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139日後に家族でカナダ移住する脱サラ夫婦|1年間、毎朝フィリピンから電話

こんにちは、さやです。
(写真は、大好きなドーミーインの朝食バイキングです。)

家族でカナダ移住まで、あと139日。

今日は、カナダ移住に必須の英語学習について、体験談をご紹介します。

約2年前に取り組んだ、「毎朝6時にフィリピンから電話がかかってくる学習法」です。

平均的な日本人レベルの英語力

I like sushi. は言える。

はじめに、私の英語力について触れておきます。

私はこれまで海外に住んだことがなく、英語をガチガチに使って仕事をしたこともありません。
(軽めに使っていたことはあります。)

最近TOEICなどを受けていないのでレベルを数値化できませんが、定性的に表現するとこんな感じです。

・難しい文書は読めないけど、日常で出会う文書はフィーリングで意味を理解できる
・早口なニュースは聞き取れないけど、解説動画くらいのスピードならふんわりわかる
・しっかりとは話せないけど、ジェスチャーとガッツで外国の方とコミュニケーションできる

「〜だか〜はできない」ではなく、「〜だけど〜できる」と書くあたりに、謎のポジティブさが表れています。

とにかく、私の英語力ときたら、日本の義務教育を全うに受けた一般人レベルなのです。

グローバルな組織で迫られる英語対応

いろんな国の人が…。4か国語しゃべる人もいる…。

私がはじめてビジネスの場で英語の必要性に迫られたのは、約2年前です。

新しく分社化した会社がグローバルに事業展開しており、メンバーも多国籍。

そんな多国籍会社の採用担当を任せられ、必然的に英語に触れ合うことになりました。

そうはいっても、応募条件を「日常会話レベル以上の日本語力」としていたため、日本語が全く話せない応募者はいません。

また、求人票は帰国子女の社員が英訳してくれたし、英語面接の場合でと、基本は事業部の責任者が進行してくれました。
(私はニコニコお話を聞く係です。)

当時かなり多忙だったため、英語学習に時間を割くこともできず、「でもまあ、なんとかなるかな」などと安易に考えていました。

しかし、転機が訪れます。

人事評価制度の設計ミーティングを、全篇英語で実施することになったのです。

実は現地採用のアシスタントさんで全く日本語ができない方がおり、その方が参加するため、英語で実施せざるをえなくなったのです。

キックオフミーティングは、1ヶ月後。
やるしかありません。

大学時代以来の、英語学習を始めることになりました。

(結果として、約2時間ほどの英語ミーティングは、なんとかやり遂げました。)

メンタリストさんが推す英語学習

一気に英語力が開花する…!?

私が始めたのは、メンタルストのDaiGoさんの宣伝で話題になった、「AQUES」というサービスです。

英語を体に染付かせるために、毎日毎日、反復学習を繰り返すという独自メソッドを展開しています。

毎日外国の方と話す時間を作れること、レッスン以外に予習復習が必要ないことから、このサービスを選びました。

選んだコースは、1年間毎日50分レッスンを受けられるコース

やるしかない、とお小遣いを前借り入会しました。

毎朝6時に強制生電話

早朝に鳴り響く、フィリピンからのコール音…!

サービスの詳細は割愛しますが、強烈に印象に残っているのが、毎日有無を言わさずフィリピンから電話がかかってくることです。

正確には、Skypeコールがかかります。

事前に1ヶ月分のレッスン予約をするのですが、私の場合、原則毎朝6時に設定。

すると、来る日も来る日も早朝から違うフィリピンの先生からコールがかかってきて、50分レッスンがスタートするのです。

ときにはコールで目を覚まし、「Sorry,I just woke up.」と言いながらボサボサ頭で参加します。

"I really want to go back to my bed…"

(画面オフでも良いのですが、学習効果が薄れそうで、どんなにボサボサでも画面オンで参加しました。)

ビジネス英語の経験がほとんどない私に合わせて、基礎の基礎から学習が始まります。

先生はまったく日本語が話せないので、トラブルがあった際は、カタコトの英語と気合で乗り切るしかありません。

最初はものすごく緊張して、全然言葉が出てこなかったのですが、さすがに1年も続けるとすっかり慣れていました

注目の効果は…?

とうとう私も英語ペラペラに…! は、なりませんでした。

1年続けてみて、劇的に英語力が上がったかというと、そうでもありません。

ただ、外国人の方になんとかかんとか想いを伝える、受け取る、ということはできるようになったかと思います。

ビジネス使用できる状態ではありませんが、なんとか雑談はできるか、というレベル。

当時は「1年やってもなかなか英語力は上がらないんだなぁ」と落ち込みましたが、今考えると大事なことを学んだと思います。

それは、とにかく声を張って伝えようと努力すること。めちゃくちゃでも良いから、自分から言葉を出すこと。

Ah〜とか、Umm〜とか言ってても、一生何も伝わりません。

たとえ単語しか出なくても、文法が間違っていても、必死に話しかければなんとか拾ってもらえます。

英語を不用意に怖がらないガッツが身につきました。

(実はこの後に別の英語教材で学び、ガッツは大事だけど文法もめちゃくちゃ大事、と思い知ることになります。
そのお話はまた、別の機会に。)

ガッツと習慣化に拍手

よくやったぞー!!

社会人10年目にして再開した、英語学習。

毎朝フィリピン人の先生と強制的に50分過ごすという経験は、怖がらずに英語を話す度胸を身に着けさせてくれました。

それから、途中離脱せず、1年間頑張り抜けたのも良かったと思います。

考えてみれば、フィリピンは日本より1時間、時間が早いのです。

私は6時にレッスン開始ですが、フィリピンの先生は5時スタート。

しかも、ボサボサ頭で寝起き眼な私と違い、先生たちはビジネスウーマンとしてばっちりお化粧して参加してくれているのです。

そんな先生たちが待っていると思うと、コールに出ないわけにもいきません。

おかげさまで、なんとか1年間、学び通すことができました。
たくさんのフィリピン人の先生、本当にありがとうございました。

ここで身につけたガッツは、きっとカナダ移住後に役立つことでしょう。

とはいえ英語学習をしなくなって久しいし、全くレベルが足りていないので、そろそろ英語学習を再開せねばと思います。

子どもたちに負けないように、英語がんばります。


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