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キョポンリ:成長の試練としての偽りのポンリ



ポンリ論の中で『キョポン(偽りのポンリのこと「キョポンリ」とも呼ぶ)』という概念が出てきますが、これは私、噌羅皨照が自身の経験に基づき、想惑の中で得た試練とも呼べるものです。

自己の本質がポンリであるとすれば、それを阻む外界の物事や、内部にも持ち得るエゴ、煩悩などもキョポンリとして捉えられます。

しかし、これらも成長のために必要な試練であり、想惑(イタチごっこ)の中でポンリキーを糧に克服し、そのキョポンリ自体をポンリキーとすることにポンリ論は焦点を置いています。

例えば、影響力を持つ存在や思想などもそれに該当します。影響力を持つものには説得力があり、一時的に弱いポンリの人間がそれと出会ってしまうと、ポンリキーにできず内部でキョポンリ化してしまう。
これが洗脳された状態です。

キョポンリとは

キョポンリとは自己の成長や本質を見失わせるような外界の影響や内面の障害物に蝕まれ、自分を失った状況を指します。そういった状況を作り出す具体的な出来事をキョピックといい、内容としては、以下のようなものが考えられます(※あくまで一例です)

  1. 過度なストレスを感じる出来事:日常生活や職場での過度なストレスを感じる人間関係や出来事は、自己の本質を見失わせ、成長を妨げる可能性があります。

  2. ネガティブな人間関係:自分を否定的に扱う人々や、エネルギーを奪うような関係性は、自己成長の妨げとなり得ます。

  3. トラウマ体験: 過去のトラウマや困難な出来事が、自己肯定感を損なう。

上記のキョピックに対して間違った反応をしてしまうことを
レスポンリミスといいます。具体的には以下の例を挙げます⇩

  1. 固定観念にとらわれる:古い慣習や固定観念に囚われることで、新しい可能性を見出すことが難しくなります。

  2. 自己疑念:自分自身の能力や価値を疑うことで、自己実現の機会を逃すことがあります。

  3. 情報の過剰摂取して信じ込む:SNSやニュースなどからの過剰な情報摂取は、自分自身の考えや感情を見失わせることがあります。

「ポンリ論」において、9つのポンリエネルギーに対応する「キョポンリ化」(障害となる事象に精神が蝕まれること)が存在すると仮定します。これは自己成長の試練として捉えられ、ポンリのエネルギーが不調和になっている状態を指します。

以下に、9つのポンリエネルギーとそれに対応するキョポンリの一部を示します:
ポンリ論において、9つのポンリエネルギーに対応する9つのキョポンリは以下のように考えられます:

1. 愛(キョポアモリ): - 愛に対するキョポンリは、他者への思いやりや共感、愛情を表現することができなくなることです。

2. 信(キョポフィデリ): - 信に対するキョポンリは、信頼や誠実さ、約束を守ることが出来なくなること。

3. 知性(キョポインテリゲン): - 知性に対するキョポンリは、学習や知識の追求、洞察力を高めることができなくなること。

4. 創造(キョポクリエアティオ): - 創造に対するキョポンリは、アイデアや芸術的な表現、新しいものを生み出すことが出来なくなる。

5. 意志(キョポヴォロンタス): - 意志に対するキョポンリは、目標に向かって努力し、決断を下すことができなくなる。

6. 生命(キョポヴィータ): - 生命に対するキョポンリは、健康や生命力を大切にすることができなくなる。

7. 感情(キョポエモーシオ): - 感情に対するキョポンリは、喜怒哀楽を適切に表現し、感情を理解することができなくなること。

8. 和(キョポコンコルディア): - 和に対するキョポンリは、協調や調和を大切にすることが出来なくなる。

9. 悟(キョポイルミナシオ): - 悟に対するキョポンリは、深い洞察や啓示を受けることに変調をきたしたり、自己の真実を理解することが出来なくなること。

これらのキョポンリを自己の試練と捉え、ポンリキーとして変換して行く方法がポンリ論の目標になります。ポンリキーの記事は以下↓

これらのキョポンリは、自己のポンリ(本質)を見失わせる要因となりますが、ポンリ論ではこれらを乗り越えることで、自己の成長を促すと考えられています。自己認識を高め、内面と外界のバランスを取りながら、これらの障害を克服することが推奨されています。

(聖天遍路第二部二話より)

☆キョポンリに対しどう向き合えば良いのか?

私たちの成長の旅は、外界の影響や内面のエゴ、煩悩といったものから生み出される正しくない反応を(レスポンリミス)犯しがちな障害物によってしばしば阻まれます。

これらの障害物は「キョピック(キョポンリ化する可能性がある出来事)」と呼ばれ、自己の本質である「ポンリ」を阻む存在としてポンリ論では捉えられています。

しかし、ポンリ論では、これらのキョピックも成長のために必要な試練であり、克服することで自己のポンリを強化し、最終的にはキョポンリ自体をポンリキーとして活用することを目指しています。

(※邪念もキョポンリからなります※聖天遍路第二部一話より)

邪念もキョポンリの一形態と考えられます。

ポンリ論において、邪念は自己の本質や成長を妨げるネガティブな思考や感情として捉えられています。これらは、自己の内面的な調和を乱し、ポンリ(本質)から遠ざける要因となり得ます。邪念はポンリに着いたキョポンリというある種の塵であり、それがレスポンリミスを引き起こす要因になります。

邪念を克服するためには、自己認識を深め、瞑想や内省を通じて心の平穏を取り戻すことが重要です。また、ポジティブな環境を整え、良好な人間関係を築くことで、邪念を減らし、ポンリキーとしてのエネルギーを高めることができます。

邪念に対処する具体的な方法としては、以下のようなアプローチが有効です

  • 瞑想:心を落ち着かせ、邪念を手放すための瞑想を実践します。

  • 感謝の練習:日々の小さな幸せに感謝することで、ポジティブな思考を育みます。

  • 目標設定:明確な目標を持ち、それに向かって努力することで、邪念に惑わされずに済みます。

これらの方法を通じて、邪念を乗り越え、自己のポンリを強化することができるでしょう。

(※聖天遍路第二部一話で福太郎は「瞑想」により弁天の真実に気付き始め「感謝」と新たな「目標」を知ったのである)
(聖天遍と第二部一話より)

注:キョポンリ化は自分自身では気付けない場合がほとんどです

それはキョポンリ自体がそれを受け取る受け手側(外部のポンリ)からでしか認識できないと言う性質がある事に由来しています。

その理由を厳密に説明しますと、キョポンリの本尊(大元)がその性質を持った外部のポンリだからなのです。だから、基本的には本尊だけが認識できる自己(キョポンリ化した側から見たら外の本質)であると言えます。

※ここでの本尊とは、例えば、強い影響力を持った集団のボスであると、仮定してください。

その集団のボスが持っている、強大なポンリがあったとして(※この場合のボスのポンリは個に対してキョポンリであると仮定しています)、それに立ち向かう「個」がそのキョポンリに侵されたとした場合、個は自分がキョポンリ化している事に中々気づけません、

何故なら、キョポンリ化はポンリからでしか認識出来ない性質があるからです。
(※上記の本質的な理由を知りたい場合は「ポンリ論」にて詳しく説明しておりますのでご興味ある方は是非挑戦ください)

つまり、ポンリが少しでも自己に残っていない場合、自己の本質がキョポンリを認識する事が出来ない状態になるわけです。

キョポンリ化した場合、それを自覚出来ない状況がつまり、「洗脳された(キョポンリに侵された状態)」なのです

※この内容の理解はポンリマスターのレベルに達していなければ中々理解し難いかと思います、もし詳しく学びたい場合はポンリマスター育成コースにトライする事も一つの方法です。

キョポンリ化は、自己の内面に焦点を当て、自己の行動や思考に気付くことが難しい状態を指します。この概念は、キョポンリが受け手側に影響を及ぼすことで、自己の視点や判断が歪んでしまうことを意味します。

自己の行動や思考を客観的に見つめ直すことやポンリを己の中に見出す事で、キョポンリ化を防ぎ、成長や自己実現を促進することが重要です。

☆キョポンリの対処法

  • 自己認識の強化:自分自身の弱点や課題を認識し、それらに対して意識的に取り組むことが重要です。

  • 内面の対話:瞑想や日記を書くなどして、自分自身との対話を深め、内面の声に耳を傾けます。

  • 外界からの影響の分析:影響力のある存在や思想に触れたとき、それが自分にどのような影響を与えているかを冷静に分析します。

  • ポジティブな環境の構築:自己成長を促すような環境を整え、ポジティブな影響を受けやすくします。

  • コミュニティとの関わり:同じ価値観を持つ人々との交流を通じて、自己のポンリを育てます。

  • 依存からの自立:他人や物事への過度な依存を避け、自己の力で問題に立ち向かう能力を養います。自分の判断と行動に責任を持ち、自立した精神を培うことが、キョポンリを克服する鍵です。

これらの方法は、キョポンリを乗り越え、ポンリキーを糧にして自己成長を促すための一般的なガイドラインです。

ポンリ論における成長のプロセスは、個人の内面的な変化と外界との関係性の両方に焦点を当てており、それぞれの人が自分に合った方法でキョポンリを克服し、ポンリキーとして活用することが推奨されています。


※更に詳しく知りたい方はポンリ論でお待ちしております


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