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ちょっとを積み重ねる

細切れだっていいじゃない、だって雨なんだもん。


ひょうきんボーイ

空手教室が近所にあって、定時で帰る時間帯だと道着を着た小学生たちが教室の前で開くのを待っている。
教室の前にはテーブルと椅子があって、保護者が外から練習する姿を見守ることができる。その椅子に座り、タブレットで動画を見ている少年の頭の上。

タブレットの保護ケースを被ってる。道着を着ているのもあいまって板前さんみたい。
ウケ狙いをしているのか、意味はないのかわからないけど周りの友達は彼のタブレット保護ケース帽子に対して何も言わない。
しょうもないんだけど、今日はやけにそれが可愛く見えた。君はどうかそのまま、小さな笑いを届けてくれ。

妄想誹謗中傷

職場のコピー機のすぐそばにはA4コピー用紙の替えが積んである。
段ボールにA4コピー用紙が4つ。コピーをしに行ったら、空の段ボールが放置されていた。

あぁ…だめだ。
コピー用紙を補充したまでは良い。でも、その段ボールの片付けもしてくださいな。その人は家で靴下を裏返して脱ぐし、トイレットペーパーを使い切っても替えないし、麦茶のピッチャーが残り2cmのまま冷蔵庫に戻して、食卓に箸が並べられなかったら「手で食えって言うのか?」って言う。

妄想の誹謗中傷をしながらその段ボールを畳んで、1つ上の階の段ボール置き場に捨てに行った。
よし、神様は絶対にこの行いを見ているぞとニヤニヤしたけど、扇風機のスイッチを4割の確率でつまさきで消すような人間はだめだな、じぶんの行動を改めなければ。

定期報告

机の上、整っています。昨日と同じ状態。
ミニマリストに憧れるけど、可愛いもの好きとの相性が悪い。厳選に厳選を重ねたミニマムな可愛いものを置けば良いと思わなくもないけど、可愛いものはいくつあってもいいんだ。

届けファンレター

帰りのバスの運転手さんが「この後、さらに雨が強くなりますのでお気をつけてお帰りください」とアナウンスをしてくれて「なんて素敵なんだ」と感動したもんだから、バス会社のホームページの問い合わせから素敵なお気遣いをありがとうございます、とメッセージを送った。
ご本人に届きますように。

おしまい!


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