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へこたれてしなると光る夏の草

太陽に向かって「はい、はい、はい、はい」と手を挙げている時よりも、「眩しさに負けた~、いいえ、世間に負けた~」と言ってうなだれている時の方が、光を受ける面積は広くなります。わからないものです。

「夏草」は夏の季語。松尾芭蕉さんの句が浮かびます。

夏草や兵共がゆめの跡 芭蕉