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「妖怪」という羨望の眼差しを集める存在について

突然だが、プロ奢ラレヤーのオンラインサロンにて、「妖怪とは」という議論がアツい。
定義は以下のように、行動動機の違いである。

【動物】・・・マウント、生存生殖、稼ぐなど
【人間】・・・文化、学術、芸術
【妖怪】・・・謎
※皆すべての動機を含んでおり、それぞれバランス配分が違うだけ。

「何故この人は寝食を削ってでものめり込むのか?」と思ってしまうような人達が妖怪的だろうか。

そしてそんな人ほど、社会的に認めらやすいのでは?という仮説を立てた。

今回、「妖怪」に関する過去の経験や人物などをメモメモ。


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【例1】過去作った制作物について
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①学生時代に作ったゲームMAD動画が一晩で7万回再生。良く分からないネットニュースに取り上げられた。
②転職機関中に再就職せず謎テンションで動画作成。Youtubeにて7年で43万回再生。

これら動機は
①個人的に面白いと思ったゲームを面白く編集しただけ
②自分が見たい動画を作った
というもの。

ウケのいいモノって案外こんなもんだと思う。
このような自己表現、自己探求は、むしろ人間的動機を極めた、僧侶かも。


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【例2】妖怪役者の話
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別件で、一緒に仕事をした人の話。
テレビ局(地方局)の下請け勤務時、その地方にまつわる史実ドラマのWEBサイトを作成した。

ある役者は、自分が演じる歴史人物に相当ほれ込んでおり、プライベートで墓や史跡参りする位だった。
キー局はオフィシャルサイトを立ち上げる中、地方局も何とか盛り上げたい。
そこで、この役者と歴史人物を大いにピックアップしようという話になったのだ。

色々あって、オフィシャルには存在しない独占インタビューが実現。特番まで組んだため、地方局にしてはかなり数字が取れてしまった。


これらの教訓はズバリ

「黙っててもこだわり続ける妖怪は、周りが正しく評価しよう!」

というものだ。
天才を殺す凡人」という言葉もあるように、理解されにくい人をそのまま埋もれさせるのは勿体ない!!


妖怪なり天才は、1日の時間配分に大きく偏りがある。
決まった時間に仕事せざるをえない社会人にとって、彼ら妖怪は「もしかしたら自分もこう成れたかも」と思わせたり、「自分が描いたイメージをピッタリ具現化してくれた」と思わせる存在かもしれない。

社会人が様々な理由で諦めた道を、妖怪たちは突き進んでいく。その姿に憧れの感情を抱くのではないか。(本題回収)


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【例3】妖怪映画監督

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ちなみにこんな人もいる。
実写版『キャシャーン』監督の紀里谷和明氏、現在アメリカで自給自足中の(正真正銘)妖怪。
氏曰く「自分の頭の中を表現する」ことを映像作品のモチベートとしている。

結局キャシャーンやゴエモンなど、国内では高く評価されず、アメリカに渡ってしまう。業界内の嫌な物も見てきたのだろうか。

こんな例もあるので、妖怪を生かすも殺すも社会や環境次第なんだろう。


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【例4】マルチ団体における妖怪
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上記にも書いたが、ニートっぽい事をしていたところ貯金が危なくなり、「金が無いと死ぬ」と思った。
そこで、よりによってマルチ商法に手を出してしまった。

マルチ集団は想像通り、動物的な動機、行動、目標を是としている
(「稼ごう!時間的自由を手に入れよう!」とかそればっか)。

そんな中で、際立って結果を出している人は大体妖怪的だった。
過去記事のSMさんである。どちらも同じネットワークビジネスで大成している。

Sさんの特徴は以下。
・中学卒業から稼ぐ事に注力し続けてきた
・マルチ商法で大成してからは、資産家にクラスチェンジ(経歴ロンダリング)
・私生活では結婚しないことを公言
・自分のチームメンバーに手を出す(喜び組も結成)
・盾付いた人間は排除

動物的動機が異常に強いものの、良心をどこかに置き去りにした様は、まさに妖怪!もののけ!魑魅魍魎!

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一方Mさんはこんな感じ
・社会人時代は海外富裕層向けのハイヤー
・打ち込んできた球技を未だに続けている(現在50歳以上)
・体脂肪率8%(現在50歳以上)
・健康への知識が元々高く「この会社の製品マジおすすめ」という方法で大きな収入を得ていった

プロ奢サロンでは、ヒューマンとして強い弱いを定義することもあるが、まさに強い妖怪!


おわり

妖怪は気が付いたら成っているパターンだろうし、別に成る必要もないのであしからず。


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