私がジャニーズJrのジュニア情報局に入会したのに掛かった時間。約2年



ある日、長年推していたグループが休止した。
ある日、突然推しが消えた。
ある日、推しバンドのメンバーが休止した。


ここ2年程、続いた出来事である。
ひとえに、色んな事がありすぎた。
悲しいことに、色んな事があったのだ。そのたびに泣いた。


長年推していたアイドルグループというのは、
国民的アイドル『嵐』

嵐は青春であった。
彼らは私が、小学生のときハワイで劇的にデビューした。
覚えている。まだ8センチCDだった。細長かった。紙だった。中身のプラスチックをパキって折った。
アルバムはレンタルで、カセットテープにうつしてもらった。手書きで曲名を書いた。 その全てが懐かしい……


うちの家系は、ジャニオタ家系で、母、歳が一回り以上離れた姉は、SMAPが人生だった。事務所箱推しである。
それの遺伝子は、私にも刷り込まれていた。
毎年のカウントダウンはジャニーズ事務所と共にある。


そんなジャニオタ家系にいた私は嵐を好きになった。
青春だったのだ。嵐のライブへ赴き、小学5年生で人生初めて行ったジャニショでは生写真を沢山買い。
高校生では、当たった嵐のライブへ行くために皆勤賞を逃した。


長らくジャニオタを続けている私だが、担当という言葉は使っていない。なぜなら、ジャニオタと今、わかりやすく使っているが私自身、気が多く。友人からは『多神教』と言われてしまっている。多趣味なのである。次元問わず、男女問わず、媒体問わず。色々と、興味があることはとりあえずつまみ食いする。やってみるタイプである。頭の中はビュッフェ会場。
(基本人格は二次元オタクが主であったので)
なので、〇〇担と名乗るには、浅はかであった。使うには粘度が足りない。


その中で嵐はずっとずっと好きだったアイドルであった。
(もう一つ私の人生であるバンドがあるのだが、そこはまた別の機会に。脱線しすぎてる気がする。)


ずっとずっと大好きで、嵐がいたから、他のジャンルをつまみ食いしてもまた帰ってこれる場所だった。青春だったんだ。
そんな嵐が休止を発表した。発表からの丸2年、全力で応援した。もちろん今でも応援してる。もう泣きまくった。スッキリした。今では、ずっと待っていられる、そんな気持ちでいる。


嵐が休止し、2021年を迎えた瞬間。

『ジャニーズJrのジュニア情報局に入局した』

嵐のライブ配信に、Jrがたくさん出ていた。皆ユニット名は知っている。
その中には、3年ほど前から存じていた『井上瑞稀』くんがいた。
HiHiJetsというユニットであるということは調べていて知っていた。
彼を知ったのは、詳しく覚えていないのだが、タッキーが裏方に専念するといっていた時期に、彼がこれから夢を託すということで良くジュニア君たちが一緒に出ていたと思う。そこで可愛い好みのお顔の男の子がローラースケートを履いてキラキラしているのを見かけたのだ。それはもう、顔が、可愛かった。
それがHiHiJets井上瑞稀くんとの出会いだった。いわゆる一目惚れである。

すぐに名前を調べ、ユニットを調べた。でもその頃は、まだジュニアを推すというには、勇気がなく、ISLAND TVなど登録するだけにとどまっていた。その時にはもう二十代後半。ジュニアを推した事が今までなく、遅すぎる気がして、どこかそこに踏み入れるのに、勇気と勢いが必要だった。

徐々にジュニアの露出が増え、井上瑞稀くんを見る機会がぼちぼちあった。テレビで見るたびに『ああ、可愛い』だの『とても顔が好きすぎる』だの思っていたのだが。まだまだ勉強不足のような気がして、さまざまなジャニオタ様のブログや記事を読み漁った。

またHeySayJUMPのライブでバックについていたTravis Japanの彼らにも惹かれた。どうしよう。ジュニアを調べれば調べるほど興味湧いたのだ。

元々オタクである。とことん調べることは好きだ。調べれば調べるほど、ジュニアは奥深く、深海であることに気がついたときには、もう溺れていた。気付かなかった。

もう仕方ない。ここまで来たら、諦めよう。私はジュニアをこれから推していこう。アラサーである。ジュニアを推すには遅すぎるような気がしないでもない。でも、好きなものはいつまでも、居ると思ってはいけないと感じたこの2年。今勢いがついたのだ。
これを逃してはいけないと、ファンクラブに入会した。

そこから吹っ切れた。生写真を買い、dvdを予約した。まだ吹っ切れ切れていない………アクスタを買うか迷ってる。だって、他ジャンルでもアクスタやぬいぐるみなどは買っていなかった。何故なら、上手に保管、飾れないからだ。
だが、最近のInstagramやTwitterの投稿を見て、『スイーツと一緒にアクスタ撮ってるの洒落てる。楽しそう…』って思ってしまったので、駄目である。たぶんこれから購入ボタンを押すだろう。


購入したDVDは、Mステとのコラボのやつだ。
届いてからしばらく寝かせていたのだが、やっと見た。
さらなる沼ーなにわ男子との出会いーがここから始まったのである。


『好きなものがずっとそこにあるとは限らない
推しは推せる時に推しておこう』





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