見出し画像

AI&自動化ツールで生活の質がかなり上がるのではないか実験。

こんにちは、さやです。

AIとお仕事に関する記事が、たくさんの方にお読みいただけているようでとてもうれしいこの頃。

巷では、AIの新しいサービス、拡張サービスの話題が毎日のようにあふれていますね。

「今ちゃんと使い始めないと本当においていかれるのでは!?」

というネガティブな想いと、

「もうすでに私の仕事や生活に生かせそう!!」

というポジティブな思考のもと、この週末は夫と「どんな課題をどのAIで解決していくのかチャレンジ」をしてみました。

つまり、私や私たち家族が今行っているあらゆる行動を、AIの力を借りてより良い状態に持っていけないか、さまざま検討し、試行錯誤してみるという実験です。

たった2日間ですが、いろいろ試して、たくさんの気づき、驚き、成果や挫折がありました。

今日はそんな挑戦のほんの一部を、まとめていきたいと思います。

「AI、気になるけど、まだ私には関係ないかな」
「どうやって自分の生活に活用するか、イメージがわかないんだよなぁ」

そんな方は、ぜひちょっと覗いてみてください。

「これはできそう!」「やってみよう!」と思う内容が見つかるかもしれません。


仕事に関する課題

せっかくなのでChatGPTさんに内容に合った画像を生成してもらいました。

まずは、私の仕事に関する課題から。

私は主にwebライティングや企業の広報的な業務を、フリーランスとして請け負っています。

クリエイティブな側面もあれば、結構単純作業の繰り返し、というものも。

・単純だけど時間のかかる業務を簡略化したい
・ルーティン作業を自動化したい
・より良いアウトプットを生み出したい

そう思う内容が多々あります。

そんな漠然とした思いの中から、まずは「これならAIや自動化ツールの力を生かせるのでは?」と思う課題を抽出しました。

課題と理想の状態

かわいい感じで作ってくれてうれしい。

私のチームでは、毎週YouTube動画を配信しています。

その中で、YouTubeの概要欄を作ったり、メルマガの文章を作ったりする仕事があります。

難しい仕事ではないのですが、ちょっと手間がかかるのです。

私が担当している仕事の全体像は、こんな感じ。

1.毎週、完成した動画を観て内容を把握する
2.ターゲット層に合わせた魅力的な文章を考える
3.完成した文章をYouTubeチームのteamsで共有
4.OKが出れば完了

AIを活用した私の理想は、こんな感じ。

1.AIに動画内容を取り込む(ココは手動)
2.AIがターゲット層に合わせた魅力的な文章を作成
3.作成後、自動でteamsへ共有
4.最終的な調整、完了(手動)

全体のフローの2と3を、まずはAIやITの力でどうにかしたいところです。

解決案と成果

パステルカラーであたたかくてかわいい画像をリクエストしています。

では、どんな風に解決していくのか。

私がエンジニアの夫と相談しつつ、実際に考えたのがこんな内容です。

1.カスタムGPT(自分専用のGPT)を作り、概要欄作りに必要な条件を与える
2.動画の字幕データをカスタムGPTに読み込ませ、文章を生成してもらう
3.生成内容を確認し、OKであればIpasS(自動化サービス)を使ってteamsに生成本文が送られる。

ここまでやってくれると、かなり楽になります。

多分、毎週30分くらいの時間が浮くと想定しています。

ワクワクが止まりません…!

具体案1.カスタムGPTで文章を自動生成

さて。

理想のフローで登場するツールについて、少しご紹介しましょう。

まずはカスタムGPTです。

カスタムGPTとは、ざっくりいうと、自分の用途に合わせて自由に作れるGPTで、ChatGPTの有料版を使っている人は、誰でも作成できます。「GPTs」とも言われます。

このGPTsにきちんと情報を設定してあげれば、当社のYouTubeにふさわしい概要欄を、自動で、一瞬にして生成してくれるようになるわけです。

「当社のYouTubeにふさわしい」を実現するために、カスタムGPTさんには、以下のような設定をしてあげます。

・会社の事業内容や目的
・公式YouTubeのチャンネル概要や狙い
・ターゲット層

それから、変なことを言わないようにしたり、個性を出したりするために、こんなことも指定します。

・口調や印象
・扱ってはいけない内容や表現などの禁止事項

また、細かな要望もできます。

・概要欄の最後にSEO上で重要なキーワードを3つ、#で生成
・毎回、企業のご案内の同じ文章を中段に入れる

こんな感じです。その他、具体的な構成なども指定。

これで、「当社の公式YouTubeの概要欄を生成することに特化したGPT」の完成です!

実際に動かしてみると、追加したい情報が増えてくるので、条件を追加して理想の形に近づけます。

結果として、私がこれまでウンウン言いながら作っていたよりも、わかりやすくてターゲットに刺さりそうな文章が、あっという間に生成されるようになりました!

やったー!

具体案2.Makeで文章をteamsに自動転送

生成した文章を自動でteamsに転送する。

これは、ChatGPTではできません。

そこで考えたのが、Make(旧Integtomat)」という自動化ツールの活用です。

Makeは、IpasS(Integration Platform as a Serviceの略。複数のサービスを連携して自動化するクラウドサービス)の一種です。

  • gmailが届いたらスプレッドシートに必要項目を転記する

  • スプレッドシートに入力したらSlackに通知をする

こんな感じで、異なるサービスをつないで、あらゆる動作を自動化してくれます。

すごすぎる。

IpasSの代表的なサービスであるMakeを使えば、カスタムGPTで作成した文章をteamsに自動転送できるのではないか、と考えたわけです。

これは…

残念ながら2日では実現できませんでした

主な原因は、単純にMakeをうまく使いこなせなかったことです。

Makeは日本語版がなく、すべて英語で操作する必要があります。
また日本でそれほど有名なサービスではないのか、使い方動画などもかなり限られていて、学習するのもなかなか難しい。

また、同じIpasSであるZapiarと比べると複雑な自動化作業ができる一方、やっぱりちょっと操作が難しい。

慣れるまでに時間がかかりそうです。

ただ、おそらくアイディアは間違っていないはず

ちょっとずつ時間を作って、Makeさんと向き合っていこうと思います。

その他のチャレンジ

週末に頑張ってる感を出してくれました。

その他にも、この週末にいろんなチャレンジをしました。

①毎週のメルマガの要点を5つにまとめ、Xの投稿原稿と画像をそれぞれ生成する
→カスタムGPTで成功!自動投稿までは至らず。

②Notionとグーグルカレンダーを同期して、タスクと予定を一元管理する
→Notion automationsを購入して成功!

③記事執筆に必要な情報を大量にデータ化し、一元管理
→データ収集はChatGPTでもある程度できるものの、データが複雑すぎると表までは生成してもらえず。

➃毎朝、Notionからその日のタスクと予定、遅延タスクをLINEに通知する。
→Makeを使いこなせず、未完成。

⑤過去のナレッジを蓄積して、執筆作業を一部自動化
→Notionにデータを取りためて、NotionAI や Notion Q&Aを活用すればできるかも。蓄積するデータのフォーマットまでは完成。

その他にもいろいろ試行錯誤してみました。

よくもまぁ、こんなにいろいろと手をつけるモノです笑。

アイディア次第で誰でもできる

AIと頑張ってるかん感を出してくれています。

そんなこんなで、たくさんのAIツールや自動化ツールに触れ、課題解決を試みた週末でした。

エンジニアではない私にとって、なかなか理解できない内容もありました。

でも、自分の現状をよく分析して、アイディアさえ生み出せれば、具現化してくれるツールはもう世の中にたくさんあるんだ!とわかって大満足です。

私のAI&自動化計画はスタートしたばかり。

これからいろんなツールを触って、学んで、試して。良い形を作り上げていきたいなと思います。

みなさんの活用方法、アドバイスなどがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください!

新しい技術をちゃんと味方にして、楽しい毎日を過ごしたいですね。

(なお、このnoteはまだまだ私が全部イチから書いております。笑)

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,601件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?