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自分の「得意」は自分でわからない|何物でもない雑草キャリアが何者かになるまで

こんにちは、さやです。

あなたは、稼ぎにつながるほどの自分の「得意」を認識していますか?

特定の企業で、特定の作業をするような「得意」ではありません。
自分一人で営業し、集客し、購入していただけるくらいの「得意」です。

これって、結局やってみないとわからない、と最近実感しています。
自分のことを客観的に理解するには、ある程度の訓練が必要です。

ではどうやって「得意」を見つけるか?

カギとなるのは、「他者からの評価」です。


褒められたことを思い出す

私は2023年1月から、フリーランスwebライターとして活動しています。

もともとライティングの仕事はまったく経験がありませんでした。

ただ、家族でカナダ移住するにあたり、どうしてもこれまでの仕事を続けられなくなった私。時間と場所に関係なく収入を得られる手段として選んだのが、webライターでした。

なぜ、webライターを選んだのか。

理由は2つです。

・小学生のころに作文で小さな賞をもらったことがある
・知人から「メッセージカード書くのめっちゃ早いね」とほめられたことがある

たったこれくらいの理由で、「私は文章を書くのが少し得意かもしれない」と考え、ライティングを選びました。

まずは副業で小さく始め、少しずつ仕事を増やしたり、単価の高い仕事に集中していくことで、売上を上げていきました。

結果から見ると、私はライティングが得意で、稼ぎにもつながっています。

もし誰にも作文を褒めてもらっていなければ、webライターで副業したり、独立したりなんて考えもしなかったと思います。

小さなことでも、他者が評価してくれた。

これは、自分が考えている以上に「得意」を言い当ててくれていると思うのです。

思い込みはうまくいかない

逆に、自分で「私はコレが得意!」と思っていたことが、うまくいかないこともありました。

例えば、「営業」です。

私は新卒で介護の会社に入社し、最終的にはエリアマネージャーとして複数店舗の管理業務をしていました。

自分が直接管理していた施設の売上はだいたいいつも良好で、新規の施設を立ち上げた際も最初から目標を大きく上回る売り上げを達成できていました。

だから、私は「営業」が得意だと思っていたのです。

しかし、直近のコンサル会社で新規営業を担当したときは、驚くほど鳴かず飛ばず。

新規の契約が取れない上に、日々強いストレスを感じて、仕事に対する熱量も失われ続けていました。

最初は、業界の違いが原因だと思いました。

慣れてくれば、きっと以前のように契約がどんどん取れるようになるはず。
だって私は「営業が得意」だから。

そう思っていました。

しかし、結局新規営業では成果を発揮できず。残念な結果で終わりました。

このとき強く思い知ります。

自分が思う「得意」はあまり当てにならない、と。

もしかしたら、「得意だと思いたかった」だけなのかもしれません。

自分に対しては、やはり甘えが出たり、期待しすぎてしまったり、逆に卑下しすぎたりしてしまいます。

いずれにしても、客観的な評価を下すのはとても難しい。

だからこそ、自分の周りにいて、自分をよく見てくれている他者に評価してもらうことが大切だと実感しています。

「さすがプロは違う」

最近、うれしいことばをもらいました。

それは、知人の転職相談を受けていたときです。

私は以前、企業で人事マネージャを務めていました。中途採用の責任者として年間に700名以上の履歴書を見て、100人以上の面接を実施していました。

そのことを知る知人から、転職の際の応募書類の添削を依頼されたのです。

私は、他人の履歴書・職務経歴書を数えきれないほど見ています。

また、経営者がどのような視点で人材を選んでいるかも、理解しています。

それらの経験やノウハウからアドバイスをしているうちに、知人がこう言ってくれました。

「やっぱりプロは違うわ。視点がまったく違う。相談してほんとよかった。」

この言葉をもらったとき、とても驚きました。

私にとって履歴書や面接は日常でしたが、普通の人にとって転職活動は人生に数えるほど。

どうやったら書類選考を通過できる魅力的な書類が書けるか。
企業がどんな視点で応募書類を見ているか。
そもそも、中途採用における応募書類の位置づけとは。

私にとってはあまりに日常であるそんな内容が、一般の方からすると非日常で、価値のある情報だと知りました。

これは、知人に言っていただいて初めて気づいたことです。

そうか、こういうことももしかしたら仕事にできるかもしれない。

そう気づかせてもらいました。

幸いにも私はフリーランスで、自分でどんどん仕事を作ったり選んだりできます。

転職希望者向けのサービスを作る。

そんなこともできるかもしれない、と思うようになりました。

これがうまくいくかどうかは、結局やってみないとわかりません。
なんだってそうです。

でも、とにかく「コレいいかも」に気づき、行動し、分析することが大切なのだと思います。

新しい挑戦を

そんなこんなで、新しく転職支援のサービスをやってみようと考えています。

応募書類の添削・アドバイス
模擬面接
転職期間の伴走

そんなこと提供できれば良いな、と。

いきなりゼロから始めるのは大変なので、最初はココナラなどで始めても良いかなと思っています。

本当に便利な時代ですね。

せっかくもらった他者からの評価。

やってみない理由はありません。

小さく小さく、いろんな挑戦を続けていきたいと思います。

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