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「開放」とは何か?

時は流れる

 さてさて、なんだかんだと小忙しくしていましたら、梅雨も開けてセミがミンミンでソーメンをツルツルの毎日になっていました。お暑うございます。この「カメラがバンバン上手くなる方法」を「書こう書こう」と思っていたのですが、時は流れて幾星霜。あらあら、やだもう7月も終わりなのですね・・・。

いったい僕は何を書いていたのだろう?

 えーと・・・ん〜? ・・・前回まで僕は何を書いていたんだっけなぁ・・・。今月の7月の初めに書いたっきりですね、このnote・・・えー・・・あ、「カルピスを飲んだコップを洗わないで、次に水を入れて飲むとまずい」って話だったかなぁ? ・・・いやいや、違う違う。そんな話は書いていない。だってこれは撮影がうまくなるためのnoteなのだから・・・あ、そうだ! いただいたコメントからカメラ用語の勉強をしていたんだ!! ・・・ということでございまして、その続きでございます・・・。

「開放」とは何か?

 ということで、今回は「開放」を勉強します。カメラ用語でいうところの「開放」とは何か? ・・・これはこのnoteの前の前の方で、どこかに、ちらっと書きましたが・・・久しぶりに書くので復習をしましょうかね・・・えーと、ですね・・・・あのー、僕は一眼レフのカメラを持ってはいたのですが、今までずっと「インテリジェントオート」というモードでしか撮っていなかったのでした。・・・ちなみに「インテリジェントオート」って名前、いいですよね! 「俺はインテリジェントオートで撮影してるんだぜぇ!」って言うと、なんだか、「インテリ」な感じがしますよね・・・けれど、その実、「インテリ」なのはカメラなのであって、撮影している僕はシャッターを押してるだけの、ただの阿呆なのでした・・・とほほ。つまり、その、「インテリジェントオート」とは何かと言いますと、簡単にいうと「全自動」ですね。カメラ任せの全自動。カメラが全部やってくれる。ピントやら、なんやらかんやら・・・が、あるとき、僕は「もっと撮影がうまくなりたい!」と一念発起したのであります。そうして、スタジオバンバンさんの門を叩き、西田先生のカメラレッスンを受けるようになったのでございます。そうしましたら、西田先生曰く「Avモードで撮りなさい!」とおっしゃられたでございました。・・・はてさて「Av」とは何なのか? そのときの僕は知らない、わからない・・・。

「Av」とは何か?

 さてさて「Av」とは何か? 何の略かと言いますと「アダルト・ビデオ」ではなく、「アイスはビエネッタ」の略でも「あんこうブツ切り鍋」の略でもなく、「Aperture value」の略らしいです。「アパーチャー バリュー」と発音。で、その「アパーチャー」とは何かといえば、あんまりにも、うれしいときに発する意味のない奇声「アパーチャー!」ではなくて、画像を扱う光学機器・・・例えば撮影用のカメラとか、映写機とか、プロジェクターなどなど。それらにおきまして、画面の大きさを制限する「枠の開口」のことらしいです。それをカメラでは「絞り」という・・・らしいです。なるほど・・・なので「Avモード」は日本語で言うと「絞りに重きをおくべし方式」なのでありました。

「絞り」の「F値」が「開放」で

 では、じゃあ、その「絞り」って何なのさ、何を絞るのさ? っていうのを疑問に思って調べましたら「絞るのは光」なのでありました。そこには「F値」というのが関係してきまして・・・で、その「F値」って何よ? って。これもまた調べてみましたら「F値」は「藤子・F・不二雄の価値」ではなくて「Focal」のことなのでありました。「Focal」とは「焦点」のことであります。「F値」を高くすればするほどに、光は絞られピントは合う。逆に「F値」が低くすればするほどに、光を絞らないでピントがボケる。その「F値」を低くして低くして、一番に絞らない状態のことを「開放」と言う・・・らしいのでありました。

「開放絞り」とは何か?

 で、さらにさらに、調べてみますと正確には「開放絞り」というらしいのでございます。以下引用させていただきます・・・。

レンズには何枚かの金属板(絞り羽根)が内側が円になるように組み込まれている。この絞り羽根を開いたり閉じたりすることで円の大きさを変え、レンズに入る光の量をコントロールしている。「開放絞り」とは、この絞り羽根をいちばん開いた状態のことである。

 なるほど。「絞り」なのに「絞ってない状態」が「開放絞り」。例えるならば「おしぼり」なのに「しぼってない状態」の水を吸ってべっちゃべちゃでだらだらのおしぼりが「開放おしぼり」・・・この例え、違うような気もしますが・・・で、えーと、さらに引用の続き・・・。

「開放絞り」の状態だとレンズに最も光が入る状態なのでシャッタースピードが速くなり手ブレを防ぐことが可能。また、ピントを合わせた被写体の前後に大きなアウトフォーカスの部分ができるので、ボケ味を活かして背景から被写体を浮かび上がらせることも可能です。

 ・・・うれしい。・・・唐突に何が「うれしい」かといいますと、引用している文章の意味が、僕にもわかるようになりました! 今まで、ぜんぜんわからなかったのに! だいぶカメラ用語を理解してきました! アパーチャー!!

五十を過ぎてもなんとかなる

 このnoteを「ふざけた文章のnoteだなぁ!」とお怒りの読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、こんなくだらない文章のnoteでも、我慢して最初っから読んでみてござーさい。お読みいただければ、とりあえず「開放とは何か?」はわかります。僕も3ヶ月前まで「開放」なんて言葉を知らなかったんですから。「開放」っていうと「学校のプールの開放かな?」って思ってたんですから。夏休みだし。・・・いやいや、しかし、なんですね、五十歳を過ぎても、勉強すればまだまだ、成長できますね。「火の玉を食う」でお馴染みの孔子さんもおっしゃっていますが子曰く「勇を好みて学を好まざれば其の蔽や乱」。僕なりに訳せば「勇気があっても学がなければ、それはただの乱暴者」。これを踏まえますと今までの僕は「一眼レフ好みて学を好まざれば其の蔽やインテリジェントオート」だったわけでありました・・・。てなわけで、以上が、「開放とは何か?」 でございましたー・・・で、この「絞り」に関しては、一回、自分で撮影して、その撮影したものを、このnoteに載せつつ学びたいと思っているのですが・・・今回はここまで! ちょうど時間となりました〜♪ ってことでございまして、次回を刮目相待!!

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