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カラオケに行けない悲劇からの

閉店後歌唱でストレス解消
2020年ごろから現在まで。CD制作を決心したこれまでの流れを、
noteに記録として振り返って書いておこうと思います。

コロナ禍になって困った事は、趣味の一人カラオケに
行けなくなった事でした。
日頃のストレス解消を歌う事でぶちまけていた身には、
かなり痛かった。
悶々とする日々の中、一つの解決策を編み出しました。

それは、閉店後の自分の店で歌うこと。
マイクを通すあの快感には届かないものの、
バカでかい声さえ出さなければ、いける。

サブスクを利用すれば、歌詞も出る。
なんて便利な世の中なんだ!と、
気持ちよく夜な夜な歌っていました。

「軽音楽部」というものに憧れていた青春時代を思い出し、
さながら一人軽音楽部のようだ、と満喫してました。
ひとり営業の拠り所にひとり部活があってもいいだろう。

そこで、閉店後の店内を「放課後」と名付けました。
多少いやな事があっても、私には放課後が待っている、
そう思うと、乗り切れる気がしていました。

その延長で、自宅でも音楽時間を楽しみたくなっていました。

おうち時間でウクレレを購入

おうち時間が増えると同時に、楽器を習う人が急増しましたよね。
放課後歌唱に飽き足らず、私も例によってウクレレを買いました。
元々手が小さいのもあるのですが、ウクレレだとなんとか届きます。

楽器経験は、子ども時代にピアノを習っていたくらい。
高校時代、女子4名で浜田麻里ライブに行った帰りに
バンド結成し(ボーカル担当です)計画は盛り上がったのに、
空中分解してしまいました。

川本真琴「愛の才能」を歌番組(確かHEY×3)で観て、
ギターをかき鳴らすかっこよさに憧れ、一度はギターを購入したものの、
「F」で断念したクチです。なんか諦めてばかりですね。

でもウクレレは諦めなかった。下手だけど。
弾いてる間は無心になれて、心身ともに調子が良い。

コードって、こういう感じなのか、なるほど、
曲ってコードで成り立っていくものなのか、
掴めていく感覚がありました。
そこで曲作りへの興味も深まっていきました。

テクニックはいまひとつ上達しないのですが、
あいみょんの「マリーゴールド」をスローなテンポなら
弾けるようになった時の感動は忘れません。

歌詞にあるように「離さない」という思いを手首に込めて
ストロークすると、その思いが加速して、思いが溢れるのです。
楽曲への理解が深まっていく気がしました。

そして、自分でバックの音も奏でながら歌うことの気持ちよさに、
目覚めてしまったのです。

BGMも自作出来たら最高じゃね?
そう思って、耳コピしながら音を作って、
音源に合わせて歌ってみることに挑戦しようと思ったのでした。

おうち時間がきっかけで、自ら歌う動画をアップする人も激増しました。
顔を出して歌うというのは、ちょっとハードルが高い。
私はやった事ないです。若い人が多いですよね。

でも、若い人が多いからこそ、中年ってだけでも個性になる。
せめてそう考えて勇気を出そう。
それに顔出しなしの人も多い。大丈夫。
リアルタイムで数ある名曲に触れてきた経験は誇れるもの。

サザンが「ザ・ベストテン」にスポットライトで生初出演した日も、
テレビで見てて一夜で虜になった。伝説の夜の目撃者なのです。

いや、年齢とかより歌の上手さとか声質が大事でしょ。
加齢で高音が出にくくなる日は近づいている。
明日より今日の自分が若い。早く動かなければ。

今まで生きてきて支えられてきた膨大な曲への
リスペクトを大切にする事を心掛けながら、
「歌ってみた」に取り込んでみよう!
なんだか道が開ける気がしたのでした。

実際踏み込んでみると、その道は険しすぎましたが…

オリジナル自作曲制作への道、まだまだ続きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。





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