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日記 令和5年5月18日木曜日(旧暦弥生廿九日) 宮の台田植え 初デマンド 強風 保護猫

6時起床。昨日夜更かしし過ぎて5時頃目が覚めて起きるのがつらい、と思ったけど、6時にはすんなり起きれた。
夫は今日は6時30分から田植えなので、身支度して車で出ようとしていた。
行ってらっしゃいと見送りに出たら、置き手紙書いといた、と。
何かの決闘書のよう。上手。
洗濯物干したり朝ご飯の用意をしたりして、8時に家を出る。
空はどんより雨が降りそう。肌寒い。
今日は宮の台という、俵山のひらけた高台の田の田植え。
田植えの仕事の請負、といったところかな。
着いたら夫は広い田一枚の田植えを終えようとしていた。
そこを終わらせて、持ってきたあんバター食パンとゆずきちパウンドケーキ、カフェラテで朝食。
パンは昨日焼いたばかりなので、トーストしなくてもいい感じ。
雨が降りそうなので、田植えの続きをすぐに始める。
今日は5枚植える予定。
10時過ぎに夫が行くはずだったデマンドのドライバーの仕事を、わたしが代わりに行くことになってる。
今年の2月に、一応デマンドドライバーの講習を受けて資格は持っているけれど、やるのは今日が初めて。
早めに里山ステーションに行き、書類の書き方などを教わる。
初デマンドはとても近距離。サッと終わって一安心。
ついでに予約していた里山弁当(おかずのみ)を受け取って、田植えの続き。
雨が降り出しそうで、家に帰らずにここでお昼ご飯を食べようということになり、家にご飯などを取りに帰る。
おにぎりを握って、鶏皮スッスーや煮物などを持って出る。
切り良いタイミングでお昼休憩。
雨が降り出したので車の中でお昼ご飯。
ご飯を食べたら眠くなってきた。30分ほどシートを倒してお昼寝。
夫は先に田植え機に乗って植えてる。
引き続き田植えの手伝い。
宮の台は、四方がひらけていてぐるっと山が見回せるところ。
天気は今ひとつだけど、緑いっぱいの山々を見ながらの田植えの手伝いは気持ちいい。
終わったのは16時頃。
明日また田植え機は使うので、近くの置き場所に戻して帰宅。
お疲れ様でした。
雨に濡れながらの作業で、夫はかなり冷えたよう。
寝室のこたつで、コーヒーやお菓子をつまみながら休憩。
わたしはまた眠くなって寝る。
夫は18時から、猟友会の総会に出るため市内に下りる。
30分くらい眠って、薪風呂の用意。
明日は月一の燃えないゴミの日なので、ゴミステーションまで車で持って行く。
ゴミ捨てに車、街の中では考えられなかったなあ。
それにしても風が強い、というか暴風雨。
置いてきた苗箱が飛ばされてないか不安になる。
夕ご飯の用意をして、先にお風呂に入ろうとしていたら夫が帰宅。
割と早かった。
苗箱のことを話すと、念のために見に行ってくると。
わたしが飛ばされないように置いた石がちっちゃ過ぎて、苗箱飛ばされていたそう。
石、すごく探したけれど全然なくて・・。皆さんキレイにここの土地を整備されてるんだな。
お風呂に入って、夕ご飯を食べようとしたら、島根に住んでる義弟よりLINE。
電話をかける。(食事をとりながら。鹿ミートボール丼、家の玉ねぎのオムレツ、早生玉ねぎのスープ、チシャのサラダ。この間のランチの残り)
なんでも会社に子猫が三匹現れたそうで、最近1歳になる男の子の保護猫を引き取った義弟に、常務?かなにか、それを知った上の方から、どうしたもんかと相談されたりしたらしい。
警察やら保健所やら、保護活動をされてる方に連絡したり、いろいろあったそう。
猫は猫を呼ぶけれど、飼い始めたばかりの義弟にも早速。
猫の保護などについては街の中で暮らしていたときと、動物の命を奪うことが身近になった今とでは、わたしの中でかなり認識が変わった。


ありし日のオンちゃん

昨年の8月に、俵山小学校の校庭の鹿よけの網に、生後2ヶ月くらいの男の子の子猫が引っかかっていた。
前足がぐるぐる巻きに絡んでいて、手が3倍くらいに腫れて。
とても大きな声で鳴いていたそうで、道路を挟んだ向かいの里山ステーションまで聞こえてきたそう。
夫が救出して、家に連れて帰ってきた。
うちには先住猫が二匹いるので、とりあえず土間にケージを組み立てて、動物病院に連れていき、貰い手を探す前にもう愛着が湧いてきて飼うことにした。
夫は、網に絡んでいたのが鹿だったら自分は殺してる、猫だと助けてる。何が違うんだろう・・と話していた。
確かにその通りで、助ける命、殺す命、どちらも同じ命。
まだまだ答えの出ないことの一つ。
その子猫には「オン」と名付けて可愛がっていたけれども、今年の1月20日頃、その前に前足に怪我をして帰ってきて、病院でエリザベスカラーを付けてもらい様子を見ている時に、外出から戻らなくなった。
探したけれど見つからず、でもその時期わたしが精神的に落ち込んでいて、布団からなかかな出られないこともあり、半分は諦めの気持ちで過ごしていた。
なので探し方も中途半端で、もっとちゃんと探せばよかったとしばらくは後悔してた。
オンは結局、2月1日に近所の畑の脇で死んでいるのを、通りがかりのヒロナガさんが見つけてくれた。
夫がちょうどそこを通りがかり、オンを連れて帰ってくれた。
夫は、オンがいたよ・・と泣いていた。
わたしはその時涙は出ずに、でもこうして姿は変わったけれども、帰ってきてくれてよかったなと思った。
二人で田んぼの脇に埋葬した。
短い猫生。幸せだったかな?
甘えん坊で食いしん坊で、可愛い子だった。
義弟は、一緒に暮らし始めた保護猫そらちゃんと、毎日楽しく過ごしてるそう。
なによりだけど、人間の家族も出来たらいいね、と夫と話す。
22時過ぎに寝室へ。
外の風の音が怖いくらい。
我が家の猫ハルとりんも、いつもと違う位置で丸くなってる。
いつの間にか、猫が生活の中でとても身近な存在になった。
不思議。

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