僕は真逆から綺麗事を迎えに行く
どうも姫路のhideです。お金に縛られない飲食店をしたり、悲しいを削減するオンラインサロン&シェルターを運営して頑張って生きています。
僕はかれこれ20年以上飲食業に携わっています。それはもういろいろ思うところもあり、願うところもあり、今のようなやり方でやらせていただいてます
で、昨日は尼崎にある餃子メインの居酒屋にお食事を食べに行きました。
チーズケーキ販売のイベントなどがあり、お知らせされていたのと、オーナーが一度お店に来てくださり、めちゃくちゃ楽しかったので。
そのお店はこちら
(オーナーは基本不在ですがスタッフの皆さんもめちゃくちゃ良い感じで最高です)
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飲食業に一度限界を感じて遠ざけた僕
飲食業ってつまらないな、おもしろくないな、、って思っちゃった時期があるんです。
それは正しい正しくないではなくて僕の思った正直な感想。
数字を追い求めないと存続できなくて
数字を追うための思考回路になって
数字のためお客さんに気に入られようとして、、
数字を意識して意見も言えなくて
数字のために嘘をつきそれを正当化して
数字に支配され人の足を引っ張って
経営者はもちろん数字からは逃げられません。
でも現場って違うよな、、
現場にたつ自分はそんなマインドでお客さんの相手してたらおかしいよな、、
だから経営者は数字の世界と綺麗事の世界の二つのワラジを履かないといけない。
僕はそこに真正面から立ち向かってやっていける自信がなかった。
だから回れ右して逃げた。
どうにか抜け道はないものか?
探して見つけてやってみて失敗してやり直して改善して、、まだまだ発展途上。
真正面から戦ってる人は僕を見るとイライラすると思うし、そんなん違うやん!って思ってしまうと思う。
僕は強がってイキってたけど、本当は怯えてたんすよね。
だってお客さんの望むものは当たり前の飲食店なんだから。
でも自分のやってる事が理想の世界を迎えに行く一つの手段として間違ってない!ってのは少しずつだけど確信してる。
僕は今となっては飲食店だけを運営してるのではなくて人生を運営してる。
これ、いきなりは意味わからないと思うのでひとまず忘れてください(笑)
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お客さんの望む当たり前の飲食店を否定していた僕
物凄いスピードで進化していったサービス業、当たり前によってありがとうが破壊された飲食店。
とにかくここに問題提起をしたくて中指を立て続けてる。
そんなスタンスなもんだから当たり前に頑張ってる飲食店やそのお店を応援してる人からしたら変なやつでしかない。
お金もらってるくせに、、
真面目にやれよ、、
僕の伝えたいことは全く伝わらず、好き勝手やってるインチキ野郎みたいな感じ(ま、、間違ってないかも、、)
結果的にお客さんも含めて、ひいては社会を豊かにすることに繋がるんだ!と信じてるもんだから、ありきたりの王道の綺麗事、
「お客さんのために」
ってスタンスを僕の方からも嫌ってた。
そうやって客を甘やかすからつけあがるんだ!
クレーマー大国にするな!
もっと楽しく働ける業界にしないと!
それは今も思ってはいる。
でも突き詰めると王道も変化球も目指すところは同じで「来る人みんながええ感じの店にしたい」わけですよ。
だから敵じゃない。
でもなんだか分かり合えない。
そんな虚しさを常に感じてた。
そして変化球を投げる人ですら
「大事なのは王道だよ!」
なんて当たり前の事ばかり言い出して
めちゃくちゃ息苦しくなってきた。
「そんなこと何十年もやってきた!!」
「俺はそんなわかりきってることを自分でしたいんじゃないんだ!!」
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お客さんの望む当たり前の飲食店を肯定もしだした僕
毎日おもしろおかしく楽しみながらも霧は全く晴れずにモヤついてる日々。
そんな風にずっと過ごしていて、このコロナ禍、、王道の飲食店の人達の頑張りも本当に大変でめちゃくちゃ一生懸命な事が見え出した。
疲弊していくお店
潰れていくお店
ロジックとしてはコロナ禍で潰れるならそれまでのお店という残酷な考えもある。
でも僕はひたすら悲しかった。
なんでだよ、、
この人達あんなに頑張ってたんだぜ?
嫌な思いもやりたくないことも、、
愚痴の一つを吐き出しながら、
お客さんの前ではそれを飲み込んでやってきたんだぜ?
なんでそんなお店がやっていけなくなっちゃうんだよ、、
もっと頑張らないといけない。
僕みたいなインチキな店で生き残ってやる!
そしたら王道な店の凄さがもっとわかる!
努力が足りなかったね、、
なんて言わせない!!
王道飲食店の全てが超努力してる店なんだ!
昨日はそんな王道飲食店で気持ちよく酔っ払った。
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綺麗事が通じる世界
尼崎と大阪で4店舗!餃子酒場満太郎を運営する「辻 孝太郎」さん
ご縁からお店に食べに来てくださっていろんな話をしました。
以前から僕の活動などにも興味をもってくださってたとのことでこちらからも色んなお話をさせていただきました。
僕は久しぶりに王道飲食店を全力で真っ直ぐにやっておられる方の話を聞いてめちゃくちゃ背筋が伸びました(すぐタルむ)
もちろん僕の周りにもそんな方はたくさんおられます。
でも逆に真っ直ぐに僕なんぞの話を聞いてくださる事がやっぱりめちゃくちゃ嬉しかったんです。
やり方が違うから、分かり合えなくても仕方ない、無理に混ざることもないって距離を置きがちな僕に「一緒に頑張ろう!」って言ってもらえてるような気分になったんですね。
辻さんは飲食店を「綺麗事が通じる世界」と言います。
現場のスタッフは数字の事なんかそこまで考えなくていい。
ただただ目の前のお客さんの満足を高めたら結果はついてくる。
そいはっきりと言います。
めちゃくちゃ最高じゃないですか。
綺麗事でまわしていけば、働く人も綺麗事で気持ちよく働ける。
僕は満太郎さんのお店はテクニックで作られた接客ではない、心からの自然な接客だなと思いました。
綺麗事も油断するとすぐにノウハウになってしまい正解になってしまう。
綺麗事を自然なまま、天然の素材のまま調理するのがサービス業経営者の極みなのではないかと思いました。
満太郎さんに特にめちゃくちゃ凄い接客テクニックがあったわけではありません。
(むしろシンプルに商品クオリティが高い!餃子もお酒のアテも美味しかった!)
(無限に食べられる肉蒸し餃子)
ただ、気持ちの良い時間を過ごさせていただいた事を記憶しています。
JR尼崎駅おりてすぐ。
また遊びに行きます!!
てなわけで僕はこれしかできない!ってなもんでしゃあなしに真逆から綺麗事を迎えに行きます。
奇をてらってるわけでも、逆張りしたいわけでもないです。
僕はこんなやつなんす(笑)
(イベント販売のチーズケーキも美味しかった!)
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↓著者の主な活動 (ナニモノリンク)
著者が運営する「悲しいを削減する」が理念の 「オンラインシェルターoffside flat」から
お金に縛られない飲食店「キャンディ姫路 kitchen 11」の案内、パスタ通販、ネットショップ、各種SNS、配信サイト、、全てがこのリンクから辿り着けます(^^)
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