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映画・ドラマ

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映画とドラマの日記
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希望の先に~映画『ショーシャンクの空に』~

待っていてくれる人の存在、行く所があるということの大切さ。 映画『ショーシャンクの空に』…

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二百十日の風

すっきりしない天気。 雨になりそうな気配を含んだ風。 一度干した洗濯物を取り込む。 雨が…

マロンと駒
1か月前
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待ち合わせに彩りを

『アジサイほど、雨の似合う花はない。』 嵐の日、激しい風に舞うアジサイを見ながら思った。…

マロンと駒
1か月前
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都会のOASIS

「ココに来ると、色々嫌なこととか発散できる。」 先日、ある習い事の教室で耳に挟んだこの言…

マロンと駒
2か月前
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スポットライトの先に

寒い夜に 大きく響く ネコの声 真夜中に、外にいるネコの鳴き声で目が覚めた。 喧嘩でもし…

マロンと駒
4か月前
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曇りガラスになる扉

中に人が入り鍵をかけると、透明なガラス扉が自動で曇る。 先日『Perfect Days』という映画を…

マロンと駒
6か月前
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喧嘩両成敗

荒れた宿場町にフラっと現れ、揉め事が片付いたところで風のように去って行く1人の浪人。 宿場町に足を踏み入れると、まず出会うのは人の片腕をくわえて走り去る野良犬。 この宿場には何かある…一気に物語に引き込まれる。 同じ宿場に親分が2人。 2代派閥のこの宿場で描かれる人間模様と、さらけ出される強欲さは、どこかおかしくさえある。 この作品で一番印象に残ったセリフ… 『1人殺そうが100人殺そうが、縛り首になるのはいっぺんだけだよ。』 これは、気の弱い息子を奮い立たせよ

本当にあった小学校

今は商業施設になっているというその場所に、かつて小学校があった。 その小学校の名は『トモ…

マロンと駒
6か月前
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駅どめ

以前、あるアメリカ人が、一番感動した日本映画は『ハチ公物語』と言っていた。 その方は犬が…

マロンと駒
8か月前
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夜の女

『夜の女』と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、往年のドイツ人女優、マレーネ・ディートリッヒ。…

マロンと駒
10か月前
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格闘技との出会い

取り囲む男性を、たった1人で素手で倒していく女性。 ほんの5分ほどの、セリフのないシーン…

マロンと駒
11か月前
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死者からの声~映画『Field of Dreams』~

“If you build it, he will come.” ある日、自宅のトウモロコシ畑で不思議な声を聞いた主人…

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生きるとは?~映画『生きる LIVING』~

先日、やっとのことでチケットを入手し観た映画『生きる LIVING』(2022年 イギリス映画…

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自然への畏敬~映画『すずめの戸締まり』~

廃墟に現れ、災いをもたらす扉『後ろ戸』を探し求めて閉める仕事『閉じ師』。 天災を防ぐ大事な役目を果たしている『要石』。 それらはたとえ名誉な役目でも、知られることも、振り向かれることもない、孤独な役目。 目に見えない、見えていても気づかれない。 けれど確かに存在している、なくてはならない、大切で必要な務め。 現世と常世を繋ぐ、1枚の扉。 扉の向こうに広がる不思議な世界『常世』。 そこは、人知を超えた神域。 自然が生んだ、神秘な空間。 作中に登場する『ミミズ』