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※組織にもポンリが存在します

組織のポンリは、特定のグループや団体、法人が持つ集団としての本質です。このポンリは、組織内での役割分担や階層構造を形成し、それぞれのメンバーが一体となって機能することで、組織全体としての「人格」を築き上げます。(※ちなみに小さなグループや家族に至っても1グループとしてのポンリが存在します)このプロセスにおいて、リーダーや幹部が中心となり、組織の方針や規則を定め、メンバー間の協調と統一を促進します。

しかし、組織のポンリがキョポンリ化する、つまり本質を見失い、ネガティブな影響を及ぼす状態に陥ることもあります。このような状況を防ぐためには、個々のメンバーが自己のポンリを強化し、組織内での自己実現を目指すことが重要です。

※ただし、キョポンリと感じるのは内部の人間ばかりではない場合もあり、逆に外部からそう受けとられるケースが多い場合もあります。

これはキョポンリ自体がそれを受け取る受け手側(他のポンリ)からでしか認識出来ない性質のものであると言う概念に由来しています。この事についてはこちらで解説いたします。

組織に属する方々は、会社員として、あるいは家族やコミュニティの一員として、私たちは組織のポンリをポジティブな方向に導くための対処法を実践する必要があります。

組織のポンリを理解し、それをポンリキーとして活用することは、個人としても、組織としても、成長と発展を遂げるための目標です。組織がキョポンリ化しないよう、常に意識し、適切な対応を心がけることが求められます。

組織のポンリに対する成長案として、以下のようなアプローチが考えられます:

  1. 理念の共有:組織の理念やビジョンを全員が理解し、共感できるようにすることが重要です。これには、研修や全社会議での周知、評価項目への組み込み、表彰制度の導入などが有効です

  2. 長期戦略の策定:組織の長期的な戦略を明確にし、それに基づいた事業戦略を設計することで、組織の方向性を定めます。

  3. 人材育成の強化:人材育成の施策を適切に運用し、目的を明確にして効果を検証することが大切です。人事が育成施策を管理し、目標やスケジュールを設定することが推奨されます1。

  4. コミュニケーションの促進:組織内でのコミュニケーション不足を解消し、情報の伝達ミスや認識のズレを防ぐために、活発なコミュニケーションを促進する仕組みを作ります。

  5. リーダー育成:次世代のリーダー候補となる人材を育成し、組織の継続的な発展を支えるためのプログラムを実施します。

  6. 評価制度の整備:公正で透明な評価制度を導入し、社員が納得できる評価基準を設けることで、モチベーションの向上と公平な評価を実現します

これらの対処法を通じて、組織のポンリを健全に保ち、キョポンリ化を防ぐことができます。


(九聖天神の念法)

さらに個人が組織のポンリに対処するための方法として、以下のアプローチが考えられます


  1. 自己の価値観と組織の価値観の整合性を確認する:自分の信念や目標が組織のそれと合致しているかを確認し、不一致があれば、どのように調和させるかを考えます。

  2. 役割と責任の明確化:自分の役割と責任を明確にし、組織内での自分の位置を理解することが重要です。これにより、組織のポンリに積極的に貢献することができます。

  3. コミュニケーションスキルの向上:効果的なコミュニケーションを通じて、組織内の他のメンバーとの関係を強化し、協力を促進します。

  4. 適応性と柔軟性を持つ:変化に対応し、新しい状況や要求に柔軟に適応する能力を身につけます。

  5. 組織のビジョンとミッションへの貢献:組織のビジョンとミッションに積極的に貢献し、その実現に向けて行動します。

  6. 個人のスキルと能力の向上:継続的な学習と自己改善を通じて、個人のスキルと能力を向上させ、組織のポンリに価値を加えます。

  7. 心理的安全性の確保:自分自身が安心して意見を言える環境を作り、他者も同様に感じられるよう努めます。

これらの方法は、個人が組織のポンリに対して積極的に関わり、その影響を最小限に抑えるためのものです。組織のポンリが個人の成長や貢献を妨げないように、これらの対処法を実践することが推奨されます。


※更に詳しく知りたい方はポンリ論でお待ちしております

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