1on1面談の本当の威力に打ちのめされて呆然としている話
こんにちは、さやです。
マルチポテンシャライトのためのスクールirodoriの5期生になり、あっという間にキックオフとDay1セッションを終えました。
▼キックオフの様子
▼Day1の様子
先日、メンターさんとの1回目の1on1面談を受けたのでさっそくアウトプットしたいと思います。
いやぁ、想像以上の発見だらけでした。
メンターさんとの1on1とは
irodoriでは、3カ月の受講期間中に約1時間×3回の1on1面談を受けられます。
お相手してくださるのは、個性豊かなメンターのみなさま。
マルチに活躍されている素敵なメンターさんに相談できる、贅沢なサービスです。
1on1で相談内容は何でもよくて、
などなど。とにかく自分のモヤモヤを解消するために、1時間たっぷり向き合ってもらえます。
自分のためだけに誰かが1時間も付き合ってくれるなんて、それだけで感動。
なのですが、本当に「受けてみて良かったーー!!」という気づきが満点だったので、ちょっとシェアさせてください。
1回目の1on1で相談したこと
私が今回相談したのは、特に「自分の強みを明確にしたい」という悩みでした。
たくさんの経験をしてきたこと、割と要領が良いことが相まって、「平均以上にできること」はたぶんたくさんあります。
でも、「私はコレが得意!」「コレが私の強み!」と自信をもって言えるものがひとつもありません。
フリーランスになって、いつかは自分のサービスを作ってみたいと思っていますが、自分の強みがわからないんじゃあ、企画すらままなりません。
まずはこのモヤモヤを整理したい、という気持ちで挑みました。
1on1は「ビックリ」の連続
ということで、実際に受けてみた1on1。
最後はちょっと抜け殻になるくらい、いろんな「びっくり」がありました。
自分で忘れないためにも、「1on1って大事だよ」とみなさんにも伝えたいという意味でも、具体的に書き記しておこうと思います。
①コレ、私の強みだったの!?
お悩みの真ん中どんぴしゃり、「強み」に関するビックリです。
自覚している強みと別に、「これは本当にすごい強みですよ!」と言っていただけることがたくさんありました。
私自身が認識している強みは、
などでした。
ただ、今回事前に取り組んだこれまでの人生を振り返るワークなどを通じ、メンターさんには以下の強みを見つけてもらいました。
むむむ・・・!
なんと!
なんというか、まったく意識のカケラもなかったわけではありません。
コミットする力に関しても同じです。
マルポテ気質でいろんなことに手を出しているので、必ずしも最終的な成果に結びついていないことがたくさんあります。
だから、「成果にこだわる力」は自分にはないのだと思っていました。
でも、これまでの経験や実績、話をしていく中で、「これは間違いなくさやさんの強みですよ!」と確信をもって言っていただけて、すごくびっくり。
自分では大したレベルにないと思っていたのに、「強み」だと捉えて良いんだ、と。
だって私、個人向けの転職支援をしているときは、まったく逆の立場でサービス提供しているんです。
ご相談者さんの経歴を拝見して、お話をしていく中で、ご本人が気づいていない転職市場での強みを、1つ1つお話ししていく。
他者分析では、そんな声を頂いているにもかかわらず。
自己分析って、やっぱり一人では難しいんだなぁ。
そうえいば尊敬するサイエンスライター鈴木祐さんのブログにも、「自分を正確に認識することは難しく、他己評価の方が実は正しいことが多い」というメタ分析の結果が紹介されていました。
そうなんですよね。
でも、想像以上にさっぱりわかっていなかったようです。笑
その場の雰囲気とか、ちょろっと話した感じとかからだけではなく、これまでの人生遍歴をまるっと確認したうえで、私の強みを見つけてくださったこと、感謝でいっぱいです。
そして、驚きもいっぱいです。
そんなワークも、irodoriではちゃんと用意されているそうです。
②マルポテでも専門性を目指していいの!?
もう1つ、特に印象的だったのが「さやさんはスペシャリスト思考が強いし、憧れてもいますよね?」とズバリ言われたこと。
そうです。
ITエンジニアである夫にも、児童精神科医である先輩にも、ものすごく憧れるし尊敬する。
何かの分野を極めている人って、話していてすごくおもしろい。
自分自身もそうなりたい、という気持ちが、今でもずっとあります。
「私はマルチポテンシャライトだから、もともと専門家にはなれない人間だったんだ」と。
肩の荷がおりた気がするのに、同時に自分にがっかりしたような気持ちがありました。
そんな気持ちを正直に話すと、メンターさんがさらに驚きの言葉をかけてくれました。
なんと…!
私はマルポテだからって、専門性を高めたい気持ちを諦める必要はない!
これもすごく衝撃でした。
でもよくよく考えてみれば、私が夫や先輩に憧れるのは、「ITコンサルタント」とか「児童精神科医」みたいな肩書に対してではありません。
自分の好きな分野に没頭して、生かして、輝いているからです。
これは本当に(良い意味で)ショックでした。
この事実を知った今読み返すと、至極当然な内容にも思えます。でも、言っていただく前の私には、まったくこの視点がありませんでした。
スペシャリストになれない、という失望感が前面に出すぎて、冷静にマルポテと向き合えていなかったのかもしれません。
これは、ものすごく私を勇気づけてくれる事実でした。
同時に、じゃあ、私が掛け合わせたい専門性って何?という新しい疑問が浮かび上がってきます。
これもまた、irodoriのこれからのワークで突き詰めていけるよう。
マルポテとスペシャリティについて知ってしまった今、これまでと違う選択肢に向き合う大変さが待ち受けて好そう。でも、今までとまったく違う自分との向き合い方ができそうな予感でいっぱいです。
③思考の発散…!苦手!?
3つ目に。私は自覚している以上に「思考を収束させたい人間」のようです。
実は逆に、どちらかというと「アイディアマン」な認識がありました。
これは多分、合っています。今まで自分がゼロから企画して成功してきた経験が何度もあるからです。
でも、私がアイディアをどんどん出せるのは、あくまでも「自分の外」の物に対してでした。
こんなことをたくさん考えるのが、割と好きです。
でも、自分自身に関してはどうやらちがったよう。
私は自分の「強み」や「価値観」、「これからの働き方」を考えるとき、どうしても思考が「整理&整頓!」に向かいます。
みないな。全然、思考が発散された形跡がありません。笑
アイディアマンだと安直に自覚していたために、実は自分事で思考を発散させることが苦手である事実に、気が付いていませんでした。
でも、わかってしまいました。発散が苦手だと。
そう伝えると、メンターさんが何事でもないように、確信をもって言ってくださいました。
強っ…!!!
でもなんと心強い存在なんでしょう。
だったらもう、他者に手伝ってもらうしかありません。
なんていうか、もう降参です。笑
なんでも一人で考えて一人でこなそうとするクセがある私ですが、今回はもう、メンターさんに、そしてirodoriのみなさんに、がっつり頼ってしまうことに決めました。
呆然としてます笑
ということで、1on1を終えた私は割と呆然としています。笑
「私の強みはコレとコレだから、こんなサービスを作れたらいいなー」と漠然と思っていた私の前提が、だいぶ崩れました。(良い意味で)
そしていかに、自分のことを自分でわかっていないのか、痛感しました。
知識として自己認識の精度の低さについては知っていてたし、気を付けていたつもりだけど。
ちょっと過信しちゃってたな、自分のメタ認知力を。
反省しました。
こっからはもう、人に頼って素直にやっていくしかありません。
「自分を見つめ直すって、一人じゃできないんだな」
強く強く実感する1時間でした!
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