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「おかえり」のパワー

普段は、
小3の息子は1人で家に帰り、
1人で宿題をして、
1人でオンライン英会話のレッスンを受けて、
1人でおやつを食べ、
1人でマンガを読み、
1人で家を出て登りに行く

私が週に0から1回しかできないけど
在宅勤務だと分かった日は、
朝からすごく喜んでくれる

「ただいまーっ!」
って、全力で、大きな声で帰宅する。
「おかえりー!」
って私が言う。
このやりとりが、
私たちにすごいパワーをくれる。

あいさつを終えると、基本的に
いつものように、お互いがお互いのやるべき宿題や仕事などをやっていて、
息子が登りに出かけるときに、また
「いってきまーす」
「いってらっしゃい」
が言える。

離婚する前にはゆるやかなフリーランスだったので、基本的に家で仕事をしていたときには当たり前だったあいさつが交わせる日常。
そのあたりまえの日常が離れてしまった今、
在宅勤務の日にで会えるあいさつが
すごく大事なことなのだと実感する。

あたりまえから離れたから気づけたことなのかもしれない。
「いてあげられなくてごめんね」
とか
「ちがう選択肢があったかも」
とかは、言わない。

息子には、ある側面において
すごいスピードで自立せざるを得ない状況においてしまった。
でも、お互いに、やるべきこと、やりたいことをやっている。
だから時々のうれしい時間に感謝して、
明日もがんばろうと思う。

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