石川義正

『存在論的中絶』 (月曜社2023.12.8刊行)、『政治的動物』(河出書房新社202…

石川義正

『存在論的中絶』 (月曜社2023.12.8刊行)、『政治的動物』(河出書房新社2020)、『錯乱の日本文学ー建築/小説をめざして』(航思社2016) 。ご連絡は canalboat4(あっと)yahoo.co.jp まで。

最近の記事

『存在論的中絶』目次と参考文献

【目次】 はじめに 第一章 中絶の哲学史  1 障害・優生・人工妊娠中絶  2 哲学の人工妊娠中絶  3 世界の中絶 第二章 ヴァイオリニストと猫――生命倫理学について 第三章「便所」をめぐる闘争――エントロピーについて 第四章 死の越境――主体化について  1 優生保護法改定をめぐって  2 自殺と革命  3 スピノザと「私」  4 死者と生者の無限判断 第五章 生殖するアンティゴネー ――大江健三郎『水死』について 第六章 啓蒙のパラドクス――埴谷雄高『死霊』について 第

    • 「ゴダール/革命の中絶」のための追記

      「ゴダール/革命の中絶」というタイトルのエッセイを『ユリイカ』23年1月臨時増刊号「総特集ジャン=リュック・ゴダール1930-2022」に寄稿した。その註で『勝手にしやがれ』にちらりと登場する当時のアメリカ合衆国大統領アイゼンハウアーのパリ訪問のシーンに触れているのだが、記述が中途半端になってしまったのでここで補足しておく。できれば『ユリイカ』掲載の論考のあとにこの追記もお読みいただきたい。 その註でわたしはアイゼンハウアーがパリを訪問した日時が不明と書いた。原稿執筆時に入

      • 『政治的動物』で引用・参照したおもな文献

        この書誌は『政治的動物』(河出書房新社、2020年1月刊行予定)の参考文献を完全に網羅したものではありません。本書にご興味をもたれた方、これから手にとられる方に、その内容を推測していただく一助となればと思い、ここに掲載いたしました。そのため詳細な情報は省略し、著者名とタイトルのみを記しています。完全な書誌は本書を参照してください。 PROLOGUE 超過する動物たち アリストテレス『政治学』 ハンナ・アレント『人間の条件』 岩田靖夫『アリストテレスの政治思想』 多和田葉子

      『存在論的中絶』目次と参考文献