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青い写真

初めてホワイトバランスを弄くって青い写真が撮れた時、「これだ!!」って思った。
正直今より写真も下手だし、青も綺麗じゃなかった。
たぶん、10年位前の話。
そこから少しずつ青い写真を撮ることが多くなって、今ではカメラ係の作品だとほぼ青で撮ってる。
もともと人と一緒が嫌いなあまのじゃくな性格で唯一無二になりたかった。
そんなに有名でも人気があるわけではないけど、「青い写真の人」という認識をしてくれている人もたくさんいる。
本当にありがたい。

なぜ『青』なのか…。
それは自分の写真の中で表現したいリズム感と温度が一番しっくりするのが青だから。
もちろんいろんな色を試したけど、夢や空想そして記憶とメインテーマが変わりながら青の質も変わっていった。
ゆっくりとした少し冷たい…現実ではないけどより現実に近い頭のなかの存在を写し出したかった自分のイメージには青が必要だった。
光を飛ばして青と白。
影を生かした青と黒。
青がカメラ係の1番重要で、曲がることのないこだわり。
誰でも青く出来る設定で、同じように撮れるように思えるけど、なかなか難しいのも強み。
唯一無二を目指してこれからも青い写真を撮り続けるんだと思う。

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