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静かなる青田の下の息遣ひ

ツンとすました葉の下で、何やら感じる命の気配。ミミズか、オケラか、アメンボか。いずれにしても、♪みんなみんな生きているんだ、友達なんだ~♪

「青田」は七月の季語。星野椿さんは「青田」で風を描かれました。

青田には青田の風の渡りくる  星野椿

風にも個性を感じていらっしゃるのですね。「の」の繰り返しにより、風の柔らかさや、風がくるくると向きを変える様子が伝わってきます。

そういえば、私にも「青田」と風を使った句があることを思い出しました。明日ご紹介しますね。