたびに自分を嘲笑する。

そんな自分に酔えるのもショットバーって場所だ。

酒に酔い空間に酔い人に酔い自分に酔う。
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夢見る憧れのショットバー

賛否はある発言だと思うのだけれど、ことさら姫路という環境では静かなショットバーを安定して楽しめる場所は少ないと聞く。

落ち着きたかったのに騒がしかったり、居酒屋みたいな状態だったり、一個何万もするワイングラスをチリンと音を立てて乾杯してしまうお客さんも少なくない。

そんなの知らねーよ!と言われてしまえばそれまでだし、お店も数字を追う必要もある。

ショットバーの常識を押しつけて顧客を減らしてしまうのも得策ではないし、その常識に縛られるのも違う気はする。

でも僕は、二人までしか利用できないようなBAR、いつ行っても静かに過ごせるBARみたいなのを作ってみたいなとも思う。

僕はBARの勉強も中途半端でやめてしまったからオーセンティックなおもてなしはたいしてできない。バーテンダーさんも雇えるぐらいに頑張らないといけないなぁ。

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これはグラスホッパー
ミントリキュールとカカオリキュールとクリームをシェイクしたもの。
アイスのチョコミントが好きならハマること間違いなしのこれまた僕のフェイバリットカクテル。

窓の外には日常が見える。

特に映えるワケでもない何でもない風景、僕にとってはどうでもいい人たち、それでも一人一人が超大作「人生」の主役。その流れをボーっと眺めながらグラスを進めていく。

このアンニュイさが最高だ。
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忙しいBARなどBARではない

この日は確かマスターが1人で対応されていた。BARのドリンクってのはグラスに注いでハイどうぞ!ではない。

一杯一杯が気合いの入った仕事だ。
それは団体であろうと同じ。
(店による、ポリシーによる)
お客さんが重なった時、オーダーが重なった時は本当に大変だ。

行き慣れてない人からしたらドリンクぐらいさっさとだせよ!ぐらいに思う人もいるだろう。そんなやつは

居酒屋に行け!
BARには来るな!

おっと酔いが激しくなってきたようだ、、

この日も相当にオーダーは重なったはずだがマスターはバタバタする素振りは全く見せなかった。

僕は飲食経験のうちスピードをとにかく要求される仕事が多かったからどうにもバタバタとしがちだ。
オーダーがいくら重なろうとスピードは早めてもバタバタしない。慌てない。

渾身の一杯を作るその為ならしっかりとお客さんに待ってもらう。

お客さんもお店の事を考える

だから乾杯を早くしたいのであれば最初は手のかからないビールにするとか、そうした心遣いの文化があるのもBARの好きなところ。

BARというのはお客さんも粋なのだ。

そんなノリが窮屈に感じる人もいるのだろう。

もう一度言う。

居酒屋へ行けw(金はくれ!)

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僕は必ずシメに頼むカクテル「スプモーニ」
を飲み干して店を出た。
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ショットバーというクローズドな世界

ショットバーにはショットバーならではの世界が確実に存在する。

それはどこか僕の作る世界と似通った部分がある。

ビジネスというフィルターを通すと僕では叶えられなかった事や、僕はやりたくない事もある。

僕は僕の理想の空間を作っている。

その中で近しいコミュニティもある。

だけどそのコミュニティが持ち合わせてない小粋な文化がショットバーにはある。

興味がある方は是非お近くのオーセンティックなショットバーに1人で足を踏み入れてみてほしい。

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著者の主な活動

著者が運営する「悲しいを削減する」が理念の 「オンラインシェルターoffside flat」 こちらは「スナックキャンディ姫路店ファンクラブ」も兼ねております。(2つのページにご招待 トータル300人突破!)

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