【今後の注目】メタバース~働き方が変わる~
みなさんこんにちは!
今回は、今注目されている”メタバース”について!
メタバースとは?
近年、「メタバース」という言葉を様々なメディアで見かけるようになり、【メタバースってなに?】と思われた方も大勢いるかと思います。
結論からいうと
【インターネット上の仮想空間】のこと
です。
メタバースのことはまだ定義がありませんが、”仮想空間”のことを指します。
使用するユーザは、「アバター」を作成し操作する。そして、空間内で活動し、ほかの参加者と交流する。
なので、今いろんな企業が導入している「テレワーク」が今後、メタバース内で集まってミーティングもできるわけです
メタバースで働き方が変わる?
メタバースを活用することによって、さまざまな働き方が変わってくると言われています。
「リモートワーク」による問題点を解決
社内コミュニケーション量の激減による効率の悪さや孤独感、公私の区切りのつけにくさなどがあり、長期的な影響が懸念されています。
そうした課題の解決手段になるのではないかと期待されているのが、リモートワークの次の段階と位置付けられている、メタバースを活用したバーチャルオフィスです。
仮想空間に擬似的なオフィスを構築し、オンラインで社員とコミュニケーションを行う仕組みを指します。
チャット・ビデオチャット・音声チャットなどのコミュニケーション、画面・資料共有、座席・ルーム設定機能などが備わっています。
メタバースを活用したバーチャルオフィスだとユーザー(従業員)がアバター姿でバーチャル出勤したり、近くにいるアバターに直接話しかけることもできます。
つまり、仮想空間上にあるメタバースでは、操作方法やおすすめコンテンツなどの案内役として、アバターに扮したスタッフが働く
メタバース内での新規事業の収益獲得
現実世界で展開している事業を、新規事業としてメタバース内で展開することで新たな市場で収益が獲得できるというメリットがあります。
メタバース内に新規展開することで、次に紹介する新規顧客の開拓にもつながります。そのほか、既存の事業とは異なった業種でメタバース内に参入することも可能でしょう。婚活や就活、ビジネスなどのマッチングサービスといった事業の立ち上げも一つの例です。
仮想店舗の運営
メタバース内に仮想店舗を構築、出店することで、ユーザーに家に居ながら現実世界の店舗と同様に買い物ができるという体験を提供することができます。
仮想店舗に必要な費用については、ソフトフェア開発費が中心になります。実店舗の出店、運営と比べると、家賃や光熱費、外装、内装費用など、現実世界で発生する費用を大幅にカットすることが可能です。
少ない費用で、世界中の消費者に商品のアピールと販売ができます。店舗数の拡大についても、3D空間のデータはコピー&ペーストが容易なので、2店舗目以降は初期費用を抑えて出店することが可能です。
ちなみに、
日本企業でメタバースを導入している会社は・・・
株式会社BEAMS:「バーチャルマーケット」への出展
「バーチャルマーケット」は、メタバース内で様々な3Dアイテムや商品が売買でき、世界中から100万人を超える来場者が集まる世界最大のバーチャルイベントで、ブース出店の最多数ギネス世界記録にも認定されています。
BEAMSは、スタッフのアバターでバーチャル接客を展開して、メタバース内での買い物の楽しさを演出し、好評を得ました。
ポート株式会社:「就活メタバース」のサービスを開始
ポート株式会社(PORT INC.) (theport.jp)
就活関連のマッチングDX事業などを展開するポートは、2021年12月から「就活メタバース」のサービスを開始しました。
コロナ禍により普及したオンライン面接では、対面に比べて人柄などが伝わりにくいという課題がありました。その課題を解決するために開発されたのが、「就活メタバース」です。
「就活メタバース」内で、ユーザーはアバターを操作し、リアルな就職相談をすることができます。ポートは今後、メタバースで面接プラットフォームの開発等についても積極的に検討しているとのことです。
エン・ジャパン株式会社:仮想オフィス「oVice」の導入
仮想オフィス「oVice」は、テレワークの導入により生じているコミュニケーション不足という課題を仮想空間で解決するものとして人気を集めているサービスです。
求人情報メディアなどを運営するエン・ジャパンは2020年8月頃に社内のある部署が試行的にoViceを導入しました。コロナ禍で全社一斉にテレワークを開始したところ、社員同士のコミュニケーションがなくなり「孤独を感じる」という声が挙がったからです。
導入した結果、同僚と一緒に働いている感覚が得られるといった評価が社内に広がり、同11月に全社導入に至りました。今では、全社員の過半数にあたる1,000人ほどが毎日アクセスしており、社員にとって同僚と共に働く場として定着しているそうです。
ちなみに日本企業でメタバースに参入している会社は・・・
ソニー株式会社:「ゲーム」「スポーツ」「PlayStation VR2」など多種多様
2022年5月18日、”2022年度経営方針説明会”を開催して、「メタバース」「モビリティ」を中心とした【感動空間】での新エンタテインメント創出を目指すと発表した。
ソニーの多様な事業の核となる”ゲーム技術”を組み合わせて、
【時間と空間をつなぐライブ】に力を入れていくとのこと。
このライブこそが、【エンタテインメントの本質だ。】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1410115.html
ソニーの本気は、マジだった。
・米国ゲーム会社「Bungie(バンジー)」の買収。(36億ドル。約4100億円)
※ライブサービス活用し、新しいサービス創出を目指すため
・マンチェスターシティとの協業での「スタジアムのバーチャル化」:
・PlayStation VR2の開発。(プレーヤーの視野を体験できるようになる)
など・・・
キャノン株式会社:「ALMOS」のサービス開始
デジタルカメラで撮影した人物を3次元で仮想空間に再現できるアプリの開発を発表。
このアプリは「Microsoftとの協力」で製品開発を進めており、
【AMLOS】というサービス名です。
カメラ1台を会議室に置くだけで、同じ会議室にいるかのような臨場感の高いオンライン会議を実現できる”コラボレーションミーティングソリューション”
もちろん、静止画としても使用可能となっています。
パナソニック株式会社:「MeganeX(メガーヌエックス)
」「Pebble Feel(ペブルフィール)
」「mutalk(ミュートーク)
」の販売開始
メタバース向けのVR機器を販売すると発表
MeganeX(メガーヌエックス)
Pebble Feel(ペブルフィール)
専用シャツと組み合わせることで人体との接触部分(首元)を瞬時に冷却・加熱することができます。専用のSteamVR用アドオンを利用することで、VRChatのようなメタバース空間において、寒さ・暑さを体験することが可能となります。
mutalk(ミュートーク)
「mutalk」は、自分の声を周りに聞こえにくくする、音漏れ防止機能付きのBluetoothマイクです。ヒートアップするとついつい大声になってしまい、騒音クレームが起きることもしばしばなので、これがあれば集中してオンラインゲーム、メタバースに集中できます
KDDI株式会社:メタバース用のプラットフォーム「VIRTUAL CITY」
メタバース用のプラットフォーム「VIRTUAL CITY」
バーチャル空間と現実空間を連動させるプラットフォームとなり、実店舗を連動してバーチャルにショップを開設。
メタバースにある店舗に行くだけで、自宅に商品が届くショッピングができるという便利さがあります。
以上となります。
メタバースは様々な用途によって使い勝手が良く
無限に広がる可能性を秘めています。
なので、注目もされているんでしょうね!
今後のメタバース関連に注目していきたいと思います!
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