CAMEL株式会社 ベトナム人材に特化した高度人材・特定技能・技能実習生の日本語会話力アップおよび定着率アップを手掛ける外国人雇用コンサルタントの仕事とは?

まず、雇用主に正しい認識を持ってもらうことから始まります。
まず会話力について、「勉強」と「会話」はそもそも違う能力だということ。そもそも違うのでそれぞれ鍛え方が異なります。
多くの日本人は母国語以外の言語を習得した経験や海外での就労経験がありません。また日本の「読み書き」を主体とした英語教育に慣れ親しんでいるために「話す聞く」能力を鍛えるために必要な要素を知識として知らないケースが多いです。知らないがために、いつまでも間違った認識で教育を進めてしまうケースが多く見受けられます。
例えば、よくあるケースとしては、日本語能力を測る試験として日本語能力検定試験という物差しがあります。よくN1とかN2とかN3というものです。この試験に合格することを外国人はまず目指します。これは当り前の行動なのですが、みなさんよく考えてみてください。日本人でいう英検⚪︎級とかTOEIC⚪︎点とったからといって、みなさん英語を聞きとれますか?話せますか?話せないですよね?
この試験という物差しは、言語が話せるかどうかの物差しではないのです。ただ、日本人は古くから話せない教育を当たり前のように提供されていたので、提供する側になっても、外国人に自分たちが経験したことしか経験させることが出来なくなってしまっているのです。これは私は「日本人の弱点」と呼んでいます。この認識が間違ったままになると、雇用した外国人への日本語教育が何の疑いもなく進んでしまいます。
ここで、よく考えてください。
雇用した外国人材に求めるものは何なのかを。試験に受かる能力でしょうか?それともコミュニケーションができる能力でしょうか?
答えは明白だと思います。
まず、このような間違った理解・認識を正しい理解・認識になっていただくことがスタートとなります。


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