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"ありたい姿"と真剣に向き合うときが来たようだ…!
こんにちは、さやです。
マルチポテンシャライトのためのオンラインスクールirodoriで、2回目の1on1セッションを受けました。
1回目もかなり気づきの多かった1on1。
いやぁ、誰かに話を聞いてもらう機会って絶対に必要だな、と確信した2回目です。
「1on1とかコーチングってよく聞くけど、なんとなく抵抗がある」
「あればいいけど、なくても構わない」
そんなかつての私のようなみなさんに、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。
1on1でのご相談内容
今回が2回目となるirodoriでの1on1。1回目とは違うメンターさんにご相談しました。(irodoriでは複数のメンターさんがいて、どの方にいつお願いするか自分で決められます。)
1回目は自分の"強み"に焦点を当てて、客観的なご意見や新しい気づきをたくさんいただきました。
今回はそこから一歩進んで、「自分にとって心地よい理想の生活とは?」「強みを生かせるお仕事って?」といったところをご相談しました。
「こっちに行ってみたい」と思える道筋が見えた
とても温かい雰囲気で、ゆっくりじっくり話を聞いていただいた1時間ちょっと。終わってみて、「あ、私こっちの方に行ってみたいかも」がぼんやりと見えてきた、嬉しさとワクワク感が心に残っています。
あらゆる選択肢が目の前にあって、どっちにどう進んでいけば良いかわからずに立ち往生していたとき、向こうの方がぼやっと光って見えて、「あ、私あそこに行きたいんだ」と気がついた感覚。
ちょっと抽象度が高いので、もう少し具体的に得られた感覚をシェアさせてください。
①理想の働き方は「トレードオフ」じゃない
これまでぼんやりと、でも確実に、「フルタイムで働くこと」への抵抗感がありました。
特に1社目、2社目でかなりハードワークをしていた私は、「フルタイム勤務で安定したお金とキャリアを得ること」と「自分の生活を豊かに保つこと」とは、トレードオフの関係にあるように思っていたんだと思います。
「お金とキャリアを得たいなら、自分の時間が犠牲になるのは仕方ない」
「気ままに暮らしたいなら、お金の面で多少不自由することを受け入れなければいけない」
無意識ではありますが、どうやらそう考えていたようだと気が付きました。
だから、もしフルタイム勤務に戻ったら、自分の新しいビジネスに時間を割けないんだろう、子どもたちとの楽しい時間も、犠牲になるんだろうと恐れていました。
だけど、会社勤めも自分のビジネスも両立されているメンターさんのお話を聞いて、「工夫すれば、安定した仕事も心豊かな生活も得られる」と思えるようになった気がします。
時間活用術を伝授していただいたとか、業務効率化のテクニックを指導していただいた、とかではありません。
多様な働き方を自分で選んで、工夫して、試行錯誤しながら理想の形に近づけていくことが私にもできそう!そう思えるような、具体的なイメージがわく状態をいっしょに模索していただいたという感覚。
話しながら、自分がかなりフルタイム勤務への恐怖心を持っていたこと、自分の生活に対する「諦め」や「妥協」をつねに前提としていたことに気が付きました。
どうして勝手に、自分の生活への期待値をそこまで下げまくってしまっていたのでしょう?
今は逆に、新しい働き方・生活へのワクワク感が胸の底でソワソワしている感じで、純粋に「楽しみ」と思えている自分に驚いています。
②すべての人と両想いにならなくてもいい
聞き上手なメンターさん。いろいろとお話をしていく中で、「私はやっぱり、人が好きなんだ」と改めて思いました。
実はこれまで、自分はあまり人との関りを望んでいないと思っていました。
というよりも、関わりたいけど、得意じゃないと思っていたのかも。
これまで3社経験しましたが、直近のコンサルの会社で特定の方々とどうしても折り合いがつかず、人間関係の面でとても苦労しました。私も毎日辛くて動悸がするほどだったし、相手も私と仕事をすることでストレスを抱えていらっしゃっただろうと思います。
古参メンバーとうまく付き合えなかったために、他のメンバーともなんとなく距離ができてしまって、「私はここにいちゃいけない」「私は人とうまく付き合えない」と思ってしまっていたように思います。
でも、1社目・2社目のみなさんとは本当に楽しくお仕事させていただいて、退職した後も継続してお会いしている。すごく尊敬しているし、頼ってもらっていた実感もある。
良い人間関係が築けていて、ただお話しするのが楽しかった。
採用のお仕事も本当に楽しくて、いろんな人に会えるのが嬉しかったし、「さやさんがいたから」と入社後に言ってもらえることが嬉しかった。
やっぱり私、人と付き合うのが好きなんだなぁ、と。
直近の「失敗」で自分のすべてがダメになったように思っていたけど、ただ「合わなかった」んだろうと今は思えます。
「すべての人と両想いになる必要はない」
と言ってくださったメンターさんの言葉が、私にとってはかなり大きな救いでした。
これはサービス作りに際してかけていただいた言葉で、「自分も相手もwin-winでいられることに集中すればいい」という意味合いだったと思います。
ただ、「どんなサービスを誰に届けるか」の前に、そもそも人付き合いにトラウマがあった私にとって、肩の荷が降りる想いでした。
そして、「人間だから合わない人もいるけど、お互いにイイね!って想える人だけに向けて、サービスを作ればいいんだ」と思えました。
サービスの方向性だけでなく、「人づきあいが苦手」という呪いも解いていただいたように感じています。
③自分の喜びポイントは何か?
サービスづくりをしていくうえで、もう1つハッとしたのは「自分の喜びポイントが何か」という問い。
「サービスを作るんだ!」と意気込んだとき、いつも「お金を払っていただく以上、ちゃんとしたものを提供しなきゃ」「良いモノにしなきゃ」と身構えていました。
でも、「さやさんご自身が、喜びを感じられることも大事」と言っていただいて。改めて「そうだ…!」と思いました。
自分が楽しいとか嬉しいとか、完全に置いてけぼりにしていたな、と。
喜んでもらえるものを、
満足してもらえるものを、
批判されないものを。
いつの間にか、そんなことばかり考えていました。でも、自分も楽しいものでないと、絶対続けられませんよね。
またしても、「自分の楽しい」と「相手の満足」はある程度トレードオフで、自分が努力でがんばるものだ、と思っていたようです。
この「トレードオフ」思考、私の中にめちゃくちゃ根強そう。
そういえば、子どものころから母親によく言われていたような気がします。
「○○したいなら、××は我慢しなさい」
「○○がほしいなら、××は諦めなさい」
「○○したんだから、××できないのは仕方ないでしょ。」
「両方なんてムリなんだから」
「世の中そんなに甘くないの」
お金とキャリアが欲しいなら、生活の自由がなくなるのは仕方ない。
相手に喜んでもらうためには、自分の「楽しさ」なんで追求しちゃいけない。
いろんなところで、私は自然と、「トレードオフ」思考を発揮してしまっているようです。
「お金もキャリアも築けて、プライベートもすごく充実!」なんて詐欺っぽいし、きれいごとだと思っていた。
実際に詐欺っぽい話もあるだろうから難しいのだけど。でも最初から「あり得ない」と切り捨てる必要もないのに。
どうしてここまで片意地張って生きてきたのか自分で本当に不思議ですが、まずはそんな自分に気づけたことに、ほっとしているような気がします。
"ありたい姿"と真剣に向き合うときが来たようだ…!
2回の1on1を通じて、お二人のメンターさんから共通して言われたことのひとつが、「ありたい姿」についてでした。
真面目思考の私は(笑)、「ありたい姿」を完全ムシして「あるべき姿」「やるべきこと」ばかりに目が向いてしまいます。
それは、描くスキルはあるのに描きたい絵がなくて、とりあえず注文された絵を量産している画家のような。
今と違うところで暮らしたいけど、理想の土地を持たない放浪者のような。
たくさんの荷物を一生懸命、目的も行先もわからないまま、言われた通りせっせと運ぶラクダのような。
そんな生き方かも、とぼんやり思います。
そろそろもっと素直に生きたい!それを実現するためのスキルは、実はもう結構、積み上げたきたよね?
だからこそ、フリーランスになっても何とか生活できるくらいは稼げているんだと思います。
でも、結局今も好きな仕事を好きなようにしているわけじゃない。何かに熱中して、ワクワク仕事をしているわけじゃない。
そんな毎日に対して、「変わらなきゃ」じゃなく「これからなんだかすごく楽しい日々を送れるんじゃない?」っていうワクワク感が、1on1終了とともにわいてきました。
どんな生活をしたいか。
どんな仕事をしたいか。
どんな人と働いて、どんな人を幸せにしたいか。
やっと真剣に向き合うときが来たようです。
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