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堕財布のススメ(たまには)

また、数日あいてしまいました。しかし、noteを書くことで日々にしわ寄せがあっては本末転倒なので、まぁ、良いのです。「毎日書きたい、ケド...」くらいのつもりで。

灰色の水曜日

別に灰が降ったわけではありません(降ったかもしれないけど)。とある曲の名前です。水曜は、朝一で歯医者を予約していましたが、寝坊によりキャンセル。よろしくない。

その後は、ラボメンのUmちゃんと卒論の打ち合わせのはずが、Umちゃんの体調不良でキャンセル。時間ができたので、多少メールなど打っていたと思います。

月曜に医学部の先生のところにお貸ししてきた実験機材を回収に向かいました。タクシーで行こうと思っていましたが、市電で向かうことにしました。

とても良い天気でした。鹿児島の市電は、軌道敷が緑なので、好きです。ヒートアイランド対策と、市電発着時に灰が舞い上がらないようにという対策のために、芝が敷いてあるとのこと。医学部がある桜ヶ丘キャンパスの最寄の脇田電停までは、意外と早く着きます。15分か20分くらいでしょうか。電停から、歩いて丘を登ります。自転車だときついし、夏だと汗をかいてしまいますが、この時期になら、どうってことない距離です。

丘の道を登って、キャンパスに近づいたあたりに、aviewというカフェがあります。とても人気のお店なのですが、まだ入ったことがありません。桜島がきれいに見えるはずです。

機材は、あちらの教授が取り外しをしていてくれたので、割と早く片付きました。データ転送が終わっていないかったので、パソコンだけおいていくことにしました。また、金曜に別の用事で来るのです。

帰りは、タクシーで戻りました。会議があり、その後、急いで家に帰りたいので、持ち帰った機材を元通りにセッティングしました、急いで。意外と早く終わりました。東北大にも持ち運んだことが2度あるし、相棒みたいな機材なので、慣れました。

会議では、少々今後の組織のことについて込み入った話もしましたが、上役の先生が、僕がやりやすいように、全体への説明の場を設けてくれました。来週までに資料を準備しないといけません。この方があとあとを考えると楽でしたし、しょうがないことなのですが、大学というのは、会議体の階層が決まっていて、例年のことはロングスパンで日程が決まってはいますが、基本的には、各会議は月1で、上位の会議で決まったことが、翌週の下位の会議に降りてきて、再度、教授会に上げて最終決定するといった流れなので「来週までに準備を」ということが毎月あります。主にここが、研究を妨げる気がします。このような流れで方々に「来週までにお願いします」という依頼が飛び交うと想像しています。

こういうことを、効率よくこなし、先読みしていろんなことを前もってやっておくのが、これからの(研究を続けたい)大学人には肝要なのだな、と思うかんのなのであった。

夜は博多へ

帰宅後、荷物をまとめて新幹線で博多へ。明日は年休です。木曜がゆとりさんの誕生日で、先々週くらいが僕の誕生日で、なんとなく、福岡で遊ぶことにしたのです。お互い、プレゼントは用意してません。この先のことを考えると、意思決定がめんどうだな?という阿吽の意思決定でした。代わりに、毎年どこかへ行ったりするのです。

鹿児島から博多は、1.5hくらいで着きます。割と、あっという間。19:30くらいに着きました。ゆとりさんが、かつて家族と行った餃子屋さんに行きたいということで、まずはそちらへ。博多は、一口餃子が有名だそうです。

しかし、かなりの人気店で、平日なのに満席。忘年会シーズンですしね。ゆとりさん、涙目で落胆。ぐずりそうなご様子。予約をしなかったこと、予約をする習慣のなかったこれまでの人生を後悔し始めました。中洲川端から、中洲を通って天神に向かいます。この間、少女をなだめるような会話に徹した私の気持ちをお察し下さい。

天神南のDAIMARUの前にある屋台に、なんとなく入りました。実は、博多の屋台は行ったことがなく、一度経験してみたかったのです。

こちらで、焼酎1杯(ゆとりさんは2杯)、おでん、串焼きを何本か頼みました。活気のあるお兄さんが料理をしてました。日本人の常連さん、外国からの観光客、外国人の常連のお兄さんが日本人の女の子を連れてきたり、いろいろです。店員さんは、韓国語もペラペラでした。もちろん日本語もペラペラです。福岡は、中国や韓国の観光客も多いですが、住んでる人も多い様子、おそらく2世なども含め。「インターナショナル」というものの土地柄を感じました。東京とはちょっと違う感じ。

ほどほどに食べて、店を出て、さきほどの餃子屋さんに電話してみました。空いているということで、向かうことに。22時過ぎです。かなり、気温は寒く感じます。

入店してすぐ、焼き餃子と水餃子を注文。

確かに、これは美味しい。屋台でもそれなりに食べたので、こんなに食べられるだろうか?と思っていたものの、ペロリでした。餃子鍋もあるということで、いずれまた来たいと思います。博多には、ゆとりさんの弟もいますし(今回は仕事で不在)。

ホテルまでの帰りに道に、たまたま櫛田神社というところを通りました。

こちらは、お祭りで有名な山笠が年中見られる神社ということです。見てきました。デカすぎて、狂気(凶器)を感じました。

木曜日です - 太宰府そして堕財布(ギャルソン)

この日は、午前から太宰府を目指しました。天神にある西鉄福岡駅から20-30分くらいです。

11時くらいについて、まずはお昼。博多というとラーメンという印象がありますが、福岡出身の方に聞くと「より日常的に食べるのはうどん、うどん文化なのだ」と聞くことが多い印象。太宰府で人気というお店に。ゆとりさんは、佐賀に住んでいたことがあり、福岡にも詳しいのです。

粋な感じの店主が、今日の天ぷらの説明をしてくれました。うどんと天ぷら3種を注文。西日本のおうどんは、つゆ(スープ)というよりも、お出汁という感じで、あっさり。とても優しい味でした(好み)。天ぷらも秀逸。満足。

その後、太宰府天満宮へ。全体的に、お洒落でした。字数が増えるので、以下インスタでどうぞ。

太宰府の敷地から、九州国立博物館にもいけます。こちのしつらえも大変よろしく、展示内容も九州の地域性を感じさせながらも、普遍性もある内容で、かなり練られていると感じました。

隈研吾が関わったスタバで休憩。

忘れていた菅原道真について、ちょっと思い出すことができました。ちなみに、菅野家の家紋も梅鉢なので、若干の親近感。

帰りの電車は、おネムだったので、寝て帰りました。

その後は、COMME des GARÇONS 巡りをしました。鹿児島では、セレクトショップで多少扱ってることはあっても、正規のお店がないのです。博多は、DAIMARUに1軒、岩田屋というデパートに3軒(たぶん)、そして、直営の路面店があります。全部行きました。ゆとりさんやそのお友達、もしくは上司的な人は、ギャルソンが大好きなのです。ちょっと前にみなさんのギャルソン愛を聞く機会があり、考えを改めました。これまでさしてハイブランドには興味はなかったし、ギャルソンにも特段興味はなかったのですが。

夏には香水を書いました。

ちなみに、d design travel 東京号の表紙はギャルソンです。

岩田屋の店舗で、ゆとりさんはボトムスを購入。帰宅後に試したところ、僕が履いても良い感じ。岩田屋の別の店舗で、気になるジャケットがあり、僕はそちらを試着。実は上下セットだということで、ボトムスも試着。以外と、ボトムスの方の用途が広そうです。なんとなく「次にスーツを買うことがあれば、ギャルソンだな」と思っていたので、上下で買うことにしました。そこそこの値段がしますが、大人のスーツだと思えば、まぁまぁの価格なので、むしろお得感があります。

だいぶ夜になってきましたが、岩田屋の近くに、知人が働いている本屋があるので、立ち寄ってみました。非常に、よき本屋。

その後、ギャルソンの路面店へ。

もう2人とも買ってしまったので、もうこれ以上買う気はなかったし、すでにギャルソンの袋を2人とも持っていたのに、そんな僕らに店員さんがいろいろ教えてくれました。非常に広い店舗です。東京の青山本店の次くらいに広いのではないでしょうか。僕が着るには派手な服も多いですが、着てみると意外と違和感がない、というものも多い印象。

2階には、かつてd福岡が入っていました。感慨深く眺めました(上記インスタ参照)。

店を後にして、博多駅へ。

ちょっと緊張しながら買い物をする、年に一度くらい背伸びをする、そんなのも良いものだと話しながら歩きました。誕生日も近いし、お互い準備してもお金の交換みたいなものなので、その労力を払うなら、一緒に背伸びをしに買い物に毎年行こうということに。ギャルソンをデフォルトにしつつ、他にもメガネとか、靴とか、そういうのもありかもしれない。

まずは切符を買って、残りの時間、新幹線の改札付近のお店を見て歩き、次回以降はかなり効率的に回れそうになりました。小倉のパン屋・シロヤの位置も確認。夕飯は、博多駅で買った駅弁を車内で。

鹿児島に着いてから、ゆとりさんのお母さんが買ってくれていたモク(ヤノケーキテン モク)のケーキを回収しに行って、帰宅。

2晩に分け、2夜連続で頂きました。

金曜日

多少寝坊。朝一で、先日Umちゃんとリスケした卒論の相談です。Umちゃんがもっと寝坊。その後、話をして、お昼を一緒に食べました。

海外から日本人の研究者のお客さんが来て、ラボを案内し、研究の話をしました。日本に滞在中、全国のいろんなラボでセミナーをしているそうで、今日は鹿大の医学部でセミナーをするのが元々の予定です。詳しい年齢は存じ上げませんが、たぶん、僕と同世代か、ちょっと下だろうか。僕と同い年の研究者の友人に「鹿児島に髪がもじゃもじゃしたやつがいるよ」と聞いて、連絡を下さったそうです。

一緒に市電で移動して、ホストの先生のところにお連れしました。ここで、僕がこの週一緒に実験をしていた先生も合流して、PCを返却していただきました。一晩録音したデータを、数値化した後、どう解析するのが良いかな?など考えます。

さて、ゲストの方のセミナー。お若いのに、非常に素晴らしい研究を、すでにいくつか形にしてらっしゃり、とても聡明でした。

セミナー後、知人のみなさんに挨拶をして、僕は自分のラボに戻りました。途中、閉店までまだ余裕があったので、坂道にあるaviewでお茶をして休憩。

大学に戻った後、仕事をしていましたが、途中、疲れて寝てしまい、起きてさらに少し仕事をして帰宅。やることは山のようにあるものの、だいぶ、整理されてきた。もしくは、見通しの立たなかった学務が終わりそうになってきた、いろいろな当番の仕事が僕にまわってこないなど分かってきた、など。年末まで頑張ると、いよいよ研究中心の生活が見えてくるでしょうか。

土曜日です

正直、久々に長時間寝ました。移動が多かった今週で、おざなりにしてしまった家事や旅行後の片付けが必要なものが目につきました。録画もたまってます。それらを、全部やりました。久々に、掃除も結構して、ブラーバくんにも床掃除をお願いしました。

この間に、買い出しにいって、作り置きなどもたくさんしました。来週の支えとなるでしょう。

明日は、年内の仕事の進め方の布陣を整理するところから始めようと思います(また整理してしまった)。

今回、よかったなぁと思うことの1つを、最後に。久々に、パソコンを持たずに鹿児島を出ました。



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