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まず集中するモノを見つけるAPMワーク|何者でもない雑草キャリアが何者かになるまで

こんにちは、さやです。

やりたいこと・やるべきことが多すぎて手を付けられない。

そんな経験はありませんか?

あるいは、やらなきゃいけないことがあるのに、どうでもよい小さなタスクから手を付けて、結局大きな満足感につながらなかった、とか。

学校のカリキュラムみたいに、必要な知識・技術を得るためのステップを誰かが教えてくれたら良いのだけど、人生そうはいきません。

自分でいつ・何を・どうするか、決めていくしかありません。

じゃあ、何から手をつけていくのか?

優先タスクを見つける方法を、今日は書いていこうと思います。


優先すべきは「簡単で効果の高いモノ」

やりたいこと、やるべきだと思っていることにあふれているときは、一度現状を整理しましょう。

私が最近取り入れているのは、Quick Winという考え方です。

(このnoteを熱心に読んでくださっている方がいたらお気づきかもしれませんが、私はメンタリストDaigoさんが運営するDラボで得た知識をアウトプットしまくっています。このマガジンで紹介しているノウハウは、Dラボの実践編みたいな要素がかなり多いです。)

Quick Winは、小さくて早く手に入れられる成功。

成功体験は人を前進させるといいますが、そんなQuick Winを見つけてどんどんやろう、という考え方です。

ここで大事なのは、何を成功体験にするか。

絶対に取りこぼしてはいけない要素が2つあります。

  1. 自分にとって負荷が少なくすぐできること

  2. 目標達成への影響力が高いこと

小さな成功体験というと、1の「すぐできること」は意識されやすいと思います。

一方で、いくらすぐ成功できる体験だったとしても、目標達成に対して影響の少ない「どうでもいいこと」ばかりだと、前進しません。

2の「目標達成への影響力が高い」というのがとても大事です。

この2点を意識しつつ、自分がまず注目すべきQuick Winを探しましょう。

Quick Winを見つけるためのAPM

では、Dラボで紹介されている方法(APM:the Action Priority Matrix)に沿って、実際に私が行ったワークをご紹介します。

ぜひ、紙とペンを用意して一緒にやってみてください。

(詳しく知りたい方は、ぜひDラボの動画を見てくださいね。)

やることを書き出す

まずは、自分の目標達成に向けて取り組みたいことを箇条書きで書き出していきます。

ちなみに私の目標は、安定した収入を得つつ、誰かの役に立つ仕事を始めることです。(この目標の見つけ方は、以前の記事でご紹介しています。)

私が取り組みたいことは、プライベートの充実も加味して考えると、以下のような内容が思い浮かびました。

  1. ブログで毎月〇円以上の収益確保

  2. 日本に一時帰国

  3. toC向けのサービス作り

  4. 英語で日常会話

  5. 投資

  6. ライティングの収益が安定して〇万円以上

  7. カナダ旅行

  8. ロンドンオンタリオのカフェ巡り

  9. 部屋をおしゃれにする

  10. 節税対策

「いろいろやらなきゃ!」と思っている割に、じっくり考えると10個しか浮かびませんでした。これも新しい気づきです。

影響度と努力量を考える

次に、考えた取り組みを数値化していきます。

考えるポイントは2つ。

  1. Impact(どれくらい人生や目標達成に影響があるか)

  2. Effort(どれくらい努力が必要か)

この2つです。これは、最初にご紹介したQuick Winに必要な2つの要素ですね。

これを、それぞれ10点満点で評価します。

  • 影響度が大きいモノは10、ほとんどないものは1

  • かなりの努力が必要なモノは10、簡単にできるものは1

私の場合は、こんな感じです。

実際は手書きでやってます

数値化するときは、なるべく数値に基準をつけた方がよいです。

例えば、Impactの10段階評価は、人生に影響を与える可能性と考えます。

10は、成功すれば人生絶対変わる!と思うもの
5は、可能性が半々だと思うもの
1は、達成しても人生単位で見て好影響が少ないだろうもの

こんな感じです。基準は自分で考えて大丈夫です。

マトリクスで可視化する

数値化できたら、マトリクスを作っていきます。

縦軸にImpact、横軸にEffortです。こんな感じ。

雑な図ですみません。。

見える化してきましたね!

縦横5のラインで区切って4象限にすると、以下のように分けられます。

● 左上:Quick Win
● 右上:重大なプロジェクト
● 左下:ヒマつぶし
● 右下:ムダに疲れるモノ

箱のサイズがバラバラなのはご愛嬌

可視化してみると、何が大事なのか一目瞭然ですよね。

Quick Winをピックアップする

ここまで来たら、マトリクスの左上、Quick Winに当てはまるものから着手すればOKとわかります。

なぜなら、少ない労力で大きなインパクトがあり、成功体験として積むべきものだからです。

ここで私の表をもう一度見てみると…

左上(Quick Winは…)

私がまず着手すべきモノ(左上:Quick Win)は、以下2つだとわかります。

  • 収益が安定して〇円以上

  • 節税対策

私がまず取り組むべきは、たったの2つだったのです。

なんとなく気が早って、「自分のビジネスを作りたい」「人の役に立つ実感のある仕事を作りたい」というところに目が向いていました。

将来的なことを考えると、早めに投資を始めなきゃ、とも思っていました。

でも、これらはマトリクスの右上(重大なプロジェクト)であり、即効性の高い、まず着手すべきことではありません。

まずQuick Winに着手し、「成長している」「進んでいる」という実感を身に着けることが先といえそうです。

Quick Winをさらに分解する

  • 収益が安定して〇円以上

  • 節税対策

上記が、まず私が着手すべきことです。

でも、これらもまだ解像度が荒いですよね。「収益が安定して〇万円以上」になるために何から着手すべきか。

これもさらに分解してQuick Winを見つけ、まずやるべきことを見つける、という作業を行います。

今回は割愛しますが、実際にやってみることで、本当に小さなスモールステップを見つけることができます。

めんどくさそうに見えて、頭の中がかなりクリアになるのでオススメです。

「重要なプロジェクト」に乗り出す

さて、そうこうしてQuick Winをちょっとずつ達成できてきたら、いよいよマトリクスの右上、「重要なプロジェクト」に着手します。

ここは労力がかかるものの、人生への影響度が高い項目。

いきなり取り組むのは大変ですが、Quick Winを実践した私たちなら以前よりハードル低く取り組めるはず。

こうやって、より重要なプロジェクトを成功させていくのです。

「まずやること」を整理しよう

今回はステップを踏んで、まず着手すべきことの見つけ方をご紹介しました。

ご紹介しましたといっても、Dラボで紹介されていた知識の実践編として記載しただけです。

これ、やってみると本当に頭の中がクリアになって、ムダに悩んだり焦ったりすることがなくなります。

今回はご紹介用にエクセルの表などを載せましたが、実際にやるときはぜひ手書きで試してください。

その方が、より自分の頭に刷り込まれる感覚があります。

とにもかくにも、まず私がやるべきは安定収入&節税対策です。

なんだか急に夢のない現実的なタスクになった気がしますが、やっぱりここがフワフワしていたら安定感がありません。

まずは土台が大事。

私のように心配性な人間こそ、土台を固めることはきっとすごく大切です。

APMのワークに取り組むことで、そんなことにも気づかされました。

みなさんもぜひお試しください。

おすすめです!



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