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【経理業務】ノーコードツールで業務効率化!~課題編~

前回は経理業務においてノーコードツールを有効に活用する概要についてご紹介させていただきました。→詳しくはこちら

今回は、経理業務における課題と改善方法についてご紹介いたします。
まず経理業務においてどんな課題があるのか深掘りしていきましょう!

1. 経理業務の課題とは

実は、直近で法改正等により経理業務において様々な課題があります。
実際にどのような課題があるのでしょうか。

★属人化しやすい

経理業務には簿記などの専門知識が必要なため、対応できる人材が限られます。そうした背景から、経理業務を担当できる人材が不足し、その人でしか対応できない業務が増えると、管理が行き届かなくなり業務がブラックボックス化してしまいます。
また、経理の知識やスキルがなければ担当替えもなかなか難しく、担当者がマニュアル化することなく対応をしていれば、引き継ぎが難しく属人化しやすい業務です。

★紙でのやり取りが多い

経理部門では例えば請求書や納品書、伝票といった紙でのやりとりが多い業務です。紙の管理には手間がかかり、それだけでなく保管コストまでかかってしまいます。また手作業で行うため、記入漏れなど業務が煩雑になるのも課題です。
請求書等を社外関係者に送付する場合、請求書作成・印刷し封筒に入れ、宛名書きをして投函するといった一連の作業が必要となります。また、請求書は企業様ごとにお送りするため、月に膨大の請求書をお送りすることはかなりの手間がかかります。紙の管理ではなく、クラウド化すれば経理の業務負担を軽減できるでしょう。

★経理担当者の負担が大きい

上記2点で上げた対応できる人材が限られることや紙での管理は膨大な業務量につながるため、経理担当者の負担はかなり大きいといえるでしょう。
特に請求処理が集中する月末や月初、年末調整の時期は業務量が膨大になり
ます。上記に伴い残業時間が長くなると、ストレスを抱えて退職につながる可能性もあり、人員不足に陥ってしまうリスクがあります。

2.経理業務の悩みを解決する3つの改善方法

経理担当者は様々な悩みを抱えています。経理業務の悩みを解決する方法はいくつかあるので、悩みに合わせて適切な方法で解決しましょう!

★社内でフォーマットの統一

経理業務が属人しやすい一つの理由として、フォーマットが統一されてないことではないでしょうか。
伝票や請求書など、部門ごとに異なるフォーマットを使用していると、経理担当に渡されたときに処理が煩雑となってしまいます。まずは社内で書類フォーマットを統一しましょう。フォーマットを社内システムにアップロードし、誰でもアクセスできるよう準備しておきましょう。同じフォーマットを使用していれば、経理業務でのミスを防止することにつながります。

★ペーパーレス化の促進

社内でペーパーレス化を促進すると、経理業務の改善に繋がります。
特に令和4年(2022年)1月1日に電子帳簿保存法が改正され、税金に関わる帳簿や書類を電子データで保存の対応が必要となりました。
またペーパーレス化を実現するとさまざまな書類管理を効率化できるだけでなく、コスト削減にもつながります。
例えば電子データで保存できれば紙代や印刷代を削減でき、書類管理にかかる人件費などのコスト削減まで可能です。経理業務は日々多くの書類を処理するため、ペーパーレス化が進むと大幅な業務効率化につながります。

★システムで管理する

経理業務に経理ソフトやクラウド会計システムといったシステムで管理することで、大幅な業務効率化になります。
例えば、処理を自動化すると手書きや手入力による部分を減らすことができ、入力ミスや二重計上、残高の不一致などの単純なミスを防ぎます。また、ミスが発生しても該当箇所をすぐに特定することができ、修正が容易になります。そのため、手動で行うよりはるかに業務効率化を図ることができ、月末や期末の締め作業の負担が軽減します。
またシステムを導入すると、定期的に必ず発生する仕訳を一括入力するなど作業が短縮できます。処理スピードの向上は経理担当者の負担を大きく軽減することにつながるでしょう。

3. 最後に

今回は経理業務をの課題と改善方法についてご紹介いたしました。
次回は経理業務における課題を実際に改善するための実践方法について
ご紹介いたします。近年流行りのノーコードツールの事例も
あわせてお話します。
下記のようなお困りごとを解決したい方は必見です。

★こんな方におすすめ

・経理業務における課題を解決したい
・法改正などに楽にシステムで対応したい


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