相対主義〜紀元前にプロタゴラスが提言した現代の最先端にも通じ続けてる思想〜
どうも主に姫路にいるhideです。
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それでは本編へGO
人それぞれだよねー
ほとんどの議論を台無しにするこの言葉(笑)
実はこれこそがカッコ良く言えば「相対主義」なんです。
近代から現代、多種多様な価値観が生まれて、多様性だなんだ言い出して、さも最近のイケてる決めゼリフのように議論に疲れた人がぶちかます「人それぞれ」
んなこたぁわかっとるwwwww
で、これってなんと紀元前の時代から提唱されてた哲学なんですってね。
人類最古の哲学といってもいいぐらい。
つまり、、人類は全くといっていいほど思考が進化していないんじゃないか?って思っちゃいますよね。
でもそんな事はなくて、、昨今よく言われる多様性なんかは一周、もしくは何周もまわっての相対主義、、
哲学を辿っていくと、、真理というものは追求してたどり着くものではなくて、円になっていて繰り返しているものだって言われたりするんですが、まさに相対主義なんかは人類が永遠にまわり続けてる哲学と言えそうです。
思考停止の相対主義
紀元前の相対主義は何故一度廃れてしまったのか?
それは今でも会話に当てはめるとわかります。
何か議題があってどうにかしないといけないよね、、って時に
「人それぞれだからどっちでもよくね?」
で全てを片付けられたらどうでしょう?
めちゃくちゃ困りませんか?
貴方は貴方の世界がある
私は私の世界がある
それはそうなんですが、そんな風に相対主義を悪用?して他者とのコミュニケーションを断絶しては社会は成り立ちませんし、成長もしません。
行き過ぎた相対主義は思考停止に繋がるのです。
ただ、自分の軸としては相対主義という考え方をキチンと基礎の基礎の装備として持ち合わせておく事は重要。
相対主義の有用な取り入れ方
貴方という存在がいます。
貴方自身で貴方の事を臆病な人間だと思っているとします。
ところが🅰️さんからみた貴方は勇敢な人に見えてたりします。
🅱️さんからは狡猾な人だと見えたりします。
🅰️さんや🅱️さんにとっては貴方は臆病な人間ではありえない。
臆病な貴方は🅰️さんや🅱️さんの世界に存在しない。
これが相対的な考え方です。
いやいや私は臆病なんだ!!という絶対的な正解はありえないんです。
一つの正解があって、それにたどり着けない人はダメだよね、、ではなく
正解こそ人の数だけあってそれぞれの世界が作られていくんだよ、、みたいな。
そうすることで、実は争いは減るんです。
他者の他者の正解があり、それを侵すことは自らの正解も侵されることになるので自然と尊重、もしくは分断することができるんです。
好きの証明には嫌いを知る必要がある
最後に相対主義、、というか相対的な物の考え方の面白い事例を紹介します。
「赤いチューリップが好き」
この言葉は、白いチューリップや黄色いチューリップなど赤いチューリップ以外の色のチューリップを知らないと出てこない言葉です。
赤いチューリップが好き!という為には
赤くないチューリップを知らないといけないんです。
もしかしたら白いチューリップを知ることで、あ、やっぱり白いチューリップの方が好きやわ、、ってなる可能性があるじゃないですか。
僕はテンポの速いロックが好きだ!
っていうのもテンポの遅いバラードを実際に知らなければ言葉は真理となりません。
これを主義におとしこむと、一つの考え方に傾倒するにはその逆のものにもある程度詳しくなければならないという着地ができます。
ややこしい話なんですが、、例えば自民党をめちゃくちゃ応援するのなら、他の野党の事も"正しく"知らなければ本当の好きにはなりませんよ。と
とはいえ正しく物を知るってのは難しいもんで、くだらんヘイトにまみれた(またはその逆)偏った情報ばかりが目立ちがち。
まずは人類は哲学の原点である相対主義を正しく理解し生活にとりいれることから再スタートすべきなのかもしれませんね
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