好きな俳句を筆ペンで 38/365

画像1 「下萌(したもえ)」とは、早春に地中から草の芽が萌え出ることを言います。この句は、目で確認できる下萌えの、更にその下の部分を見透かして詠っているところが凄いんです。その凄い目線を持ちながら、わかりやすい言葉でサラッと言葉に落とせる立子先生。私の所属する結社『玉藻』の初代の主宰です。尊敬する先輩の大好きな句なので、イラストもちょっと頑張ってみました♪(『立子俳句365日(梅里書房)』で出会った句です。季語:下萌)