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いろんな働き方が選べる良い時代になりました

こんにちは、さやです。

先日、マルチポテンシャライトのためのオンラインスクールirodori5期のDay-2プログラムに参加しました。

今回のNoteでも、プログラムを通じて得た学び、感想などを残していこうと思います。

(プログラムの中身を詳細に記録するものではないので、悪しからず。)


本で読むことと、実際に学ぶこと

ここまで、自分の"好き"や"得意"、価値観などにじっくり向き合ってきたirodoriのワーク。

過去から今までの人生を振り返りつつ、「私ってこういうモノに魅かれちゃうんだよな」「あのときあんなに悔しかったのはなんでだっけ?」みたいなことを深掘りしました。

「私ってどんなだっけ?」と真剣に向き合い、メンターさんや同期からフィードバックをもらって、意外な自分にも気がつけました。

ここからは、「これからの私、どんな感じで過ごしていきたいんだっけ?」みたいなところにフォーカスしていくようです。

Day-2では、マルチポテンシャライト提唱者エミリー・ワプニックさんが著書内でも紹介されている、「マルポテの4つの働き方」のうち、以下2つを取り上げて学びました。

①グループハグ・キャリア
②フェニックス・キャリア

それぞれの働き方については、前述のエミリーさんの著書で詳しく紹介されています。

ざくっというと、

グループハグは、1つの仕事の中に多様性があって、いろんな興味や得意を発揮できる働き方。

フェニックスは、連続起業家みたいに1つの時期に1つのことに集中して取り組んだ後、全然違うキャリアに移行していく働き方。

それぞれの特徴を学びつつ、注意すべきこと、活躍のヒントなどを学びます。

「でもそれって、エミリーさんの本読めばわかるんじゃない?」

と思ったそこのあなた!笑

そうなんです、書籍内にも働き方の詳細や、自分に合った仕事の見つけ方は紹介されています。

でも、どうしても英語の本を翻訳している関係で分かりにくい部分があったり、紹介されている職業が日本でなじみのないものだったり。

ステップバイステップでワークの方法が書かれているものの、一人では面倒でちゃんと取り組まなかったり、取り組んでも思考が浅かったり、バイアスがあったり、うまく進められなかったり。

本を一人で読んで、自分の人生や生活に腹落ちできるレベルまでワークをやり込める人って、少ないんじゃないかと思います。(私はそこまでできなかった!)

irodoriでは、今を生きる日本人の私たちにわかりやすい説明に、校長のハッチさんの体験談なんかも加えつつ、自分事で考えられるように紹介してくれます。

ワークもカラフルで取り組みたくなるようなかわいいデザイン、かつしっかり試行錯誤できる内容に作られています。

何度かエミリーさんの本を読んでいる私にとって、「こうやって掘り下げていけばいいだ!」と目からうろこ。

なんというか、海外のオシャレで手間のかかるレシピを、実際に調理する過程を見せてもらいつつ、調理したことある人だからわかるポイント交えて教えてもらった感覚。

調理の過程を見ている最中に疑問や感想が浮かんだら、リアルタイムでチャットに投げ込んで、メンターさんや同期のみんなが反応してくれる。

楽しい学びの時間だなぁと思いました。

グループハグ、フェニックスのそれぞれの働き方について知ってはいたものの、やっと自分の生活に近づいてきたような感じがします。

"ちょうど良い働き方"って?

さてさて。

興味の対象が多いマルポテな私たち、どんな働き方が心地よいのでしょう。

今回はグループハグとフェニックスの働き方に触れたわけですが、改めて感じたことがあります。

①正社員時代の私は、一定期間で違う分野に移る「フェニックス」的なキャリアだった。
(介護施設運営 → PM企業の人事マネージャー → 人材コンサル)

②ただし、1つ1つの分野にとどまっている最中には、多様性のある「グループハグ」な仕事をしていた
(「人事マネージャー」という1つの仕事の中に、採用、制度設計、給与計算、社会保険、研修、人事評価、部下マネジメント…など多様性がある)

③フリーランスになった私は、同時にまったく別の仕事をたくさん請け負うスタイル(スラッシュキャリア)になっている。
(SEOライター、ダイレクトリクルーティング、Youtube企画…)

※スラッシュキャリアは、マルポテ4つの働き方の1つ。

自分の人生の中でも、働き方がだいぶ大きく変わってきているなぁと気がつきました。

ここで改めて、どんな働き方が心地よいのか考えてみます。

振り返ると、私は今複数の仕事をバラバラに掛け持ちしていますが、「心地よい」とは思っていない気がします。

一応、自分の中では関連性のある仕事を選んでいるつもりですが、やっぱり業務委託という切り出しのお仕事である都合上、「全体感が見えない」のが不満ポイント。

切り出された一部の仕事より、全体を俯瞰して、全体に関われる仕事の方がやりがいを感じます

ただ、スラッシュワーカーとして複数の企業で働くことで、別のスキルや視点を身につけられるのは良いところ。A社で得た経験をB社で生かせた!というときなんかは、すごくうれしいです。

だからもしかすると、1社だけに属することは、今の私には向いていないかもしれません。

だとすれば…多様性があって全体感を見られる大きな仕事1つ、学びのある別の会社での仕事がもう1つ、くらいが、私にとって"ちょうど良い働き方"なのかもしれません。

これはエミリーさんの本で紹介されているところの、「アインシュタイン」的な働き方かな、と。

(発明王で知られるアインシュタイン、実は特許庁で働く傍ら、自らの発明プロジェクトを進めていたらしい。知らなかった。)

私も、1つ大きな仕事で多様性や経済的な安定を確保して、プラス自分がすごく興味のあることを副業的に取り組むのが良いかもしれない。

でも、正社員時代はかなりブラックに働いて子どもたちと向き合う時間が少なかったので、それだけはどうしても避けたい。

カナダに引っ越してからというもの、子どもたちとの時間が格段に増え、自分の時間も持てるようになったことが、自分の幸福度に確実に繋がっていると実感しています。

だから、大きめの本業+副業で働くにしても、またしてもブラックママに逆戻りするのは絶対避けたい

じゃあ、どうすればいいんだっけ?

まだまだ試行錯誤が続きます。

骨太ワークに苦戦

さて。

現在私は、自分にとって心地の良い働き方を知るために、まずはグループハグとフェニックスの働き方を自分事で考えてみよう!というワーク(宿題)に取り組んでいます。

頭で考えると、アインシュタイン・キャリアがいいんじゃない?と思考されたわけですが、実際のところどうなの?をワークで試してみる感じです。

これが…大変!!笑

ありきたりですが、知識で知っていることと、自分がしっかりわかって使える状態であるのとでは、大違いですよね。。

それぞれどんなキャリアなのか知っているわけですが、「じゃあ自分に置き換えて考えて?」となると、途端にジタバタする。

でもこのジタバタの過程が大事なんだろうなぁ。

同期のみんなも今回のワークにとても苦戦している様子。一人だと煮詰まるし、アイディアの広がりもないので、仲間たちとワイワイ話しながら進めていきたいなぁと思っております。

ミドル世代に、こういう振り返りって必要では?

考えれみれば、こんなふうに自分のキャリアや生活について、じっくり腰を据えて考える機会ってあまりなかったなぁと思うのです。

新卒のころ勢いで入社して、その後がむしゃらに走ってきたわけですが、本当に立ち止まることがなかった。

経験もスキルもある程度ついてきたミドル世代こそ、働き方のバリエーションを知り、他者の生き方に学び、自分のこれからを改めてしっかり考えてみる機会って、必要じゃないかなぁと実感します。

振り返らなくたって、私たちは多分、ある程度爆速で仕事に邁進できます。

気付いたら40代、50代になっていて、天職を見つけたかはわからないけど、とにかく頑張ってはきたよね、楽しかったよね、というキャリア人生を築くことはできそうな気がします。

でも、流されたんじゃなくて、「自分で自分の人生・生活をデザインして作り上げたんだ」っていう実感がある方が、やっぱり満足感は高いんじゃないかな。

その意味では、私はキャリアブレイクしてカナダに引っ越してきたことに大満足しています。

ここから先も、ぶらっと流されるのではなく、本当に自分で選んできたと思える毎日を過ごしたい。

だから、irodoriのワークみたいな振り返りはすごく大事だし、卒業した後も、折に触れてやってみると良いんだろうな、と思ったりします。

とりとめのない雑談Noteですが、今日もirodoriで感じたこととじっくり向き合えて、これはこれで満足!

自分のキャリアやこれからについて、誰かがこのnoteといっしょに想いを馳せてくれていたなら、さらに大満足です!

ということで、irodoriのバーチャルオフィス?「ovice」にログインしながら、引き続きワークに取り組んでいきます!

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