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"がん"が怖い人の投資先を考えてみた。本当にNISAだけで良いのか?

昨今投資制度に少額非課税制度、通称NISAというものが登場したことにより投資をする若者が増えた。

NISAでは、通常投資の利益に対して20%(厳密には現在20.315%)かかる税金がかからないというので人気を集めています。また国が推奨しているという流れもあってNISA口座の開設率は30代では3人に1人となっている。

3人に1人などの言葉を聞くと、私はもっぱら"がん"という病気が頭をよぎる。現在日本はがん大国で、国立がん研究センターによると男性で約65%、女性で約51%が一生涯でがんに罹患(なる)するという。

一方で就業可能年齢(18歳〜65歳)までの間にがんになる割合は、15%です。これは6人に1人という値になるので配偶者ありの世帯で見れば乱暴な計算にはなるが3世帯に1世帯が働いている間にがんに罹患するのだ。

がんに罹患すると「死ぬ」なんてのはもう古い時代となっており、現在ではがんは約7割が5年以上生存できているという事実がある。特に男性に多い前立腺がんや女性に多い乳がんなどは早期に見つかれば比較的治る確率が高い。

なのでがんを経験した上で老後を迎えるというケースも割と身近なものになってきているが、多くの人はがんになるまでまさか自分が癌になるなんてと思っていることでしょう。

だからこそがん対策をしながら投資をということを考える人は多くなく、そのために老後にお金が貯まっていないという状態ができてしまう人も少なくないのではないかと私は考えています。

人生100年時代、がんの治癒率はさらにあがるでしょうし、平均的な寿命も長くなると思います。だからこそがんになってもお金が貯まる仕組みを持つ。これは非常に重要なことだと思う。

がんになってもお金が貯まる仕組みといえば、保険での積立による「保険料払込免除特約」という機能が非常に優秀で、がんを含む三大疾病(脳卒中、急性心筋梗塞を含む)に罹患した場合などにその後の積立金を保険会社が代わりに積立してくれるというものです。

この機能を持つ積立を行うことで、健康な状態で老後を迎えても、がんや脳血管疾患を患って老後を迎えてもちゃんとお金が貯まっている。ある程度の基盤ができるというのは非常に魅力的なのではないかと思っています。

当然、掛け捨ての保険とNISAなどの積立などの選択肢の方がお金を増やすという面においては優位かもしれませんが、少しでも自分の人生や家族の人生に「困る」という文字を残したくなれければ保険での積立の選択肢を知ってからNISAを検討するのも悪くないのではないでしょうか?

より詳細の話は下記のブログで掲載しています。

その他の情報については、下記のメディアで発信しています。

https://3i-partners.co.jp/cancer/

【Cancer FP編集長】
川原拓人(AFP)

日本臨床腫瘍学会や日本放射線腫瘍学会に参画しており、「未病時に知るべきがんの知識を伝え、告知時のダメージを軽減する」をミッションにCancer FPを立ち上げる。
現役の医療従事者を中心としたライターと共に保険を通じて、がん罹患前の方に情報を届けています。

【資格】
2級ファイナンシャルプランニング技能士
プライベートバンキングコーディネーター
ガンファイナンスアドバイザー

【所属】
NPO法人日本FP協会 認定AFP
公益社団法人日本臨床腫瘍学会 準会員
公益社団法人日本放射線腫瘍学会 准会員
一般社団法人日本サイコオンコロジー学会 正会
【想い】
がん患者さんとお話しさせていただくと、もっと早く知りたかったと言うお声をよく耳にします。もっと早く知れる人を増やすそれだけで未来を変えられる方といると信じて活動していければと考えております。

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