ルルウタ(8/9公演2部)感想と段原瑠々さんの凄さを伝えたい
・おことわり(ネタバレあるよ)
※曲名・セトリ他公演内容に触れるネタバレあります※
下の目次ではセトリはわからないようにしてあります
1.ルルウタに関して
・前段(~応募)
昨年に開催されたFCイベント(ソロイベント)「Juice=Juice 段原瑠々FCイベント2023 ~RuRu Ballad~」の第2弾としてFCライブ(!)「Juice=Juice 段原瑠々FCライブ2024 ~ルルウタ~」が開催。
※note始める前だったので記事投稿はないですがRuRu Balladの初日に参加してます(こちらも凄く良きイベント(ライブ)でした)。
仕事の状況が見えずであったが8月の盆時期であれば休暇調整もできそうってことでチケット当たれー当たれーと願掛けしながら8月東京公演の1部2部共に応募し、2部当選やったぜ!!ということで、万障繰り合わせしてのFCイベント参加です。
・前段(当日~開演)
ツアーやFCイベントが色々な所で開催されるので、家から遠くはないエリアだけどその駅で降りたことないなという駅にも行くようになりましたね。
今回の会場は「東京都墨田区曳舟文化センター 劇場ホール」で最寄りは京成曳舟駅。初めて降り立つ駅(家からは遠くない、むしろ近いエリア)、そして駅出口目の前に施設あってアクセス便利。よき所です。
近さ+心配性で早めに家を出る性分なこともあり、予定通り早めに着いて時間を持て余すところまでがいつものパターンです。現場行くのもここ2年くらい(かつツアーで東京近郊公演1回、瑠々さんFCイベントくらいの参加)だし、ソロ活動なので現場でご挨拶とか一緒に時間過ごすハロヲタ仲間いるわけでもないのでこの時間だけすこーし手持ち無沙汰なところある。やむなし。
そんなこんなで会場に入場し、開演を待つのである。
今回の席は前の方で4列目くらい上手(ギター側)でした。近くで楽器演奏みる経験もなかったので開演する前からドキドキするなど。
そして幕が上がる(比喩です)。
・全体感想
「RuRu Ballad」も凄く良くて心打たれる公演だったが、その満足度を凌駕する満足度な「ルルウタ」でした。バンド演奏(ピアノ・ギター)と瑠々さんの歌声が非常にマッチしていて、それは選曲しかり、歌表現・楽器演奏しかりということだと思う。ソロの歌手(歌い人)として成立しているのが大変カッコイイ。披露曲としてはハロプロの楽曲、それ以外(J-Pop)の楽曲を歌うのだけれど、かわいいに振った表現ではないから、当然かわいいを内包しながらも「カッコイイ」とか「アイドル歌手でなくて歌手だな」って印象を持ちます。
・着席鑑賞、コール基本無し(雰囲気から発生せず)嬉しい
今回、前情報でバンド演奏(生演奏)でのライブとあったので、ロックというか少しアップテンポな公演をイメージしていたけど開催に近いタイミングでの瑠々さんブログなどで着席鑑賞とのこと。まだまだ在宅ファンスタイルがベースだからというわけではないけれど、基本的に座れるなら座りたいし、コールも本当は嫌いな性分なので、今回の着席鑑賞と歌の雰囲気からほぼコールはないコンサートというスタイルに落ち着いたのが凄く心地よかった。多分、自分がイメージするコンサートってものに近かったからだとの振り返り。
Juice=Juiceの歌を歌いまくる!ってことでもないだろうなというのと着席鑑賞指定があったことから、ペンライト振り振りではなく拍手・クラップで楽しもうと思ってペンライトは鞄から出さず。着席のふとももあたりで自分の好きな感じで手でリズム取ったりなど楽しんだ。
・アクシデント(緊急地震アラート)での一時中断には緊張
MC1から次の曲に移る直前ぐらいに緊急地震アラート発生で、客席の至る所でスマホのアラートが鳴る状況。正直、南海トラフ地震の注意情報出ている最中であったので個人的にはかなり緊張した。一番は舞台に立っている演者がセットの倒壊など危険が高いはずなのに客席を落ち着かせるよう声かけてくれるなど瑠々さんの優しさが溢れておりました。結果的に大揺れはなく(一応、私は席で揺れは感じた)公演再開となり、中断前と変わらぬパフォーマンスで公演は進んでいきました。演者も観客もみんな無事でよかった。
・特に好きだった/印象に残った曲と好きだったところ
先にざっくりセトリを記録しておきましょう。
昔のハロプロ曲とか知らないしあまり追うパワーもないので、BDイベントとかいくと初めて出会う曲が多い。SNSとかでセトリ書いてくれる方々ありがとうございます、丁重に参照させていただきます。
■愛されルート A or B? とても好きな感じ。
他のイベントなどで歌ったことがあるのかわからないけれど私は瑠々さん歌唱の『愛されルート A or B?』は初めてだったと思う。
曲の雰囲気とか瑠々さんの哀愁/ウェット/力ある感情の乗った歌唱がベストマッチ、そしてピアノ・ギターの生演奏とこの曲もベストマッチ。ピアノとギターだけの演奏と歌に絞られてよりオシャレ度があがってる気がした。
当時、この曲から瑠々さんをあまりイメージはしたことが無かったんだけれど、めちゃくちゃ合ってる!!
こうなってくると、ブラックミュージック他オシャレなのとかジャジーなやつ、なんでもござれ!になるのではないか!!!
■知らないのにKissHug聴いたら、これaikoの曲っぽいと思うなど。
aikoの曲が好きとかカラオケで歌うだったかな、そんな話を公言してた(ハズ)からもあると思うけど、aiko曲って歌詞なのか曲なのかはたまた両方なのかわからないけれどaiko印があるんだろうなぁ。やっぱ歌詞かな。途中まで聴いて曲名はわからないけどaikoに違いないと思った。
aikoさんとは当然違うのだけれど、曲の雰囲気が凄い出てたと思う。
aiko版、段原瑠々版を聴き比べたい。
■プラスティック・ラブ良かった。(好きな曲)
Juice=Juiceカバー版の『プラスティック・ラブ』がかなり好きで、複数ボーカルで歌うカバー(別編曲になってる)としては至高と思っている。
ギター+歌のみの構成で、ギターアレンジになるのでわからないのだけれどJuice=Juice版からのアレンジではなくて、原曲の方からのアレンジなのかなと思って聴いていた。
そうなると、脳内をよぎるのはこの(↓)のライブ映像になるわけでそうするとギターの小金坂栄造さんが山下達郎ばりにラストのところ張り上げるのかなぁとか待ち構えていたけれど、そういう展開ではなかった。
Juice=Juiceとしても歌っている歌を、ソロ歌唱で聴けるのはやはり嬉しい。
■こ、これが dearest. なのか、、、凄い
恥ずかしながらむしろ松浦亜弥世代でもおかしくない私ですがきちんと知らなくて、でもハロメンが歌ったりとか凄い曲みたいな情報だけインプットはされている『dearest.』。
途中の歌詞でdearestって出てくるから、これあの凄い曲じゃないのか。
これか、こ、これが噂のdearest.なんか、すごい名曲じゃないか。
そしてそれをかなりのハイパフォーマンスで魅せる段原瑠々、凄すぎる。
ピアノ一本+歌の表現が非常に自分に沁みてくるのは感じずにはいられなかった。
そして、さらに幡宮航太さんの演奏好き。なんか好き。
今回のパフォーマンス、松浦亜弥本人以外のパフォーマンスの中でも屈指のパフォーマンスなんじゃないかと推察しますが、他パフォーマンス観たことある有識者の方いかがでしょうか。
■8月9日、8月に公演される意味ってのがそこにあった。
広島は8月6日ですが、今回公演初日の8月9日は長崎とこの曲の内容がリンクしている。
ラストMCからの『8月の空』とても素晴らしかった。公演後にSNSでリンクしてくれていた方がいた(当該記事は当時読んでたけど、8月の空に言及してる部分は記憶になかった)が、平和な日常や愛や世界を慈しむことといったことを本当に自身の歌唱で伝えようとしていることを強く理解した。
RuRu Balladの時もそうだけど、自身の歌手性(アーティスト個性)みたいなことよりも前に平和について願うなどを軸に持っているんだなぁ、と。
マクロス世界の歌姫か、と思うのであった。
8月の空についても言及している、Web記事リンク
2.段原瑠々さんの素晴らしさ(稀代のアイドル歌手)
・歌うまい、ダンスうまい
まずアイドル(グループユニットメンバー)としてのハイパフォーマンスぶりが凄い。歌唱力先行ですごい!と評されているイメージだけど、ダンスも以前からずっとうまいと思う。
純粋なダンススキルでの上手い下手や優劣はわからないんだけれど、ことアイドルやパフォーマンス集団としてのダンス・表現力で言えば、ダンス上手メンバーに引けを取らないと思う。
・若くして人間ができ過ぎている(尊敬しかない)
真面目というよりは誠実という印象。ブログなどの情報発信もマメだし、料理も得意(好き)でメンバーに手作りパンを振舞ったりそういう周りへの奉仕というか優しさ・慈愛に溢れている。
ご家族との仲も大変に良好なことがブログやSNSなどでの発信から感じとれるし、それが上辺ではなくて本当にそうなんだなぁ感じられる真実さが凄くある。「周りの人からたくさんの愛を注がれてそれを素直に受け取り、本人を形成して自分も他者へ愛を注げる」そういう存在であると見てとれる。
※当然、ファン(第三者)がみえている部分なんてある側面だけではあろうが、その見えている部分が本当に愛に溢れているなぁと思う。
徐々に培ったものかなとは思うが、自己評価をついつい低く見積もってしまう人にありがちが過剰な謙遜をしないところもファンとして好き。
表舞台に立つ人間というのもあるし、褒められた時やすごいと持ち上げられた時にきちんと受け止めてくれたらよくて、それをしているところが好感。前述の育まれた環境とかも要因なのかなと思う。
瑠々さんの振る舞いを見ると(ブログ読んだりすると)背筋をシャンとしないとあかんなっていつも気持ちを改めます。
・平和や日常の幸福、感謝といったことを願い歌うことを体現している
前回のソロイベント「RuRu Ballad」でも今回の「ルルウタ」でも、平和についての想いや日常の幸せ、感謝や愛といったことを自分の歌というもので届けたい(MCの感じでは「届いたらいいな」という感じだったかな)ということを自分が歌うことの軸(意味・意義)として掲げていて、前述のWeb記事でも答えているように外部に発信もしている。
それを美辞麗句として言うことは簡単なんだけれど、それを体現していることが本当に素晴らしい。
選曲選定やパフォーマンスも、自身が歌うことが好き・その曲が好きということがありながらもいつもファンの方を向いた理由もしっかり含まれている。
アイドルグループでの活動が主戦場となる人が、ソロの音楽活動の場があるとなったらもう少し自分のアーティスト性の発揮みたいな方向に舵を切ることも可能なハズなのに、そちらに舵を切りきらないところが凄いと思う。
先にも書いたが、マクロス(アニメ作品)の世界の「歌が世界を救う」歌姫みたいなことになっている気がする。敵がいるわけではないんだけれど、文化を知らない異星人がいてもそこに歌を文化を届ける勢い。
※ニュアンス伝わらない人は「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」あたり観てくれ。
アイドルっていうより歌姫(歌がただうまいってことではない)って感じで自分の観た・知ってる範囲だと、TV版マクロスF終盤のシェリル・ノームとかね。余談だけれど『真空のダイアモンド クレバス』歌って欲しいとずっと思っている。
・こんな素晴らしい人って稀代のアイドル歌手じゃない?
で、結論めいた話をすると、こんなに素晴らしい条件を満たす人って稀代のアイドル歌手(歌手)じゃない?ってことで。
少し横道としては、今のこの状況(本人の想いが体現できる環境とか)って
ハロープロジェクトのアイドルじゃないとなっていないのかもなぁなどは思ったりはしている。
ビジネスだけれど商業的過ぎないところがある(?)、もしくは音楽活動そのものを非常に大切にしている事務所(アップフロント)所属だからの側面はありそう。
ありがとうアップフロント!ありがとうハロープロジェクト!!
(1)アイドル/歌手としてハイパフォーマンス・ハイクオリティ
(2)家族他瑠々さんが育ってきた周辺環境から大変愛されてきたこと、それをファンが感じられる
(3)結果、パフォーマンスに真摯、周りへの愛があふれるそういう人になるだけでなく、そういう愛や感謝が歌うことの意義や活動の軸に昇華している
こんな、心技体揃ったアイドルや歌手ってそうはいないのではないでしょうか。
マジで段原瑠々さんはアイドル界の至宝。慈愛に満ちている!
色々な形で瑠々さんファン/Juice=Juiceファン/ハロプロファンだけでない多くの人が瑠々さんの歌(歌っている姿)に出会って欲しいですね。
段原瑠々さんを育んだ全てにマジで感謝!