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こだわりの日々の到来を振り返る

時空を旅するラクダ🐪です。
前回は大きくなった長男くんの状態と合わせて、
小さい頃のこだわりの話を少しだけしました。

今日ではすっかり折り合いがついている、
この『こだわり』ですが、
当然のこと最初から折り合ったわけではありません。

思い出すと涙が出るほど大変でした( ;∀;)


だって、
一度この通りじゃないといけないってループ入ると、
延々と続くんですもの。

ラクダ🐪家では、
引越しを機に突然始まったこだわり。

なんの予兆もなく、
強烈なこだわりワールドに巻き込まれたラクダ🐪。

当然、混乱しました。

なんで、この通りじゃなきゃいけないんだろう…。
この子がどうしようがまだいいけど、
なんで私の動きまでカッチカチに決められてんの⁈
この通りにしなきゃ、ただでさえ凄まじい癇癪が、
より強烈になるし…。

遊びは『THE☆ワンパターン』でした。

遊びって言っても、
目に付いた蓋を片っ端からカチャカチャするとかです。
一回ハマると3ヶ月続く( ̄O ̄;)

そればっかり。
ひたすらカチャカチャ…。

好きな遊びにどハマりする子は、
世の中いるでしょう。
しかし長男くんには、
まるでこちらの声が聞こえていないかのようでした。

よそのお子さんは様々な物に興味を示しては、
お母さんに報告するんです。
おもちゃを見せられれば喜んで応じます。

それにこの頃には、
周りの子どもたちはおしゃべりを始めてました。
でも長男君は意味のあることばを、
ほとんど喋らなかった。

ワンパターンな遊びに夢中で、
🐪の声が届かない長男君。

今振り返ると、
それなりには応じようとしていたのかもしれません。
けど、当時の🐪には分かりませんでした。

だってね、
目と目を交わして一緒の方向を見るようなアレ。
アレがなかったんですよ。

寂しいよ〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
だって一生懸命頑張ってるのに、
私のこと見てくれないんだよ⁇

一晩10回以上に及ぶ夜泣きに付き合ってたの、
私だよ⁇

「ねえねえ長男くん!ウサギのお人形さん💕
今日もカワイイねぇ」
お人形を片手に🐪は一生懸命声をかけますが、
先述の通りこちらの声はロクに届きません。
まさに暖簾に腕押しです。

無理にこちらに目を向けようとすると、
驚いて泣いてしまいます。

しかし抱っこ虫の彼は私の腕から降りてはくれず、
放っておくこともできないままに、
私は彼が指し示すままに、
家中の蓋を順繰りに開けては閉めて回っていました。

ラクダ🐪にとっても大混乱だったこの時期。

長男君も大混乱だったのかもしれません。


見慣れたおうちを離れて、
新しいお家へ行くことになった長男君。

新しいおうちでやっと見つけた楽しいもの、
ホッとできるものが、
蓋だったのかもしれません。

大混乱の中で、
蓋を挟んで何とか時間を共有していたラクダ🐪親子。

コレは1歳半検診が少し過ぎた頃のお話です。

何かが変だ。。。
生後すぐから何となく感じていた違和感は、
この頃には半ば確信にかわっていました。

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