【趣味】書き換えができるゲームソフトを紹介します。

記憶媒体として現在主流なものに、USBフラッシュメモリやSDカード、ハードディスク、SSDなどがあります。これらは簡単に購入するとことができて、PCに接続するだけで、データの保存をすることができます。
これらの記憶媒体が利用される前は、フロッピーディスクが使われていました。当時主流だったのが1.2〜1.4MB(メガバイト)の容量のフロッピーで、現在のデジカメで撮影した写真なら、1枚も保存できないほど少ない容量でした。
このフロッピーディスクと同じくらいの容量でフロッピーディスクやUSBフラッシュメモリのように、中身を書き換えることができるゲームソフトがあったことをご存知でしょうか?そんな少し特殊なゲームボーイソフトについてご紹介します。

GBメモリ ゲームボーイとは

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ニンテンドウパワー
より引用します。

上記の写真の右のカートリッジがGBメモリです。左のものはスーパーファミコンのゲームソフトを書き換えできるSFCメモリです。
1997年から2007年までローソンに設置されているLoppiにこのカートリッジを差し込んで端末を操作すると、カートリッジにゲームを書き込むことができました。
カートリッジは2,500円で購入することができ、カートリッジに書き込むゲームソフトのタイトルに応じて、別途書き込み料金が発生します。(ちなみにSFCメモリは3,980円販売されていました)

GBメモリの容量は8Mbit+1024kbitとなっております。1Mbitは125KB(キロバイト)なので、1MB程度になります。

GBメモリのすごいところ

このGBメモリのすごいところは、なんと言っても書き換えができるというところでしょう。GBメモリに書き込んだゲームをクリアしたらデータを消去して、新たに別のゲームを書き込んで遊ぶことができます。
書き込み料金は500円から1,000円程度だったため、新品や中古ソフトを購入するよりも安く、そして何度でも新しいゲームを購入して遊ぶことができました。
もうひとつすごいところがあります。それは複数のゲームを1つのカートリッジに収めることができるところです。カートリッジの容量が1MBなので、0.5MBのゲームソフトなら2つ、0.25MB4つもゲームを書き込むことができました。これにより、ゲームソフトを差し替えることなく別のゲームを遊ぶことができました。

当時、GBメモリを親にねだりましたが、たとえ書き換え料金が安くても、両親は買ってくれませんでした。書き換え料が安いと言うことは、何度も書き換えをせがむことがわかっていたのでしょう。

2007年にLoppiの書き換えサービスが終了しているため、GBメモリを手に入れることはできても新たにゲームを書き込むことができません。自分で好きなソフトを選んで専用端末で書き換える作業ができないの非常に残念です。

専用端末の操作方法についてはインターネットで情報がないため、叶うことなら一度Loppiの端末でゲームを書き込みしてみたいです。

まとめ

今回は書き込みができるゲームソフト GBメモリをご紹介しました。何度も書き換えができて、複数のゲームをひとつのカートリッジに集約できる夢のソフトです。現在はオンラインでゲームソフトを購入して本体やSDに保存することができますが、店頭の専用端末で書き込みをすると言う煩わしさにロマンを感じてしまう一品です。

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