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#1 僕はなぜ英語が話せるようになりたかったのか?

多くの企業、インターネットサイトが実施している「今年こそ身につけたいコトはなに?」というようなランキングでは毎年たくさんの人が英語やTOEICを挙げていた。

TOEICと回答した人に詳しく聞いてみると「今年こそ英語を話せるようになりたい」と思っており、英語を話せるようになるきっかけとしてTOEICを勉強する人が多いようだ。

純粋に英語の会話力を評価する資格はなく、この資格を取得したら「あなたは英会話がペラペラですよ」と評価されるわけではない。そのため英検、TOEIC、TOEFLなどの数字で分かる試験を英語勉強の最初に目指す人が多いのだろう。

しかしながら、TOEICの点数が高いことと、英語が話せることは全くの別のことである。

TOEICは勉強してテストを繰り返し受けていくとだんだんとスコアは上がっていくが、会話力はアップしない。

会話力を向上させるためには英語の環境に身を置く事が一番効果的だ。しかし、人それぞれ様々な理由があり、海外に行くことを躊躇してしまう。簡単に海外に長期で行ける人は多くないのが実状である。

でも2週間でも1ヶ月でも海外に行けるチャンスがあるのならばその瞬間が絶好のチャンスだと思う。行動は早ければ早いほうがいい。

-あなたの夢はなんですか?

と聞かれていくつか思い浮かぶことがあるだろう。

僕の夢は
英語がペラペラになること
映画を字幕なしで見ること
外国人の友達を作ること
外資系企業で海外とつながる仕事がしたい

そんなことを漠然と思っていた。

海外で生活するというのはどんなものだろうか?
英語ができるとさまざまな国の人と友達になることができる。
そして、相手と対等に話をすることができる。外国人だからといって上下関係はなく、対等な友達となる。

そんな状況で英語を話しているあなたはきっと精神的に充実しながらも、さらに英語を話している自分に対して自信を感じているはずだろう。

僕はまさにそんなことができたらいいなあと想像していた。そしてカナダに行ってそれが現実になった。

英語は宅建や司法書士のようなツールである。ツールを使ってあなたの価値を高め、活用することによりあなたの世界は広がる。

それは年収が1000万円の転職先だったり、住む国だったり、付き合う相手かもしれない。

自分が将来できることの選択肢は少ないよりも多いほうがいい。道のりは簡単ではないが継続すれば英語はできるようになる。

僕の場合、そのすべてのきっかけになったのがワーキングホリデーだった。
もともと英語を身に付けたいという思いがあり、他にも海外での生活や文化を体験したいというのがあった。そしてワーホリという方法を知ることにより、夢は現実となった。

ワーホリは人によって目的が異なります。
徹底的に英語を学ぶ。
海外に住んでみる。
海外で仕事をしてみる。
いろんな場所を旅行してみる。
バケーションを満喫する。

それぞれ目的が違っていても、みな結果的には英語だけを学ぶのではなく、海外で生活をしてみたい、日本ではできないことをしてみたい、という思いで旅立ちます。

たまにツイッターで見かけるように、「留学したけど失敗して帰国した」や「半年海外に住んだくらいで英語なんて話せるようにならない」と言う人はいる。

しかし僕は日本を離れて非日常を経験するだけで半分成功だと考えている。海外に住むということは簡単なようで実はとても勇気が必要である。未知のことが多く、現在の快適な暮らしから一気に不安しかない洞窟へ飛び込んでいくようなものだから。

ワーホリや留学には失敗も正解もなく、あなたが経験したことがあなたにとっての正解になり、経験から学んだことはずっと自身の中に残り続ける。

そう思えるようになったのもカナダ生活を経験したからである。


#2 なぜ僕はカナダへ行きたかったのか?自分でも理由は分からなかった。



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