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オンライン心理カウンセリング②

zoomでのカウンセリングが始まる。

話があちこちにいかないよう、
Googleドキュメントに相談したい内容をメモして共有したにもかかわらず、
50分のうち、伝えるだけで半分の25分を要した。

誰にも話せずに閉じ込めていたことを聞いてもらうだけで、
もやもやが大きい穴の中にぽーんぽーんと吸い込まれていく。

友人や家族であれば、
自身が持っている背景と紐づけようとしたりして、困らせてしまうかもしれない。
心理のプロは、たくさんの背景のケースをみてきていると思われ、受け止める穴の大きさが大きいんだとおもう。
頷いてきいてもらううち、自分の悩みが小さなものにすら感じてくるし、「いまは、話を受け止めてもらえる時間」とわかっているから、まとまらなくなった話も、とにかくはきださせてもらった。

ひととおり話しおわり、
「お子さんはさみしいのかもしれませんね。
1人ですごく頑張ってるのだと思いますよ」というようなことをお話しされた。
第一印象としてはありきたりの感想に思えて、落胆している自分に気づく。
同時に、落胆して、それを否定しようとしている自分が、息子の気持ちに本当には寄り添おうとしていなかったことにも気づく。

カウンセリングは、
アドバイスをもらう時間ではなく、
自分自身と向き合う時間だ。

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